ログイン
詳細
じょんれのん。

1:征夷大将軍 ★:2024/10/05(土) 20:37:47.38 ID:KktsSZb39 産経新聞10/4 12:17 https://www.sankei.com/article/20241004-A5YSMOW6Y5M5JHC5QBO5PWOITE/ 10日に発表予定のノーベル文学賞で、日本人では関西にゆかりがある村上春樹さんの名前が有力候補として挙がっている。2006年に同賞の登竜門とされるチェコの文学賞「フランツ・カフカ賞」を受けて以来、ファンらの狂騒が約20年にわたって続いており、関係者の期待は尽きない。世界的に活躍する作家を知り、文学の楽しさを再認識する機会にもなる年に1度のノーベル文学賞、果たしてその行方は…。 ノーベル賞の候補者や選考過程は50年間非公開となっており、実際に村上さんが最終候補に残っているのか否かは誰にも分からない。ただ、カフカ賞の受賞者が04年と05年にノーベル文学賞を獲得し、村上さんがその翌年にアジア圏で初めてカフカ賞を受賞したことから「ノーベル賞も受賞するのでは」と期待が高まった。その後、19年にもカフカ賞の受賞者が栄冠をつかんでいる。 京都出身で、阪神間で少年時代を過ごした村上さんは、60を超える作品が50以上の言語で翻訳されている世界的な人気作家だ。今月2日に公表された英ブックメーカー(賭け屋)の予想では2位につけ、注目はいまだ衰えていない。 思想家の内田樹さんは「かつて離婚でメンタルが痛んでいるときに作品を読んで、ずいぶんと救われた」と振り返る。小説の背景は世俗的だが、人知を超えた「この世ならざるもの」との交渉が共通して描かれており、「自分がジタバタしている世界はちっぽけで、もっと深く奥行きのある世界があるのだと感じ、救われる思いがする」。国や地域、言語、宗教を超えて受け入れられる村上作品には「人間の根源に関わる原型的な物語が存在する」と評価する。 潮流は女性やマイノリティー では、村上さんは受賞するのだろうか。文芸評論家の川村湊さんは近年のノーベル文学賞の選考について、「ポピュラー性よりも純文学的な格調高さが重視され、女性やマイノリティーの作家の知られざる文学を発掘し、光を当てる傾向がある」と分析する。 実際、ここ数年では妊娠や中絶といった自伝的作品を手掛けた仏のアニー・エルノーさん(22年)、孤独やトラウマを詩に込めた米のルイーズ・グリュックさん(20年)ら女性が隔年で受賞。また、21年に受賞したのはタンザニア出身で、植民地主義や難民をテーマにした男性作家、アブドゥルラザク・グルナさん(21年)だった。 こうした流れを踏まえ、川村さんは「村上作品を、特に欧州でエンターテインメント作品とみる向きもある」と指摘。「昨今の潮流を客観的にみると、今年も難しいのでは」とした。 日本は当分先? 言語や国(地域)の持ち回りで選出されているとの説もある。この場合、日本の受賞は川端康成さん(1968年)の26年後に大江健三郎さん(94年)、23年を経て日系英国人のカズオ・イシグロさん(2017年)が選ばれており、「日本に回ってくるのは当分先」(川村さん)かもしれない。 一方、ファンとして受賞を待ちわびる内田さんは、ハリウッドの大スターでありながら米映画界最高の栄誉とされるアカデミー賞を受賞していなかったレオナルド・ディカプリオさんが16年、主演男優賞を手にした例を挙げ、「今頃?という突然のタイミングで受賞する気がする。ファンとしては毎回気が抜けない」と期待を込めた。 日本の女性作家にも注目 近年、海外の権威ある文学賞を受賞するなどした日本の女性作家らにも、ノーベル文学賞の期待がかかっている。 日本語とドイツ語で小説を執筆するドイツ在住の多和田葉子さんは、2016年にドイツのクライスト賞を受けたことで脚光を浴びた。ドイツ語で書かれた作品に与えられる賞で、後にノーベル文学賞作家となるヘルタ・ミュラーさんも受賞している。さらに18年には、小説「献灯使」が全米図書賞翻訳文学部門を受賞。柳美里さんも20年に、「JR上野駅公園口」で同賞に選ばれている。 また、19年に同賞の最終候補、20年に英国のブッカー国際賞の最終候補に「密(ひそ)やかな結晶」が残った小川洋子さんや、22年に「ヘヴン」が同賞の最終候補となった川上未映子さんもいる。(横山由紀子)

前へ次へ
Let It bleed
トーク情報
  • じょんれのん。
    じょんれのん。

    1:muffin ★:2024/10/04(金) 16:43:22.10 ID:XzQ2XOvW9
    https://news.yahoo.co.jp/articles/41cecb8cdfe8175fbb51549aa3ab4fcaec511f39
    10/4(金) 6:02

    抜粋
    日本のパンク・ロックがこうなった理由を、世相以外に挙げるとしたら、ひとえにそれはザ・ブルーハーツのせいだった。パンク・ロックが、まるで日本の小劇団か日本の学校の文化祭みたいな「自己参加型」の発表会的なものへと大きく変質していった契機は「インディーズ」ブームからだったのだが、少なくとも途中からは、まぎれもなく「ブルーハーツの成功を模倣しようとした」という内容の、一大ブームへと変質したからだ。もちろん模倣者のうちに成功例はほとんどなかったし、あったとしても、ブルーハーツとは比ぶべくもなかったのだが。

    85年に結成、87年にメジャー・デビューしたブルーハーツは、ヒット・シングルをいくつも出した。この成功の大きさは、90年代以降のアメリカにおけるグリーン・デイやオフスプリングらのブレイクを「先取りした」とすら言えるものだった、かもしれない。80年代の後半当時、ここまで巨大なポピュラリティを獲得し得たパンク・ロック発祥のポップ・ソングは、世界的に見てもきわめて稀な存在だった。

    なにしろブルーハーツの音楽は「標準的な日本のロック・ファン」以外の層にも、きわめて幅広く受けたのだ。「人にやさしく」「TRAIN-TRAIN」「情熱の薔薇」などは、小学生までもが歌詞を誦んじたし、メンバーの似姿は『少年ジャンプ』の人気連載漫画のキャラクターにまでなった。「やさしさパンク」とも呼ばれた。
    (中略)

    ビートパンクとは、もちろん和製英語ですらない、カタカナ語だ(なぜならばBeat Punk と書いてみても、英語としては一切なんの意味も成さないからだ)。この語の出どころというと、「めんたいロック」と総称された、ルースターズ、ザ・モッズ、ザ・ロッカーズ、シーナ&ザ・ロケッツなど福岡をベースとしていた「ビート・バンド」の存在からの転用だと見なされている。

    ブルーハーツの「ヒット曲」に特有のスタイルをある種の「ジャンル」とみなした言葉が「ビートパンク」で、具体的には、以下の要素を兼ね備えた「わかりやすい」ポップ・パンクを指す。(1)ジ・アンダートーンズやバズコックスが得意としたような、キャッチーなポップ・パンク・ソングを、おもにミディアム・テンポで展開した上に、(2)くっきりと聞き取りやすく「まるで童謡のように平易な日本語の歌詞」が乗る――というのが、それだ。

    とくに後者、七五調を基本とする日本語詞の1音節に音符ひとつを当て込む、というスタイルは、70年代初頭、はっぴいえんど時代の松本隆が発明した「黄金律」に立脚している(七と五を、それぞれ「八」になるように長音符や休符などと組み合わせ、8ビートに「合致させる」という手法だ)。

    はっぴいえんどのこの達成は、その後の日本語ロックの基礎となった。RCサクセションの忌野清志郎も、この達成の上に自らの世界を構築した。そして、ちょうどこの忌野のスタイルによってバイパスされたような形で、「黄金律」をパンク・ロック構造のなかへと引き込んだのが、ブルーハーツのソングライターである、甲本ヒロトと真島昌利の2人だった。ここに名を挙げた4者は、いずれ劣らぬ、戦後の日本語ポピュラー・ソング史に巨大な足跡を残した天才たちだった(中略)

    ゆえに誰もかれもが「ブルーハーツみたいになりたくて」真似をした。しかし誰も「真似をしている」とは認識したくなかったせいで捏造されたジャンル名のようなものが、つまりは「ビートパンク」の正体だった。

    続き・全文はソースをご覧ください

  • じょんれのん。
    じょんれのん。

    1:征夷大将軍 ★:2024/10/05(土) 20:37:47.38 ID:KktsSZb39
    産経新聞10/4 12:17
    https://www.sankei.com/article/20241004-A5YSMOW6Y5M5JHC5QBO5PWOITE/

    10日に発表予定のノーベル文学賞で、日本人では関西にゆかりがある村上春樹さんの名前が有力候補として挙がっている。2006年に同賞の登竜門とされるチェコの文学賞「フランツ・カフカ賞」を受けて以来、ファンらの狂騒が約20年にわたって続いており、関係者の期待は尽きない。世界的に活躍する作家を知り、文学の楽しさを再認識する機会にもなる年に1度のノーベル文学賞、果たしてその行方は…。

    ノーベル賞の候補者や選考過程は50年間非公開となっており、実際に村上さんが最終候補に残っているのか否かは誰にも分からない。ただ、カフカ賞の受賞者が04年と05年にノーベル文学賞を獲得し、村上さんがその翌年にアジア圏で初めてカフカ賞を受賞したことから「ノーベル賞も受賞するのでは」と期待が高まった。その後、19年にもカフカ賞の受賞者が栄冠をつかんでいる。

    京都出身で、阪神間で少年時代を過ごした村上さんは、60を超える作品が50以上の言語で翻訳されている世界的な人気作家だ。今月2日に公表された英ブックメーカー(賭け屋)の予想では2位につけ、注目はいまだ衰えていない。

    思想家の内田樹さんは「かつて離婚でメンタルが痛んでいるときに作品を読んで、ずいぶんと救われた」と振り返る。小説の背景は世俗的だが、人知を超えた「この世ならざるもの」との交渉が共通して描かれており、「自分がジタバタしている世界はちっぽけで、もっと深く奥行きのある世界があるのだと感じ、救われる思いがする」。国や地域、言語、宗教を超えて受け入れられる村上作品には「人間の根源に関わる原型的な物語が存在する」と評価する。

    潮流は女性やマイノリティー
    では、村上さんは受賞するのだろうか。文芸評論家の川村湊さんは近年のノーベル文学賞の選考について、「ポピュラー性よりも純文学的な格調高さが重視され、女性やマイノリティーの作家の知られざる文学を発掘し、光を当てる傾向がある」と分析する。

    実際、ここ数年では妊娠や中絶といった自伝的作品を手掛けた仏のアニー・エルノーさん(22年)、孤独やトラウマを詩に込めた米のルイーズ・グリュックさん(20年)ら女性が隔年で受賞。また、21年に受賞したのはタンザニア出身で、植民地主義や難民をテーマにした男性作家、アブドゥルラザク・グルナさん(21年)だった。

    こうした流れを踏まえ、川村さんは「村上作品を、特に欧州でエンターテインメント作品とみる向きもある」と指摘。「昨今の潮流を客観的にみると、今年も難しいのでは」とした。

    日本は当分先?
    言語や国(地域)の持ち回りで選出されているとの説もある。この場合、日本の受賞は川端康成さん(1968年)の26年後に大江健三郎さん(94年)、23年を経て日系英国人のカズオ・イシグロさん(2017年)が選ばれており、「日本に回ってくるのは当分先」(川村さん)かもしれない。

    一方、ファンとして受賞を待ちわびる内田さんは、ハリウッドの大スターでありながら米映画界最高の栄誉とされるアカデミー賞を受賞していなかったレオナルド・ディカプリオさんが16年、主演男優賞を手にした例を挙げ、「今頃?という突然のタイミングで受賞する気がする。ファンとしては毎回気が抜けない」と期待を込めた。

    日本の女性作家にも注目
    近年、海外の権威ある文学賞を受賞するなどした日本の女性作家らにも、ノーベル文学賞の期待がかかっている。

    日本語とドイツ語で小説を執筆するドイツ在住の多和田葉子さんは、2016年にドイツのクライスト賞を受けたことで脚光を浴びた。ドイツ語で書かれた作品に与えられる賞で、後にノーベル文学賞作家となるヘルタ・ミュラーさんも受賞している。さらに18年には、小説「献灯使」が全米図書賞翻訳文学部門を受賞。柳美里さんも20年に、「JR上野駅公園口」で同賞に選ばれている。

    また、19年に同賞の最終候補、20年に英国のブッカー国際賞の最終候補に「密(ひそ)やかな結晶」が残った小川洋子さんや、22年に「ヘヴン」が同賞の最終候補となった川上未映子さんもいる。(横山由紀子)

  • じょんれのん。
    見城徹見城徹

    11月の報知映画賞選考のために2023年12月から2024年11月までに公開された映画を観る。試写会や映画館で観た映画は限られている。後はサンプルDVDで観る。その最中にテレビ朝日の系列局の番組審議委員長がテレビ朝日に集まって全国系列番組審議委員会がある。そこで毎年、司会・進行をする。これが大変な作業になる。
    メジャーリーグはポストシーズンが佳境に入る。これも観たい。仕事上、読まなければならない本が溜まっていく。毎日の会食もある。10月は毎年、地獄の季節だ。

  • じょんれのん。
    じょんれのん。

    最後の一文に対してランボーですね、10月20日はアルチュール・ランボーの誕生日でもありますし、くらい突っ込める新人出て来ないかな?(´・ω・`)(笑)