今まで歩んで来た環境の違いによるなぁと言う感想かな 僕は彼女の話していることを否定するつもりなんてサラサラありません きっと彼女が過ごして来たAKB人生の中で経験したことからこう言う考えや思いに至ったんでしょう 例えば、AKB48の劇場公演のパフォーマンスが全て生歌であったのなら、このインタビュー記事もきっとまた違った言葉で埋め尽くされていたのかも知れません 僕は中学からずっと部活で吹奏楽をやって来ました 実力のない学校だったため、中高と結果らしい結果を挙げることは出来ませんでした ただ、吹奏楽は大好きだったので色んな演奏を聴いたりしながら上手く吹けるようになるためにはどうすれば良いのかなどずっと考えていました 吹奏楽には毎年大きなコンクールがあります 梅雨明け辺りから始まり、10月の終わり頃に行われる全国大会までおよそ4ヶ月に渡りいくつかの大会があります 僕のいた兵庫県の東阪神地区（伊丹市、尼崎市、川西市など）であれば 東阪神地区大会→県大会と続き、次の関西大会の上位3校に入った学校だけが全国大会に進むことが出来ます 学校数の少ないエリアでは県大会から始まったりします 何が言いたいかと言うと、先に書いた全国大会までの道のりでさえ大変なのに、その全国大会で毎年のように金賞を獲得している学校の吹奏楽部員はハッキリ言ってバカです もう頭の中24時間ずっとどうしたら上手く吹けるようになれるのか、パートをまとめるにはどうしたら良いか、学校が目指す音楽って何か？とか考えてるんです アイドルさんは歌についてどう考えてるんでしょう？ きっとみんな下手よりかは上手になりたいと思っているでしょう 次はどのように歌う練習をするかになると思います みんなどうしてるんでしょうね よくあるのがボイストレーナーの方に教わる方法があると思いますが、ボイストレーナーの歌うことに対する考え方も色々 なのでどんな歌声を目指そうとしているのかを分かっていることって重要ですよね 随分前に本田美奈子さんが歌う『つばさ』を紹介したことがあります https://youtu.be/kLJByp8SBI8 この途中にある20秒以上に渡るロングトーンは本当に素晴らしいです 彼女はアイドルとしてデビューしました すぐにヒット曲にも恵まれて知名度も高かったけれど、彼女はアイドルと呼ばれるのが嫌だったそうです 彼女は歌手になりたかった アイドルとしての活動から、ミュージカルの活動へと舞台を変えて、上の動画の収録が行われたのは亡くなる2年半前 クラシック音楽を目当てに集まった観客を前でこの歌唱 多分、会場にいた彼女の歌をよく知らない人の中には、聴くまでは「どうせアイドル上がりだろう」などと軽い気持ちでいた方も多かったはず 彼女がプロだなぁと感じたエピソードをひとつ 彼女は歌うステージに立つ日の楽屋ではマスクをし、必要以上の会話はしなかったと言います それは喉を守るため 歌声と喋る声（地声）は発生の仕方が違い、会話をすることは喉を痛めることに繋がるからです AKBに限らず、アイドルさんたちにそんな意識の高い人たちってまぁ中々いないでしょうね 上手に歌うため、良いコンディションで歌うために何をすれば良いのか？何をしてはいけないのか知ることが必要だと思います （続く）