ユキナ)・・・・・・←何も言えずに黙ってしまう ハルノブ)俺とユキナだけのあの頃、マスターは・・・我慢するのが苦手、痛いのも苦手、隠すのは嘘をつくのと同じぐらいに下手だった。そして、言いたい事は必ず言っていた・・・だが、今は・・・逆だ。嘘だけは相変わらず下手だが、その分、隠す事は長けて、何を考えているのか、わからない事が・・・多くなっちまった。だから、俺は ユキナ)兄さん、それ以上・・・その事を考えるのはやめよう？例え、現実から逃げる事だとしても。それに、兄さんのその時の判断は、間違ってないよ。だって・・・マスター、それ以来、一度も言ってないんでしょう？まあ、試験の時はよく「死にたい」って言ってるけど・・・(汗) ハルノブ)！・・・そう、だな・・・ユキナの、言うとおりだな・・・ありがとうな、話を聞いてくれて・・・←苦笑しつつ、ユキナの言う事に同意する ユキナ)ううん。兄さんこそ、最近考え事が多かったから・・・大丈夫？ ハルノブ)！そうだったのか・・・ああ、大丈夫だ。これからは・・・考えないようにするよ。考え出したら、限がなかったしな。さて、茶でも飲むか？ ユキナ)うん、緑茶がいいかな？ ハルノブ)わかった