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#阪神タイガース

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  1. 〓CYBER✙WOLF〓

    tsuyoshinishioka_official10月2日,午前5時50分。アラームより早く目覚めた瞬間の思いを文章にします。
    昨夜の試合後、家に着いて見あげる夜空、空気は最高に綺麗やったなぁ。

    阪神タイガースファン、関係者の皆様へ

    今シーズンをもちまして阪神タイガースのユニフォームを脱ぐことになりました。
    カッコつけた言い方をしましたが、10月1日に戦力外通告を受けました。
    また新しい経験が僕にはできました。
    戦力外通告を受け、引退すると言えばカッコよく綺麗に去ることができたんだと思うのですが、2016年にアキレス腱が切れた瞬間、甲子園のグラウンドで倒れて引退すると心に誓った僕が、今なおユニフォームを着れている人生です!
    僕は、自分から引退すると言って引退できる、そういう野球人生を目標に立てていましたが、またもや目標が達成できなかったです。
    またふりだしに戻ります!
    朝、目覚めて今日一日の目標を立て、月初めには1か月の目標を立て、年始には今シーズンの目標を立て、引退後の目標までも立てています!
    今シーズンの5月から9月までは2軍で過ごしました。
    怪我やリハビリ、ルーキーの時を除いて、成績が出ず2軍に落ちたのは初めての経験でした。当時は、すぐ1軍に上がってやる!と意気込んでましたが、1か月経ち2か月たっても上がれない!
    年齢も34歳の自分がユニフォーム着てる意味がなんなのかを自問自答する日もありましたが、2軍には僕と同じ気持ちで、戦ってる選手がいっぱいいて、初めてまじまじと2軍の景色を見れました。
    若い選手はとにかく夢を追いかけて必死に一日を生きている。
    30歳近くで2軍にいると、さまざまなことが頭の中をよぎる中で、不安を抱えながらも家族のため、ファンのため、自分のために必死にしがみついて戦う姿も見ることができました。
    2軍では34歳の僕が1番年上で毎日試合に出させていただきました。
    2軍に落ちたとき、すぐに立てた目標が最低でも7月27日の誕生日までには1軍に上がることでしたが…。その目標も達成できませんでした。
    ちょうどその頃、僕の心の中では2軍でこれから有望な若い選手がいるのに、試合にずっと出ていいのかな?と遠慮する気持ちも芽生えました。
    いつ、矢野2軍監督に若手を使ってくださいと言いにいこうか迷っていました。
    そんな気持ちが1週間くらい続いたとき、遠慮の先にあるものは何かと、よく考えました。
    それは「引退」の2文字でした。
    ハッとして俺が進みたい方向と逆の方向に行ってしまってると思いまた少しずつ軌道修正して、2軍にいてもテンションが上がることを見つけようと思いました。2軍を優勝させたい!それが僕のモチベーションでした。
    あとは人の支えでした。
    毎日試合に出させていただいた矢野2軍監督には感謝しかありません。
    矢野監督の凄く細かく噛み砕いて、若い選手でもわかるように伝える試合後の全体ミーティングは凄く勉強になりました。
    そして筒井コーチ、毎日僕の顔を見て剛!負けんなよ、大丈夫や!やるしかないねん!って口酸っぱく言ってくれました。唯一僕が本心で相談できたコーチです。
    筒井コーチに出会えた若い選手はみんな感謝してることだと思います。
    そして2016年にアキレス腱を切ってすぐ連絡くれて、入院してると知れば1番にお見舞いに来てくださった掛布さん。
    ずっと気にかけてくださりほんとにありがとうございました!
    阪神入団して1年目凄く必要とし期待よせて下さった和田前監督ありがとうございました!
    そして何度も大きい怪我をしても再三チャンスを下さった金本監督!
    期待に応えることができずすいませんでした!
    そして何より阪神球団の方がたには毎年毎年怪我をしても今年は頼むと、ずっとずっと期待をして復活させる道を作って契約してもらえたことは感謝してもしきれません!
    何かが起こると、いつも誰か支えになる人に出会えていることが僕が今もなおユニフォームを着れている証拠です。
    もちろんファンの皆様の力は絶大です。
    応援してくださる方の力は無類です!

    次の新たな目標は小さい頃目標にしていた
    プロ野球選手になることが今の目標です!
    その目標が達成できなかったら?
    そのときまた目標を立て直したらいい!
    戦力外と言われた瞬間の、あの気持ちも僕の経験値にプラスされた。
    開き直りはあまりいい結果に繋がることは少ないと思うので、開き直ってるとは思わないでくださいね。

    最後に阪神タイガースファンの皆様。
    6年間ありがとうございました!
    ほんとに怪我の連続で申し訳ありませんでした!
    怪我から復帰すると鳥肌が立つくらいの歓声は感動でした。
    僕の中の阪神タイガースファンは凄く温かく、優しかったです。
    こんなファンがいるチームを優勝できたらほんまに最高やろな!って本気で考えていましたが、叶えれず僕自身もめちゃくちゃ悔しいです。
    ほんとうに熱い声援ありがとうございました!
    また来年もプロ野球選手として甲子園の土を踏める事を一つの目標として頑張ります!
    苦しいシーズンが続く中、私ごとではございますが、応援してくださる方々に本音を届けれたらと思い発表させていただきます。

    そしてマスコミ各社等の皆様このような発表を自分のSNSを使い報告したことをお許しください!
    #阪神タイガース#西岡剛