橘葵*橘葵*2016年06月22日 04:14それは哀しい運命(さだめ)だ。 だが、ほぼは彼の所為では無かった。 寧ろ友人が悪かった。 友人は自分の罪も全て… 千尋に押し付けたのだ。 だが、千尋はそれを他の者には言わなかった。 其処までされたのに、彼は友人を守る為、全てを自分の罪とした。 この秘密を知る者は少ない。 この秘密を知っている人は、彼に言った。 “何故、真実を言わないのか” そう尋ねた。 すると、千尋はただ一言 「彼は、僕に初めて声を掛けてくれた友達だから…」 そう答えた。
橘葵*橘葵*8年前「僕、○○さんに言いたい事が有るんです。きいてくれますか?…大好きになってくれてありがとうございました。僕は…僕は、○○さんの事、大好きです。でも、僕と一緒に居たら○○さんまで、不幸にしてしまいそうだから…大好きな○○さんには、何時までも幸せで居て欲しいんです。……どうか幸せで居て下さい。○○さんだけでも……」
橘葵*橘葵*8年前千尋は幸せになれるのか?其れとも……千尋がこの力を得てしまったのには、彼の前世が関係していた。彼は、前世で或る罪を犯した。その罪の名前は、“七つの大罪”千尋は前世でその全ての罪に関わってしまった。だから、現世で前世での罪の分罰が下った。だから、千尋はこの罪を背負って生きていかなければならない。
橘葵*橘葵*8年前それは哀しい運命(さだめ)だ。だが、ほぼは彼の所為では無かった。寧ろ友人が悪かった。友人は自分の罪も全て…千尋に押し付けたのだ。だが、千尋はそれを他の者には言わなかった。其処までされたのに、彼は友人を守る為、全てを自分の罪とした。この秘密を知る者は少ない。この秘密を知っている人は、彼に言った。“何故、真実を言わないのか”そう尋ねた。すると、千尋はただ一言「彼は、僕に初めて声を掛けてくれた友達だから…」そう答えた。