たかさきたかさき2年前民藝の100年展、面白かった。柳宗悦さんの集めたあとの見せ方(トリミングや編集みたいなこと)。あと、河井寛次郎や芹沢銈介のような個人の技術や才が際立つ作が、用の美であろうのに、美術館送りになっていること。地方の無名の人々が日常の中で生産していた品々、道具は、柳さんにとって、異文化、非日常であったのではと想像。そういったモノ・コトを、所有欲や非日常的体験のための消費ではなく、日々の暮らしに取り入れていけたら、良いのかもしれない。
たかさきたかさき2年前わたしは小説はまれに読むだけだが、小説家の人は、そのテーマについて書かざるを得なくて書いているかもしれないなと想像する。そして、たまに、ストーリーよりも、書いている小説家の夢中の姿がちらついて、眉間に皺が寄ってしまうことがある。村上龍さんの「MISSING 失われているもの」を拝読した。わたしの眉間に皺は寄らなかった。とても面白かった。
たかさきたかさき2年前柚木沙弥郎・熱田千鶴「柚木沙弥郎のことば」を読んだ📖pp.76-77あたりの柚木さん。「工芸とアートの間隙をどうやって埋めていくかを考えている」「アートと工芸、西洋美術と東洋美術、作家と職人、その違いは何だろうって思うの。僕はもっと言葉の解釈を広げて、『美術』とか『工芸』とか区別しないで、作ったものはすべて『アート』と呼べばいいと思っているんです」創作する人、表現する人にとって、力になることばだと思う。技術をもって仕事することに重きを置く人(職人さん)は、どう思うのかな? #読書 #読書記録 #読書感想文