たまに、水の中で、乱反射している光を見ながら、くぐもった音を聴いているような、そんな感覚に苛まれることがある。どこに太陽があるのか、あるいは何が正しいのか、まったく分からなくなって、光も音も何も信じられなくなるような感覚。それは、お祭り騒ぎの大喧騒の中、堪らないほどに孤独を感じている時とも似ているかもしれない。欅坂46の新曲「アンビバレント」を聴いて、そのイントロで、それと まったく同じ感覚を味わった。音と光が蜃気楼のように歪み混濁した感覚世界の中で、一人の少女が、ぶらぶら と歩いている、不穏な美しさ。でも、その直後、その感覚世界と現実世界が見事にぶつかって弾け散った。
二律背反の全否定、あっちの真実にも、こっちの真実にも首振って、じゃあ お前は真実の中で生きていないのか?って、自分を罵倒しながら、せせら笑っている。自分以外の人類が絶滅しない限り孤独なんて有り得ない、真実の愛がきっとある、だから救われる、なんて綺麗事、抑圧された夏の空論の下で無理なんかしたくない!虚しいくらいに空っぽな夏の空いっぱいに、アンビバレントな白と黒の花が咲く、そして また、一時の夏を経て、感情は水の中に戻ってゆくんだろうなあ。最後はちょっと切なくてジーンときたけど、でもホントめちゃくちゃカッコいいシックでゴージャスな花火みたいな楽曲で、心底テンションが上がった😂‼️✨ ただただ本当にカッコいい‼️「アンビバレント」最高‼️これは深夜0時に解禁しちゃダメなやつです(笑)テンション上がっちゃって まったく眠れる気がしません 😭😆✨
https://youtu.be/aeM6VF2XOn0
七色息子、映画、小説、音楽、演劇、漫画、アイドル
トーク情報- 七色息子
七色息子 見城さん、ありがとうございます。余計なお世話だなんてとんでもございません。おっしゃる通りです。今の自分は綺麗事の中だけでしか生きていません。現実を生きなければと、ずっとずっとモヤモヤモヤモヤしながら未だ夢の中で生きています。
昨夜、感想を書きながら、朝、自分の感想を読み直しながら、その自分の情けなさに途轍もなく惨めな気持ちになりました。それが事実です。
「夢から醒めて見る夢こそが人間を成長させる。」
夢の中で、妄想と自慰行為の傍ら、一時の安易な自己嫌悪の後に、変わりたい、変わりたい、成長したい、成長したい、と口先だけで言い続けている私にとっては、途方もなく遠く感じてしまう言葉です。
「歪んだ像を結ぶ鏡を自らの手でぶち壊す勇気を持って欲しい。」
その勇気、その覚悟が、今の私にはありません。でも、今のままそれで良しとは微塵も思っておりません。
虹を消します。夢を消します。自分の吐いた血へドの中から言葉を絞り出します。
本当に私はダメダメですね。見城さんの言葉が、嬉しくて嬉しくて、また夢を見てしまっています。
それではいけません。精進致します。
歪んだ像を結ぶ鏡を自らの手でぶち壊します。
見城さん、こんな何処の馬の骨とも分からない私に言葉を掛けて下さり、本当に有難うございます。 七色息子 見城徹見城徹 吉本隆明著 1952~53
「分裂病者」
不安な季節が秋になる
そうしてきみのもうひとりのきみはけっしてかえってこない
きみははやく錯覚からさめよ
きみはまだきみが女の愛をうしなったのだとおもっている
おう きみの喪失の感覚は
全世界的なものだ
きみはそのちいさな肺でひとりの女をではなく
ほんとうは屈辱にしずんだ風景を抱くことができるか
きみは火山のように噴きだす全世界の革命と
それをとりまくおもたい気圧や温度を
ひとつの加担のうちにとらえることができるか
きみのもうひとりのきみはけっしてかえってこない
かれはきみからもち逃げした
日づけのついた擬牧歌のノートと
女たちの愛ややさしさを
睡ることの安息と
秩序や神にたいする是認のこころと
狡猾なからくりのおもしろさと
ひものついた安楽と
ほとんど過去の記憶のぜんぶを
なじめなくなったきみの風景が秋になる
きみはアジアのはてのわいせつな都会で
ほとんどあらゆる屈辱の花が女たちの欲望のあいだからひらいた
街路をあゆむのを幻影のようにみている
きみは妄想と孤独とが被害となっておとずれるのをしっている
きみの葬列がまえとうしろからやってくるのを感ずる
きみは廃人の眼で
どんな憎悪のメトロポオルをも散策する
きみはちいさな恢復とちいさな信頼をひつようとしていると
医師どもが告げるとしても
信じなくていい
きみの喪失の感覚は
全世界的なものだ
にんげんのおおきな雪崩にのってやがて冬がくる
きみの救済と治療とはそれをささえることにかかっている
きみのもうひとりのきみはけっしてかえってこない
きみはかれが衝げき器のヴォルテイジによってかえると信ずるか
おう それを信じまい
きみの落下ときみの内閉とは全世界的なものだ
不安な秋を不安な小鳥たちがわたる
小鳥たちの無言はきみの無言をうつしている
小鳥たちが悽惨な空にちらばるとき
きみの精神も悽惨な未来へちらばる
あわれな不安な季節め
きみが患者としてあゆむ地球は
アジアのはてに牢獄と風てん病院をこしらえている七色息子 七色息子七色息子 見城さん、ありがとうございます。余計なお世話だなんてとんでもございません。おっしゃる通りです。今の自分は綺麗事の中だけでしか生きていません。現実を生きなければと、ずっとずっとモヤモヤモヤモヤしながら未だ夢の中で生きています。
昨夜、感想を書きながら、朝、自分の感想を読み直しながら、その自分の情けなさに途轍もなく惨めな気持ちになりました。それが事実です。
「夢から醒めて見る夢こそが人間を成長させる。」
夢の中で、妄想と自慰行為の傍ら、一時の安易な自己嫌悪の後に、変わりたい、変わりたい、成長したい、成長したい、と口先だけで言い続けている私にとっては、途方もなく遠く感じてしまう言葉です。
「歪んだ像を結ぶ鏡を自らの手でぶち壊す勇気を持って欲しい。」
その勇気、その覚悟が、今の私にはありません。でも、今のままそれで良しとは微塵も思っておりません。
虹を消します。夢を消します。自分の吐いた血へドの中から言葉を絞り出します。
本当に私はダメダメですね。見城さんの言葉が、嬉しくて嬉しくて、また夢を見てしまっています。
それではいけません。精進致します。
歪んだ像を結ぶ鏡を自らの手でぶち壊します。
見城さん、こんな何処の馬の骨とも分からない私に言葉を掛けて下さり、本当に有難うございます。- 七色息子
七色息子 見城さん。有難うございます。
見城さんのメッセージに対して「はい。分かりました。頑張ります。」と二つ返事で御返答させていただくのだけは憚られます。だからと言って、今の自分の言葉で熟考してみたところで、今の自分が絞り出す言葉は、どれも見当違いになってしまいます。それがとても歯痒いです。悔しいです。惨め以外の何ものでもございません。その申し訳なさに、今は嗚咽しか出ません。嫌なことばかりです。自分勝手で、ズル賢くで、不条理で、本当に嫌なことばかりです。そう思ってしまう自分が何より嫌で嫌で堪りません。そのすべてを受け入れます。そのすべてに晒されます。そのすべてになります。漆黒の父になるための、宿命と戦うための、そこからが始まり。覚悟致します。
…やはり、今の私は、上っ面な言葉しか発することができません。本当に申し訳ございません。見城さんのメッセージに応えることができるほどの 自分の言葉を見つけます。必ず見つけます。
見城さん、本当に有難うございました。