「夢は、手を伸ばした1mm先にある」。今から四年前、HKT48のオーディションで秋元康プロデューサーから言われた言葉だ。まだ何も知らなかった私は、その当時こう思った。
「手を伸ばした1mm先に夢があるなら、一生届かないのか?」
でも、今ならこう思う。私の夢は、女優。今の場所から夢までは限りなく遠く感じる。しかし、実はその夢は近くにあり、あともう少しなのかもしれない。でも、みえないその距離にあきらめて手を降ろしてしまいそうになるのだ。いつか本当に夢が近付いてきた時、ちゃんとつかめるように。
これからも私は、1mm先に向かって全力で走り続けよう。
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