南部大忠南部大忠2015年02月14日 23:16ある夏の夜あみさんと友達と四人で肝試しに行こうと言う話になりました。しかし友達のともさんはとても霊感があるそうで何度も遊び半分で行くもんじゃないと言っていました。そして例の心霊スポットについたら友達のカズさんが入ろうとしたらともさんが『カズ、それ以上足踏み入れるなよ』するとカズさんは『えっ?じゃあ手だけならいいの?』と言っていました。そのうちカズさんは『なんも見えんから大丈夫やろう。』と言って入って行きました。ともさんも『しょうがねーな。』と言っていたんですがそのともさんの顔から笑顔が消えました。その瞬間『カズ逃げろ!』そうともさんが叫びました。『あみも逃げるぞ!』『じゅんいち早く車出せ。』ともさんはとても焦っていました。走ってる車の中でともさんはずっと念仏を唱えていました。そしたら車を運転してるじゅんいちさんが急に叫びました。するとともさんが後ろを見たあと『うわ、もう追いついてきよった』そう言いました。あみさんとカズさんも後ろを見て分かりました。少し遠くの方に女性が立っていました。その女性は人間とは思えない速さで車に追いついて来ます。するとともさんが『じゅんいち急げ、中に入られたら取り憑かれる』と言いました。その時、ドーン!、、、車が揺れました。何だと思っていると立て続けにドンドンドンドンドンドン!と揺れました。恐怖のあまりともさんは気を失ってしまいました。そしてトンネルをくぐり抜けると、揺れも音も収まりました。良かった~っと思っていると何やら明かりが見えました。ただの自販機だったんですが、少し安心感を感じました。何か飲もうと自販機の前に車を止めたとき、四人は言葉を失いました。窓中に多数の手形があったんです。怖くなりカズさんに飛びつこうとしたらカズさんの両肩に手をのせた女性がこちらを見て静かに笑ったそうです。四人は急いでその場から逃げました。それ以来その場所には近づいていないそうです。 ありがとうございました。