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さとう。
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さてと、今日も夏の夜空の様に澄みきった皆の心に大輪の花火でも咲かせるとするか。 私は今、仕事の都合で東京から少し離れた場所にいる。時刻は18時半。電車の車窓から空を眺める。この時間の空はとても好きだ。この時間の空は藍色で、1日の終わりを告げるように暗く、曇りのない青色なのだ。穏やかな心になるが、それと同時に切なくもなる。子供の頃、親と遊びに行った帰り。部活や遊びに夢中だった頃も、気づけばこんな藍色に包まれていたっけ。様々な思い出が蘇る。思い出とは風化すればするほど、楽しかった物から、切なく悲しくなっていくのだ。 先程から耳元ではジャズやボサノバ、そういった類の静かな曲達がイヤホンから、鼓膜を優しく刺激している。少しセンチメンタルな気分になりながらも、東京ではなかなか見ることの出来ない景色だな。そんな事を思いながらうつらうつらと頭(こうべ)を垂れる。10分ほど寝てしまっていたようだ。寝過ごしてはいけないと思い、イヤホンを外す。ボサノバのメドレーはとっくに終わっていて、スマホの画面はリピートするかどうかを尋ねてきていた。 車両の端っこから、ふと聞き覚えのあるメロディが耳に飛び込んでくる。小学生くらいの、まんまるな目をした少年が、自分の母に褒めてもらいたくて、必死にそのメロディを繰り返している。あぁ、オレにもこんな時代があったのだろうか。その光景が可愛いくて、少し笑みが零れた。そのメロディをよく聴いてみると、名探偵コナンのメインテーマだった。子供の頃、よくアニメで見てたなぁ。妙にその音色が心地よくて、また少し寝てしまった。5分ほど経ってまた目が覚めた。ふと少年に目をやる。まだ歌っている。名探偵コナンのメインテーマを。 この車両で事件でも起きんの? 当分はこの調子で行きます。このオチが言いたかっただけです。あ、でも内容は事実です。写真も何も撮ってません。自己満足です。... なんか何も無いのもアレなんで3日前ぐらいの夕焼けの写真あげときます。ではまた。 #佐藤流司 #unofficial

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