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若林宏治的メモ
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  • 若林宏治的メモ
    若林宏治的メモ

    明日で今半期も終了

    今半期は圧倒的ないい成果を出せて良かった
    予想より大幅な成果に。
    入社してくれた人、これから入社してくれる人がこれから成果だしてくれることが楽しみ!

    でも、もう既に次の半期は始まってる
    半期の始まりは不安と憂鬱がいっぱいだけど、
    この憂鬱な感じが仕事してる感じだし、
    やってやろうという気持ちになら

    憂鬱じゃなければ仕事じゃない
    は名言だなー

  • 若林宏治的メモ
    藤田晋bot藤田晋bot

    先週、12入社の内定式がありました。


    215名の来春入社の皆さんへのご挨拶の中で、

    「みなさんが入社を決めたのはベンチャー企業、
    そのつもりで来てほしい」

    と話しました。

    サイバーエージェントは売上高1000億円を超え、
    従業員数も2000名近い組織になりましたが、
    我々が目指しているのは今とは比較にならない、
    まったく桁の違う規模の成功です。
    21世紀を代表する会社を創るというビジョンに
    対して、今はまだようやく足場ができてきた
    程度にしか考えてません。

    そんな高い目標を掲げ、社員の挑戦を歓迎し、
    スピードを重視し、常に変化をおこそうとしている
    ベンチャー精神あふれる社内に居ると、
    安定志向が強すぎたり、保守的すぎる人は、
    周囲とかみ合わなくなってしまいます。

    とはいえ、当社はすでにベンチャー企業に
    入社するうえでの不利な側面はかなり解消
されてきています。
    人材育成の体制は整っているし、
    福利厚生もそれなりに充実してきたし、
    財務内容も安定していて、業績も悪くないので
    いつ会社がなくなるかも知れないという不安定な
    状態ではありません。


    では、ベンチャー企業の利点を失わないために、
    今後も必要なのものは何でしょうか?

    (1)規則や規律をむやみに増やさない

    何か問題が起きたら、または事前に防止する
    ために、むやみに規則や規律を新設しては
    いけません。
    会社のブランドを築き上げるには長い時間が
    かかり、失うのは一瞬です。だからといって
    リスクを回避するために、リスクを極限まで
    減らしていけばローリスクローリターンですが、
    それはベンチャー企業ではありません。
    規律を増やせば社員の自由な発想が制限され、
    個性を活かす場が減り、スピードが落ちます。
    得るものの代わりに何を失うかを常に
    検討しなければなりません。

    ただし、社員が自由で柔軟に発想し、
    スピードを失わないためにも、
    制度や、ゲームのルールは必要です。
    マネジメントはそれを単純でわかり易いものに
    して社内に浸透させなければなりません。



    (2)失敗に対して寛容

    失敗をしたら昇進の道が閉ざされるので
    誰もリスクをとらなくなった大企業をたくさん
    見てきました。

    企業は歴史を重ねれば重ねるほど、
    立派になればなるほど、
    ひとつの失敗でも世の中で批判を浴びて、
    利害関係者にも迷惑をかけます。
    逆にスタートしたばかりの小さな会社なら
    多少の失敗は目立たないので、
    いろんなことに挑戦しやすいとも言えます。
    失敗にめくじらを立てて、社内で責め立てる
    のはベンチャー企業ではありません。

    失敗を責めたくなる気持ちをぐっとこらえて、
    挑戦を評価し、経験を得たことを次に活かす
    文化を大切にしなければなりません。


    (3)抜擢に怯まない

    大組織になって若手を抜擢できなくなる
    理由は、横並びです。
    今仕事ができるベテランに配慮して
    将来性がある若手を抜擢できなくなれば、
    その才能を飼い殺してしまいます。
    スタートアップ企業に転職したら、
    即ポジションを得て成長していける若手が
    世の中の大企業にたくさんいるように
    私には見えます。

    人的資源を最大限に引き出すためにも
    社内を活性化させるためにも、
    意図的に機会を与えることを心がけなくては
    いけません。


    ベンチャー企業の定義は人それぞれかも
    知れませんが、私は
    「大きな、急速な、成長を目指している会社」
    だと思ってます。
    その意味ではまさしく当社はベンチャー企業です。
    ナンバー1を目指しているし、生まれたばかりの
    スタートアップ企業にもスピードで負けたくは
    ありません。

    もちろん、リスクを減らすためのディフェンス
    を担当する部署の人も数多くいますが、
    当社ではそれを理解し、手助けになるように
    働いてくれているとおもいます。

    株式会社はもともと出資者がリスクを分担して
    大プロジェクトを可能にする仕組み。
    コンプライアンスの名のもとにひたすら
    リスクを避けていても仕方がありません。


    上記に掲げた3つは、当社は今後もリスクをとる
    という改めて意思表明でもあります

  • 若林宏治的メモ
    藤田晋bot藤田晋bot

    前回の続き、ギャンブルは負ける、
    というお話です。
    ギャンブルは負けると聞くと、
    多くの人は素直に頷ける話だと思います。
    しかし、実際ほとんどのギャンブルは
    勝つ確率五分五分です。
    自分だけは勝ってもおかしくないのでは?
    と考えるのが心情ですが、現実に、
    勝ち続けることも、勝ち逃げすることも非常に難しく、ギャンブルにハマれば多くの人は負けてしまいます。

    予め申し上げますと、私は
    運とかツキとか流れなどは、
    目に見えないものだけど
    存在するという立場で書いているので、いささか論理的ではないと感じる人もいるかも知れませんが、
    ここから先、
    私の持論を繰り広げさせて頂きます。↓
    前回も書いたとおりですが、仕事に
    おいても人生においても、
    誰もがギャンブル的なものを避けて
    通ることはできません。
    経営においてもギャンブルのような
    勝負所の見極めが必要な局面に
    度々出会います。
    そんな時、真面目にコツコツ働くけど、勝負勘が悪いという社長では、
    その下で働く従業員は可愛そうです。

    もちろん経営はギャンブルではありません。でも、経営者はギャンブルとは何かを正しく学び、勝負勘を磨く必要があると、私は思ってます。

    カジノで106億円も負けた、元大王製紙の井川さんが著者の中でこんなことを書いていました。

    「ギャンブル好きは、ギャンブルに向いていないのである」

    私はこの言葉に全く同感です。

    ここで井川さんがハマったカジノの
    バカラ のルールについてお話すると、
    バカラは、基本的に「バンカー」か
    「プレイヤー」のどちらかに賭ける、
    単純なギャンブルです。

    期待値(100賭けていくら戻ってくるか率)も98%と、場代も他の公営ギャンブルに比べれば少ないようです。
    こんな単純なゲームで、確率2分の1
    なのに、どうやったらそんなに負けるのか、と思うかも知れませんが、実際、大金を負けてしまう人がいるのです。
    脅威的な収益 を誇るマカオのカジノの
    主な収益源は、井川さんのような客の
    負け分です。
    でも、決してカジノ側がイカサマを
    している訳では ありません。
    お客さん側は、いくらか場代を払っているものの、有利な二つの権利が与えられています。一つは、掛け金をアップダウンしていい権利、もう一つは、
    いつでも止めて席を立っていい権利です。

    これらを駆使して勝てば良い訳ですが、それには自分のツキを見極める必要があります。つまり、
    ツイている時は掛け金をアップして、
    ツイてない時には止めればよいのです。

    ところが、人間は不思議なもので、
    欲望のままにギャンブルを楽しんで
    いると、勝ち始めると、 
    ツイているのに早く利益を確定したく
    なって止めたくなり、
    負け始めると、
    ツイてないのに、取り返そうと熱くなって倍プッシュとか言って 賭け金をあげてしまうのです。
    そして席を立てないのです。

    つまり、真逆の行動をとってしまうのです。

    欲望のままにギャンブルをやっていると、
    「勝ちすぎではないだろうか」
    という恐怖心に負け、
    「こんなに負けてて止められるか!」
    という感情に流されてしまいます。
    つまり、人間の弱い心に負けてしまうのです。

    そして、悪いことに、そんな風に
    本能のままに欲望に流されてやる
    ギャンブルほど楽しいことはありません。

    マカオやラスベガスのような
    カジノに行けば、欲望の全てを満たしてくれるようなきらびやかな世界が
    待ってますが、それに乗って欲望に
    身を任せれば、いずれ負けてしまいます。

    その逆、つまり調子が良い時に
    掛け金を増やし、調子が悪い時に、
    席を立って止めるというのは言葉に
    するほど簡単ではありません。

    冷静に客観的に自己を見つめ、
    恐怖心に打ち克ち、惰性を断ち切り、
    忍耐を重ねるように取り組むギャンブルは、
    まるで精神修行のようです。

    私自身も年に1度か2度、
    カジノに行って、精神修行のように
    ギャンブルに没頭することにして
    いますが、何が楽しいのか、
    自分でもさっぱり分かりません。

    井川さんの言った、
    「ギャンブル好きは、ギャンブルに向いてない」
    とは、つまりギャンブルを楽しんでいるようでは勝てないということだと思います。

    学生時代、雀鬼会の雀荘に通っていた 頃、
    桜井章一さんから、
    「自己を律せ」という言葉を何度も
    聞きました。
    惰性まみれの大学生生活を送り、
    欲望の赴くまま雀荘に通っていた
    私には衝撃的な言葉でしたが、
    今ではその意味がよく分かる気がします。
    己の弱い心に打ち克てないようでは、
    結局は勝負に勝てないのです。

    ギャンブルは悪いイメージがあり、
    もちろん学校教育で教えてもらえる
    ようなものではありませんが、
    生きていく上で大切な知識だと思います。

    それを私は麻雀から学びました。

  • 若林宏治的メモ
    藤田晋bot藤田晋bot

    サイバーエージェントの会社のビジョンは、

    「21世紀を代表する会社を創る」

    ですが、取材や新卒採用などで、
    もう耳にたこができるほど、
    「具体的にはどのような会社でしょうか?」
    と聞かれます。

    そのたびに、
    「例えて言えば20世紀のホンダやSONYのように世界に誇れる日本企業になりたい。」

    「グローバルに成功していて、売上も何兆円もあり従業員も何万人も居て、社会に大きな影響力を持つ会社で・・」

    と長々と説明することになってしますのですが、敢えて具体的な目標は掲げないようにしています。

    これは、会社全体のビジョンだけでなく、
    スマホのような新しい分野に参入するとき、今回の本部ように変革を遂げるときなどもそうなのですが、
    変化の激しいネット業界で中長期の目標を
    明確に立てるのは非常に困難であるばかりか、具体的な目標は、それ自体が足枷になる恐れがあります。

    情勢やニーズは日々変わっていって、
    最初に立てた目標の妥当性は、
    時間の経過とともに薄れていきます。
    また、人材と組織の経験不足により、
    最初見落としていたリスクや落とし穴は
    何処に潜んでいるか分かりません。
    実際、もし変更を余儀無くされたときに、
    組織全体を説得して新しい目標に
    向かわせるのは困難です。

    さらに、目標を具体的にすればするほど、
    社員の権限は狭くなり、自由な発想やアイデアを活かす余地が減っていきます。
やることとやらないことがハッキリと
    決まってしまうからです。
    ネット業界は一見無駄なものや
    常識はずれの中から斬新な発想が
    産まれることも多々あります。
    また、社員の思考停止は、
    つまらないサービス、ありきたりな発想、
    変化対応力低下につながります。

    ふわっとした大まかな目標(方向性)を掲げ、環境変化に対応しながら、成長し続けていく。
    それが我々には最も適した経営スタイル
    だと思ってます。

    『最も強いものが生き延びるのではなく、
    最も賢いものが生き延びるでもない。
唯一生き残るのは変化に対応できるものである』

(ダーウィン)

  • 若林宏治的メモ
    lionbabylionbaby

    “世の企業の人事評価では通常、スキルとカルチャーフィットの比率が8:2ですけれど、Netflixは5:5。「社風になじまない」という理由でクビになるケースがとても多い、という特徴があります。”

  • 若林宏治的メモ
    藤田晋bot藤田晋bot

    うちの社員はポジティブでいいやつが
    多いと思います。
    それは会社の良さであり、ずっと大事に
    したいところではありますが、
    先日、まさにポジティブでいいやつで、
    社内で誰からも好かれるタイプの
    事業責任者をミーティングで頭ごなしに
    叱りました。

    「戦略の詰めが甘いんだよ!」

    彼を始め、その部署のメンバーは
    疑いようもなく一生懸命頑張りますが、
    トップの戦略が甘ければ、自分含めて
    みんなの努力が全て水の泡です。

    そのため、戦略を描くトップの立場の
    人の責任は重大です。

    これでもかというくらい抜け漏れを
    チェックして、あらゆる可能性を吟味し、
    しらみつぶしに問題を洗い出し、
    後悔のないよう、最後までしつこく、
    しぶとく考え抜かなければなりません。

    ところが、ポジティブな性格の人は、
    良い戦略アイデアがひとつ見つかると、

    「いける!いける!」
    「あとはやるしかない!」

    とか言って、すぐみんなで飲みに行って
しまったりします。

    トップが戦略の拙さを、前向きさや熱さで
    誤魔化してはいけません。

    ここで最後までネガティブに戦略をチェックしなかったわずかな時間が原因で、
    これから始まる戦略を実行するための
    長い日々が、徒労に終わってしまうかも
    知れないのです。


    また、戦略を考える際には、
    時には競争相手に打ち勝たなければ
    ならないので、競合が嫌がることや、
    相手を出し抜くような発想も必要に
なってきます。
    そんなとき、性格のいいやつで、
    人が嫌がることをするのが苦手な人も
    います。
    また、いい人が大多数のチームでは
    意地の悪い作戦が言い出しづらい
雰囲気になったりもします。
    それでは戦いの前に戦略を放棄している
    ようなものです。

    私は新卒の頃、
    「徹底的に敵をへこます法」という本を
    読むように勧められて、この本に影響を
    受けましたが、我ながら悪いやつでは
    ないと思いますが、仕事上は決して
    お人よしでもないと思います。



    ポジティブでいいやつの落とし穴とは、
    戦略が甘くなりがちということですが、
    思い当たる人は注意が必要だと思います。


    今日は夕方から、3時間半かけて、
    とある事業ドメインの重要な戦略会議を
    行いました。



    厳しい市場環境と向き合って、
    自社の戦略をネガティブに見直し、
    競争相手ができないこと、
    同業者の一歩先を読んだ動きなど、
    時間の許す限り考え抜きました。
    この時間は結構「ネガティブで悪いやつ」
    だったと思います。

  • 若林宏治的メモ
    萱嶋 卓萱嶋 卓
    投稿画像

    社外の資金調達まとめ作ってみた。300社くらいまとめたので、どうせなら社内限定でシェアしようと思います。リトークして、何かしらで私信くれたら送ります!

    どの市場で、どういう会社が、どれくらいの評価されてるのかを改めてまとめることで色々見えてきた。

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  • 若林宏治的メモ
    藤田晋藤田晋

    ・一方で、成功につながらない余計なプライドは捨てる。

    ・「自分の力でなんとかする」なんて考え方は捨てる。

    仕事で本当に結果を出すことだけに覚悟を決めるとはこういうことだね