tomokazutomokazu 今日のサポートで嬉しいことを選手に言ってもらえました。
大学に入ってから両膝を2回ずつ交互にケガをした選手です。
opeもして身体もかなりボロボロで膝には伸展制限も。
JARTAの理論やコンディショニング、トレーニングを知るまではケガばかり。治って復帰してもまたすぐにケガの繰り返しだった。
でもJARTAの理論やコンディショニング、トレーニングを始めてからはケガをしなくなったし、伸びきらなかった膝が伸びるようになった。
パフォーマンスも上がったし、ケガをしても練習を休まなくてはいけないレベルまでいかない。
まさにJARTAの目指してること。
これからもケガで悩んでいる選手を救えるトレーナーであり続けられるようにと思った今日この頃です。
たいしのトーク
トーク情報たいし たいし 今井俊太今井俊太 ツネご質問があります。筋の疼痛症候の解釈で①伸張痛②短縮痛③収縮痛等があると思うのですが①に対しては伸張とは筋の起始と停止が離れるものでその際に筋硬直の部分が刺激され痛みを生じるイメージがあるんですけど②と③に関してはあまりイメージが出来なかったです。②と③に関してなぜ痛みが出るのかお時間がある時に出来ればお願いします。なぜこれを私に質問するのかよくわかりませんが、知り得る情報をお伝えします。まず、痛みの原因仮説は沢山あり結局よくわかっていません。ですので、幾つかの説の中で話します。
まず、短縮痛に関してどんな病態(医者の診断基準など含む)かが重要かなと思います。このような痛みに対して診断は「筋筋膜性疼痛」とされることが多いのかなと思います。簡単に言えば筋肉が短い状態のまま長く固定された場合に考えられます。例)猫背の場合、腹筋が短縮位になり索状硬結となる。
一般的にこれをトリガーポイントということもあります。また、最近の研究で筋筋膜性疼痛は筋膜が固まっている部分に生じると画像診断できるそうです。ただ、トリガーポイントと筋筋膜性疼痛は微妙に生理学的発生機序は違うような見解が多いです。ややこしいですが、圧痛とトリガーポイントも微妙に違うようです。
仮説を並べると筋の部分損傷によって筋小胞体からカルシウムイオンが漏出し筋の拘縮が起こった結果、感作物質が産生され起こるもの。
交感神経の興奮によって運動終板からアセチルコリンが過剰に放出され筋が持続的に収縮して起こるもの。
上記によって炎症が起こりブラジキニンなどの発痛物質で起こるもの。
また、ポリモーダル受容器などの痛覚受容器の反応。または、これらを統合した仮説など挙げればきりがありません。
伸張痛に関しても上記の影響が多々関連すると思いますが、伸張による虚血によって末梢神経変性や発痛物質の蓄積などなど、とにかく沢山あります。
つまりよくわからないんでしょーね!
ツネさんは自己紹介がないので学生なのか現職者なのかよくわかりませんが、今再度調べるだけでももっと沢山の仮説が見つけられました。
つまり、調べが全く足りないか、やっていないのか、はなから人に頼りすぎなのか。
今回の質問で一番重要な問題はこの部分にあると思います。たいし Akie NittaAkie Nitta 理学療法士って人の人生を変える仕事だって思ってやってきたが、今はより強くそう感じる。
アトピー治療をしていて、今のままじゃ仕事のストレスも半端ない。これをきっかけにっていきなり仕事辞めた方もいるし、その前にも長年勤めた会社をスパッと辞めて転職した人もいたな。
私の施術やかける一言一言を真剣に受け止め、判断し、環境をスパッと変えちゃう人を目の前でみてると、自分自身をもっと高めなきゃと焦る。
そんな人たちを前に中途半端に生きていられない。