中山功太中山功太2015年08月22日 15:30浅草の銭湯の番台代行 流行らない理由を、その道60年の国松ミソヨさんは、こう語る。 「座ってりゃいいってモンじゃないってノ? アタイは客ひとりひとりの顔覚えてんだヨ? 体調みて入らせネェ時もあんだゼ?」 「はしゃいでんじゃナイよ!」そういってブラシを杖代わりに浴場へ向かう国松さんの小さな背中に、私は浅草の女の矜持をみた。 文・取材 タコヤキ・J・フォックス
ガオ〜ちゃんガオ〜ちゃん2年前5月にシートを敷いた笠垣は『4月まで桜の木の枝一本みまい』とあぐら組み、右かかとのみを見、数ヶ月待機。夏秋は乗り越えたが、冬来せず、『春前(しゅんぜん)花見ず死』で死ぬること死ぬること。3