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ゆゆ

「角を曲がる」 みんながおかしいんじゃないのか 自分は普通だと思ってた でも何が普通なのか? その根拠なんかあるわけもなくて... もう誰もいないだろうと思った真夜中 こんな路地ですれ違う人がなぜいるの? 独り占めしてたはずの不眠症が 私だけのものじゃなくて落胆した らしさって一体何? あなたらしく生きればいいなんて 人生がわかったかのように 上から何を教えてくれるの? 周りの人間(ひと)に決めつけられた 思い通りのイメージになりたくない そんなこと 考えてたら眠れなくなった だからまたそこの角を曲がる 星空さえも中途半端だ 街の明かりが明るすぎて... 明日が晴れようと雨だろうと 変わらない今日がやって来るだけ 本当の自分はそうじゃない こうなんだと 否定したところで みんな他人のことに興味ないし... えっ なんで泣いてんだろ? だって近くにいたって誰もちゃんとは見てはくれず まるで何かの景色みたいに映っているんだろうな フォーカスのあってない被写体が泣いていようと睨めつけようと どうだっていいんだ わかってもらおうとすればギクシャクするよ 与えられた場所で求められる私でいれば嫌われないんだよね? 問題起こさなければ しあわせをくれるんでしょう? らしさって一体何? あなたらしく微笑んでなんて 微笑みたくないそんな一瞬(とき)も 自分をどうやれば殺せるだろう? みんなが期待するような人に 絶対になれなくてごめんなさい ここにいるのに気づいてもらえないから 一人きりで角を曲がる Ah Ah Ah Ah

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