で、色々と冷静に思うわけですが、結局のところどのSNSでも「運営者の顔」が見えすぎたり「運営者をチヤホヤしなきゃ成り立たない」ようなSNS（に限らず）には、必ずその反動として内輪の揉め事や陰湿な虐め等が後を絶たないのです。 一見一個の団体が幅を利かせている状況の中ではそういう背景が隠れている、いかにもそうしたことが起きてはいないように見せ掛けていますが、実際はそうではありません。 そもそもHNと言う実名以外の名前で参加している人たちが多いので実害が表に出ないだけで、SNS内の陰湿な嫌がらせが事件に進展するケースは特にお隣の国のネットニュース等でも度々取り上げられているわけです。 HNで参加している人たちは概ね二分しています。 ひとつは「ネットの中、HNだからこその横暴が許される」と思い込んで、気に入らない相手の人格を堂々と否定する、それを厭わないタイプ。 もう一つは「色んな事情で自分自身の所在が分からないよう、ひっそりとSNSに参加する」‥と言うタイプ。 最初はそのSNSに慣れる為にその領域で権力を持っていそうなユーザーと関わって行くことになりますが、段々とその状況に疑問が生じたり鼻について来たり‥と言う現実に気が付き、気持ちが変わって行く‥。 その時に声を上げる人と声を上げない人と‥に分かれるんだと思います。 但し前者はかなりSNSにこなれている人に限られますから、当然人数も少なく、権力派閥のターゲットにもなりやすいわけです。 あたかも「少数派が間違いである」かのような印象操作と言う嫌がらせにも遭いますから、権力派閥に対し疑問の声を上げた人たちの多くがそっと別の空間に移動せざるを得なくなります。