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吉田真悟

調査対象となった1293通りの中からMLBナンバーワンに選ばれた今永のフォーシームは、今永が投じた投球の58.3%を占めている。今永のフォーシームの平均球速は92.1マイル(約148.2キロ)で、メジャーで今季250球以上投げている242投手中172位と下位に位置する。メジャー平均より2マイル(約3.2キロ)も遅いフォーシームが効果的な武器となっている秘密は、その回転数にある。  今永のフォーシームの平均回転数は2424回転で27位。フォーシームの回転数が増えると、ボールのホップ成分が高まり、俗にいう「ライジング・ファーストボール」になるが、今永の速球が"浮き上がる"ことはデータも証明している。  今永のフォーシームはMLB平均よりも3.4インチ(約8.6cm)も高めに浮き上がるが、これはメジャー全体で3位の記録だ。加えて身長178cmの今永は、167.6cmの高さからフォーシームをリリースするが、このリリースポイントはMLB平均より10cm以上も低い。今永と対戦する打者は、低い位置から投げられた分だけ、余計に体感としてのホップ成分は高くなる。 集英社スポルティーバ (@webSportiva) on X https://x.com/websportiva/status/1788448902536212704?s=12&t=deZsFcuT_aKP_SIFoglSFg

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