N ゝ M Y7年前N ゝ M YN ゝ M Y窓際に立つキミが言う今夜は明るいね。キミの視線の先は深い闇を照らす丸い光源隣に立って見上げれば不思議な感覚に包まれる陽の光に包まれて堂々歩くことができないボクらは月の光の中でいつもこうして視線も交わさず指を絡めるんだ月が綺麗ですね。なんて恥ずかしげに小声で呟いたキミを見る度に思う月明かりに照らされたお前の横顔の方が…。結局今日もその言葉を声に乗せることは無いけれど絡めた指先から伝わらないかな。なんて都合のいい事を窓越しに合ったキミの瞳にはボクと満月が映っている18
N ゝ M Y7年前N ゝ M YN ゝ M Y瞼越しに当たる陽の光うっすら目開けば理想な景色と迫る現実” 明けぬれば 暮るるものとは知りながらなほ恨めしき 朝ぼらけかな ”朝一番にふと浮かんだ日本語をそのまま口にするわっかんね。不意に背後からした声のまだ醒めぬ、醒めやらぬ夢は境を滲ませる絡まない視線交わされぬ情熱ただ一つ。忍び許されるものは伝えたい体温響かせる鼓動1
N ゝ M Y7年前N ゝ M YN ゝ M Yやけに明るい。仕事帰りにふと思う目深に被ったキャップのつばからチラリと見上げればあいつが好きでよく見てた夜の陽(ひかり)今どこで何してんだろ。あいつも見てたりして。なんて考えてる自分に苦笑い未だ燻り続ける想いと記憶はもう届くことはないのだろうか…死んでもいいわ。答える事はしなかった気持ちが今さら口をついて出た半分に片割れたソレはあまりにも見るに耐えなく、その想いと共に目を伏せた1
N ゝ M Y7年前N ゝ M YN ゝ M Y不意に頬に落ちた温度に思わず空を見上げたなんで今日なんだろう。そう思わずにはいられなかった徐々に大粒となって量も増してきたのに地面に落ちると消えてしまうそんなふうにボクの目の前で儚く消えてしまった真っ黒な姿に身を包み真っ白な雪に降られ心は真っ青な哀しみに染まってゆく何か伝える時間が欲しかったでもその隙さえ無くまるで雪のように溶けて見えなくなった11
N ゝ M Y7年前N ゝ M YN ゝ M Yいろんな色が散らばってその一つ一つが全部愛おしくてらしくない色だって新鮮に見えたからどんな色で飾ろうとどんな色をぶつけようと何も怖くはなかったはずなのにいつしか色彩があることに無性に怯えて制限された色でしか見ちゃいけない気がして見慣れない色なんて必死で塗りつぶしてる昔はどんな鮮やかなパレットだったのか本当に綺麗な色とはどういう色なのか重ねすぎて埋もれてしまったその色を今は探してる1
N ゝ M Y7年前N ゝ M YN ゝ M Y"限り"わかってるつもりではいた。永遠じゃない。この世界も。自分自身も。久々に空を見た気がする。憧れは憧れのままで。透明になってゆく。それなのにじわじわと来るこの苦しみに、痛みに。まるで腹の中で炭酸が弾けて溜まったように息苦しくって吐きそうで。結局何一つ伝えることが出来ずに消えていく。君も、俺も。お元気で。1
N ゝ M Y7年前N ゝ M YN ゝ M Yいつもそばにいてくれるのは当たり前じゃない。なんてよく聞く言葉オレも貴方に出逢えてその言葉の意味を、大切さをよく知った両親兄弟、恋人友達ありふれたようで実は当たり前じゃないこの関係に感謝しないとね初詣での参拝も七夕の短冊に書くお願いごともオレはこれからもこう願うよこの先もずっと貴方のそばにいれますように。11
N ゝ M Y7年前N ゝ M YN ゝ M Yふと目に入った携帯の日付七夕か。ってどーりで暑くなってきたわけで外を歩いていたら見かけた小さな女の子手にはちっちゃな笹を持っていて短冊が揺れていた去年書いたよな。無理やり書かされたみたいなものだったけど結構マジメに書いたっけ…あぁ。思い出しては思わず苦笑いなんだ。叶ってないじゃん。1年に1度、織姫と彦星が会えるとかいうそんな日去年は…雨、降ってたからかな会えなかった腹いせに八つ当たり?勘弁してよ。今年も書いてみようかな今年は…”もう一度アナタに愛されたい。”って、ね。1
N ゝ M Y6年前N ゝ M YN ゝ M Yこんなクソ暑い日でもなぜかロンTを着てる貴方の横を歩くあっつい!って言うくらいなら半袖にしなさいよってこんな毎日のように横並びで歩けるなんてきっとお互いがひとつの決断をしたから笑顔も増して会話も増えたこれはこれでよかったんだ。けど前とは違うね縮まった距離と二度と交わらない関係11