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Pokemon&NPBloveコハルさん
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負けた時こそ、野球選手として本来の姿が表れる。そんな信念を持ったドラ1左腕のけなげな言動が、ファンの心をつかみ始めている。 DeNAのルーキー・今永昇太投手(22)は、開幕からローテに入り、好投を続けながらも打線の援護に恵まれず、初登板からの3連敗を含め4戦勝ちなし。 それでも言い訳することなく、前を向き続ける。そんな22歳の「負けの哲学」に迫った。 好投はする。でも援護がないから、勝てない。なんとも歯がゆい状況でも今永は、言い訳することがない。 真摯(しんし)に敗戦と向き合い、思いを独特の言い回しで言葉にしてきた。 味方の失策が絡んで負けた試合は「僕が打たれた事実は変わらない。エースを目指すなら、味方のミスもカバーできる存在にならないと」。 好投しながら敗れた試合は「負けた投手の名前は残らない。いい投球だったとしてもプロ野球は昨日得た信頼を今日失う世界なので」。 打線の援護がない試合は「そういう言い訳は防御率0点台の投手だけが言えること」など、プロ1年生とは思えない、信念に貫かれた言葉を数々残している。 その殊勝な言動に敏感に反応したのが、ファンだった。インターネット上では「コメントがルーキーとは思えない。大物感がすごい」 「まるで悟りを開いているかのよう」「常に謙虚だから、他球団のファンでも応援したくなる」などといった声が早速広がり始め、ひそかなブームが起こりつつある。 どちらかと言えば優等生的コメントに終始する選手が多い中で、今永のような「自分の言葉」を持つ若手選手は希少な存在だ。 しかも、普通なら気落ちしてトーンも落ちる敗戦後なら、なおさらだ。言葉の裏には、今永の「負けの哲学」があった。 「自分は負けている時が、その人の本当の姿だと思っている。打ってる、勝ってる時は周りが騒いで浮かれることもある。でも、負けている時の例えばベンチでの姿や試合後の言葉を、みんな見ていると思うんです」 負けている時に何を考えるか。それは、野球を取り組む姿勢にも表れる。「勝った時に悪いところを見つけ、負けた時にいいところを見つけながら成長したい」と言い、登板ごとに課題を見つけ、肥やしにしてきた。 そして、4度目の登板となった22日の巨人戦(東京D)。7回1失点の好投も、打線の援護がなく、初勝利はまたしてもお預けとなった。 4試合で26回1/3を投げ、防御率2・39ながら援護点はわずか1点で、成績は0勝3敗。勝ち数と負け数が逆になっていてもおかしくはないが、試合後、左腕はいつものように反省を口にした。 「全ての試合で要所で粘れない。前回と同じようなミスをして投球のレベルが低い。打線の援護より自分ができることをやらないと」 ただ、やはり勝った試合での喜びに満ちたコメントも、ぜひ聞いてみたいところではある。 実力だけじゃなく、言動も注目されるルーキー。プロ1勝の壁を越えた先に、もっと大きなものをつかむ可能性を秘めている。

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セレナさんのやきうニュース2018
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    西武・榎田大樹(31)が3日の阪神戦で自己最多の5勝目を挙げた。古巣を相手に7回5安打3失点。試合後、「(元気な姿を)阪神ファンの皆さんにも見てもらえたらと思っていた。良かったです」と笑った。

    ――好調の要因は?

    「(味方)打者が打ってくれていますし、去年からフォームを少し変えたこともあると思います。より打者の近くでボールを離すというか、体を開かないように軸足に意識を置いて投げられている。まあ一番は、ボクのことを相手チームが知らないことが大きいんじゃないですか」

     ――阪神時代は日本一熱狂的なファンとマスコミの中でプレーした。

    「それが嫌だというのはなかった。良い意味で阪神ファンの方は一球に対する喜怒哀楽が激しい。移籍後、初勝利したとき、報道陣に『(阪神では)2ボールになるとスタンドがざわつき、3ボール、四球でおいおいと言われる』という話をしたんですけど、各方面からの反響が大きかったです(笑い)。投球の一つ一つをしっかり見てくれている、ということを言いたかったんですけどね」

     ――トレードはプラスになった?

    「仕事をする場所がない限り、こうやって結果が出ることはありません。トレードされて良かったなと思います。古巣を見返したい?そういう気持ちは特にないです。ケンカして出ていったわけではないので。逆に(阪神に対しては)ありがたいと思っています」

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    ◇交流戦 西武8―1DeNA(2018年6月5日 横浜)

     西武は、浅村の2打席連続本塁打含む4安打4打点の活躍など大勝し、2連勝とした。

     西武は、初回、1死満塁から森の犠飛打で先制。3回に同点にされるものの、4回、無死二、三塁で中村の犠飛で勝ち越し。6回には、先頭の外崎の5号ソロで加点。7回には、浅村の10号2ラン、山川の17号ソロと連続本塁打でこの回3点を奪った。9回には、無死、一塁で浅村が2打席連続本塁打となる11号2ランを放ち、ダメを押した。

     投げては先発のカスティーヨが7回109球を投げて、4安打1失点の好投で今季4勝目(3敗)をマークした。

     DeNAは、先発したウィーランドが6回0/3、109球を投げて、6安打3失点で今季3敗目(2勝)となった。打線も3回に同点に追いつくも、その後の好機を活かせずチームの連敗は4となった。

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    「交流戦、阪神2-3オリックス」(5日、甲子園球場)

     阪神がオリックスに惜敗し、連敗を喫した。交流戦はこれで1勝6敗。本拠・甲子園では4連敗と、鬼門の戦いで波に乗れない。

     試合は初回、先発のメッセンジャーが先制を許した。1死から福田に右前打を許すなどして2死一、二塁のピンチ。小谷野に左翼線を破る適時二塁打を浴びた。

     さらに、味方打線が逆転した直後の五回には、連続本塁打を被弾して逆転を許す。2死から吉田正に右翼席への9号同点ソロ、マレーロには左翼席へ10号勝ち越しソロを浴びた。連続被弾は2013年8月20日・DeNA戦(横浜)の三回、モーガン、後藤に許して以来5年ぶり2回目。雨が降る中での聖地のマウンドで時折、制球が高めに浮くなど悔いの残る104球となった。

     打線は1点差で迎えた四回、糸原、福留、糸井の3連打で2点を奪い、一時勝ち越しに成功した。だが、再度逆転された五回の攻撃では、1死三塁から北條がセーフティースクイズを決められず(記録は投手の失策)、続く一、三塁でも植田が空振り三振、糸原が左飛に倒れ、同点機を逃した。

     それでも、1点差の七回には中継ぎに配置転換され、この日昇格したばかりの能見が登板。1イニングを無安打無失点に抑えた。中継ぎでの登板は2016年9月30日の巨人戦以来だが、本格的なリリーフ転向はローテに定着する前の2008年以来。現在、高橋聡が左肩のコンディショニング不良で離脱。中継ぎ左腕は岩崎だけで、経験豊富なベテランが重要な役割を担う。

     今季の1点差負けは5度目。接戦でなかなか勝ちきれない状況が続く。借金は再びワーストタイの3となった。6日は秋山が先発予定。まずは連敗を止めたいところだ。

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    ◇交流戦 ロッテ4―1中日(2018年6月5日 ナゴヤD)

     ロッテが中村の決勝2ランと先発石川の好投で中日に快勝、3連勝を飾った。

     試合は初回、ロッテ先頭の荻野が左二塁打で出塁、2死三塁となって角中の左適時打で先制すると、中日がその裏に無死満塁からビシエドの三塁併殺打の間に1点が入り同点とした。

     この後は両軍走者は出すものの得点には結びつけられず迎えた7回、ロッテが1死一塁から中村の左越え3号2ランで勝ち越し、この後1死一、三塁から井上の左適時打で加点した。

     投げてはロッテ先発石川が7回5安打1失点で6勝目(3敗)を挙げた。中日は先発のP・マルティネスが5回1失点に踏ん張ったが、2番手の又吉が2イニング目に乱れた。打線も初回に併殺打で1点を挙げたのみだった。

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    ◇交流戦 ヤクルト12―6ソフトバンク(2018年6月5日 神宮)

     ヤクルトは3本塁打を含む15安打12得点と打線が爆発し、交流戦開幕から6連勝中だったソフトバンクに大勝した。連勝を6に伸ばし、ソフトバンクに並び交流戦首位タイに浮上。中日がロッテに敗れたため、セ・リーグ最下位も脱出した。

     序盤の猛攻で勝負を決めた。1点を勝ち越された2回、山田哲のリーグトップに1本差に迫る14号3ランで逆転。3回にはバレンティンも14号ソロで続き、この回でソフトバンク・摂津をマウンドから引きずり降ろした。続く4回も代わった岡本から青木のバックスクリーンへの3号ソロなどで一挙、7点。4回まで毎回得点の計12点と、先発・石川を援護した。

     石川は6回を6安打3失点で3勝目(2敗)。チームは中日と入れ替わりセ・リーグ5位に浮上した。

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    ◇交流戦 楽天4―1巨人(2018年6月5日 東京D)

     楽天が4―1で巨人に逃げ切り勝ちを収め、連敗を5でストップ。巨人戦初先発の古川が5回6安打8奪三振の力投で1失点に抑え、プロ初勝利を挙げた。巨人は3連敗。

     楽天は3回、2死一塁で2番・茂木が巨人先発の山口俊から左越えに3号2ランを放って先制。1点差で迎えた8回には田中の適時打と暴投で2点を加えて逃げ切った。

     巨人は2点を追う5回に2死二塁から4番・岡本の左翼フェンスを直撃する適時打で1点を返しただけ。3点差で迎えた8回には4番手・松井裕から中井、長野の代打陣が2者連続で四球を選び1死一、二塁としたが、陽岱鋼が併殺打に終わった。山口俊は7回までに10三振を奪う力投を見せたが8回に2四球を与えて追加点を許し、7回1/3を3安打4失点で5敗目(4勝)を喫している。

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    ソフトバンクは投手陣が序盤から打ち込まれ、今季ワーストタイの12失点。
    先発の摂津は球威がなく、2本塁打を許すなど3回5失点で降板し、「良いリズムを持ってこられなかった」。

    四回に登板した岡本は1四球を挟む6連打を浴びるなど1回7失点。火に油を注いでしまった。

     工藤監督は「何とかしようという思いが2人から伝わってこなかった」と苦い表情。

    ここまで6戦全勝だった交流戦で初黒星を喫した。 (6/6)