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イイカンジ

たぶん幾度も胸が締め付けられるようなおもいがしたけれど、そういうところは藪先生も胸を締め付けられながら書いておられたのではないかと。 でも、どこまでも優しくわたしにうつるのは、医者という目線だけということに疑問を持たれて、あくまでも患者目線を忘れたくない思いが、結局どこでも患者であるわたしにそっと寄り添うように感じるからだと思った。 痛みを抱える人にできるのは、まず気持ちをそばに置くこと。それをわかってもらうこと。 さらに先生にはしかるべき処置もできる。 わたしは正直まだ夢にすら彼は出てこないけど、先に進めているかはわからない。

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