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トーク情報kuwasan 見城徹見城徹 昨日、遅きに失した感はあるが塚原あゆ子監督
[グランメゾン・パリ]をようやく観た。料理と人生がミシュランの星を巡って壮大なスケールで繊細に熱く描かれる。冒頭から胸を鷲掴みにされ、体ごと持って行かれて、最後は名伏し難い感動に焼き尽くされる。「鳥の俯瞰と虫の触覚」で演出する塚原あゆ子の映像は益々オリジナリティに溢れ、俳優たちと相まって水も漏らさぬ堅牢な世界を創り出している。それを支えるのは黒岩勉の考えに考え抜かれた脚本だ。何という想像力と創造力!こんな完璧なストーリーがあるだろうか?富永愛演じるリンダの料理評のシーンは映画史に深く刻まれていい。鳥肌が立った。主演の木村拓哉と鈴木京香は長い俳優人生で最高の演技をしたと思う。何故か最初から涙が滲み、終わるまでずっと泣いていた。最後は号泣。今朝もまだ、余韻の中にいる。bravo‼️- kuwasan
kuwasan 映画『グランメゾン・パリ』
見城さんに教えて頂き、観て来ました。
映画を観終わって2時間経って感動冷めやらない状況で感想を書いています。
映画の冒頭から、木村拓哉演じる尾花シェフが不可能と思われる壁に挫折、報われない日々を過ごしながら孤独な戦い続ける場面で、もう既に涙腺がジワリと滲んでしまい、そこから一気に感動のラストシーンまで気が付いたら映画の世界に没入していました。
料理について詳しくない私ですが、料理のシーンで映像がとても綺麗で繊細でトコトン拘ってることが分かるほど鬼気迫り、まるでアートを観ているような感覚になりました。
木村拓哉、鈴木京香、沢村一樹は勿論のこと、冨永愛さんのキャスティングも10代の頃から単身パリに乗り込んでアジア人として不可能を可能にしたトップモデルだからこそ、素人の私にも、この映画の舞台であるフランスのリアルを感じさせる感動がありました。
そして、人の根源的な営みに関わる『衣食住』に携わる人間としても、心震えるほどの感動を人と共有できることで幸せになれることを思い出させて頂きました。
尾花シェフの独りよがりな戦いから、仲間の助けや共感を得る場面では、もう鼻を啜る音を出さないように泣くのに困りました。
この映画は、私の少ない仲間にも必ず観るように強く勧めます。
私的には周りを気にせず号泣する為に、DVDかネトフリ辺りでも再度、観たいと強く思いました。
私のダメダメな人生が、物語の感動と共に前に進む気持ちなれる映画や書籍をお勧め頂ける、この755と見城さんに心より感謝申し上げます。本当にありがとうございます。