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翔ちゃん

「宝塚記念・G1」(26日、阪神)  力強い動きと絶品の時計で好仕上がりを示した。アンビシャスは22日、栗東坂路で併せ馬。仕掛けられると、瞬時にトルストイ(6歳500万下)を突き放して0秒4先着。4F51秒2-37秒4-12秒6の好時計をマークした。動きを見守った音無師は「目一杯追うように指示。先週よりも素軽い動きに見えた。納得のいく仕上げ」と力強くうなずく。  「僕もビックリした」。トレーナーが驚きの表情で振り返るのが大阪杯。それまでの後方で折り合いをつける形ではなく、2番手からG1馬5頭をねじ伏せた。「横山君がスローの展開を読んで判断した。それが勝ちにつながった」と感心する。  今回は前走と同じ阪神内回りコース。距離は1F延びるが「マイナスとは思わない。ジョッキーも“大丈夫”と言ってるから任せようと思う」と全幅の信頼を寄せる。「ドゥラメンテには2回負けているので勝ちたい。馬名の由来に恥ずかしくないレースを」。“大望”を胸にG1勝ちを狙う。

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     「宝塚記念・G1」(26日、阪神)
     出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、宝塚記念に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
     【シュヴァルグラン=評価A】
     胴長&脚長のスラッとした体形だが、阪神大賞典時は前後のバランスが良く筋肉質の好馬体を誇示。そして天皇賞(春)は重心のバランスもあるが、臀部(でんぶ)の膨らみがやや落ちた分、少し頼りない姿形になっていた。その分、評価を一枚下げた経緯があるが、今回は2走前同様のシルエット。細い脚に見合う筋肉質でスラッとした胴体は均整が取れており、前走時以上の出来に映る。少し馬っ気が出かかっているのはご愛嬌(あいきょう)。今回は阪神大賞典同様に好状態と判断して良さそうだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)
     〈1週前診断〉藤岡康を背に栗東CWで6F84秒9-12秒5(一杯)。大きく追走したとはいえ、直線はクラリティスカイ(4歳オープン)にあおられた。2週前追いの反応もひと息。実戦タイプではあるが、やや不安の残る攻め気配。

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    「宝塚記念・G1」(26日、阪神)
     出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、宝塚記念に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
     【トーホウジャッカル=評価B】
     順調さを欠いた阪神大賞典は前駆体形に映るほど後肢が寂しく本調子を欠いていたが、天皇賞(春)でトモのボリュームは増し、良化を示した。そして今回だが、1週前追い切り前の撮影もあるが、トモの容積自体は前走時が上か。しかしながら、ぶれずに駆け上がった坂路の動きが良く、皮膚の薄い質感からすれば、より筋肉が凝縮されてシャープな造りになっている。最高のパフォーマンスを示した菊花賞時のシルエットとは違うが、かなり復調気配を感じさせる雰囲気になってきた。
     〈1週前診断〉酒井を背に栗東坂路で4F53秒4-12秒1(一杯)。しまい重点のため全体時計は目立たないが、追われてからの伸び脚はシャープ。使われながら上昇ムード。

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     「宝塚記念・G1」(6月26日、阪神)
     出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、宝塚記念に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
     【ドゥラメンテ=評価A】
     脚長で3歳時はどちらかと言えばシャープなつくり。立ち姿での迫力という点ではそれほど感じられなかったが、年を重ねて全体的にビルドアップ。それでも推進力となる首差しはいい意味での細い幅をキープ。これは中山記念時から言えることだが、今回もたくましさがある中に繊細さも垣間見え、申し分のないバランスに映る。海外遠征明けでもしっかりとした張りがあり、体に緩みはなし。ここまで8本の追い切りを消化。動き、調整過程ともに順調。万全の態勢だ。(馬サブロー美浦・石堂道生)
     〈1週前診断〉M・デムーロを背に美浦Wで5F67秒6-12秒3(G強め)。道中はきっちり折り合い、ゴール前で仕掛けられると抜群の反応。中山記念の時よりもはるかにいい。

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     「宝塚記念・G1」(26日、阪神)
     出走馬の立ち姿の写真と馬体診断をデイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評がある僚紙・馬サブロー調教班の石堂道生(美浦)、吉田順一(栗東)の両トラックマンが、宝塚記念に出走を予定する各馬をA~D評価しました。週末の予想にお役立てください。
     【ラブリーデイ=評価B】
     海外帰りの馬は間隔にかかわらず、国内初戦はトモをこぢんまりと見せることが多い。昨年の宝塚記念はもちろんのこと、その宝塚以上にトモがパンパンに膨らみ骨量豊かな迫力満点のボディーを示した天皇賞(秋)に比べると、今回は少し丸みを欠いている。とはいっても最高の状態に比べると見劣るというレベルで、今回のシルエットでも9割程度の状態には持ってこられた印象。1週前追い切り前の撮影だが、少し皮膚を厚ぼったく見せるあたりにこの馬らしさが垣間見える。100点ではないが、いい状態で出走できそうだ。(馬サブロー栗東・吉田順一)
     〈1週前診断〉ルメールを背に栗東CWで6F83秒0-11秒5(馬なり)。オリハルコン(5歳500万下)を0秒6追走して0秒3先着。直線は楽々と抜け出して、併走馬を圧倒した。今年一番の状態で出走できそうだ。

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    「宝塚記念・G1」(26日、阪神)
     G1・3勝目に向けて、ともに好調をアピールした。春の天皇賞馬で、ファン投票1位に選出されたキタサンブラックは22日、栗東CWで馬なり併入。ビッシリと追った近2週とは一転し、軽めの内容でフィニッシュした。連覇を狙うラブリーデイも同CWで併せ馬。ラスト1F11秒7とシャープな伸びで先着を決めた。なお、きょう23日に出走馬と枠順が決定。馬券は25日に前日発売される。
     絶妙なさじ加減で万全の態勢を整えた。天皇賞・春でG1・2勝目を挙げたキタサンブラックの最終デモは、栗東CWでクールヤシャマル(3歳未勝利)との併せ馬。ハードな調教を消化してきた先週までとは異なり、終始、ゆったりと運ぶ。直線も僚馬の内へ。手綱は最後まで持ったままだったが、軽快に四肢を回転させ、6F81秒5-38秒8-12秒0で併入した。
     付きっきりで追い切りにまたがってきた黒岩(レースは武豊)は「当該週はいつもやらないし、サラッと調整。無事に何もなく、順調に仕上がった。古馬になって落ち着きも出た。骨格に見合った体になってきている」と心身の充実ぶりに目を細める。清水久師は「指示通り。併せ馬で内に入れたのも、もうそんなにやる必要がないと判断したから。動きも良かったし、時計も出ていますから」と満足げにうなずいた。
     中間は攻めの姿勢で鍛え上げてきた。軽めだった当週を含め、CWで計7本の追い切りを消化。過去一番とも言える密度の濃い調整を施し、師は「中途半端で使いたくなかったですから。かわいそうなくらい追い切りを重ねてきているが、カイバも食べています。それだけ力をつけているから、加減せず、目いっぱいに仕上げられました」と胸を張った。
     既に肉体も“中距離仕様”に変化している。「体の張りもいいし、毛ヅヤもいい。今回は馬が2200メートルと分かっているように、体にも余裕がある。前回はマラソン選手のような“体脂肪ゼロ”の体だったので」と説明する。「どの距離がベストというより、ベストの範囲が広い馬。内回りはいいでしょうし、どこの競馬場でも初めてでもこなしてくれる。何の心配もしていません」と言い切った。
     歌手の北島三郎オーナーに、トレーナーは「いつも通り、良かったです。安心していただけたら」と報告するという。レースには、これまでと同様、昨年のダービー以降、陣営でそろえた黒地に茶色の3本線が入ったネクタイで臨む。大一番を前に人馬とも最善の準備は整えた。ファン投票1位に支持された誇りを胸に、上半期最後の“まつり”に挑む。

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    「宝塚記念・G1」(26日、阪神)
     連覇に向けて躍動した。22日、トーセンレーヴ(8歳オープン)をパートナーに栗東CWで行われたラブリーデイの最終デモ。上がり重点にラストで仕掛けられると、瞬時に反応して3馬身先着。6F83秒0-39秒0-11秒7を計時した。
     「良かったですよ。先週よりもリラックスしていましたし、直線でいい瞬発力を見せてくれた。コンディションはとてもいい」と上々の切れ味に手綱を取ったルメールの表情は緩む。
     前走の香港・クイーンエリザベス2世Cは激しい雨に泣かされて4着。持ち前の鋭脚を繰り出すことはできなかった。「香港は馬場が悪くて厳しかったですね。でも、疲れが取れるのが早かったので、立ち上げはスムーズでした。追い切りは上がり重点にコンディションを整える程度でしたが、動きは良かったですし、走れる状態にあります」と池江師は巻き返しへ意気込む。
     仕上がりは万全。だが、梅雨時のため道悪競馬になる可能性はある。「以前よりもパワーが出てきたので(香港は)4着と踏ん張ることができました。道悪はマイナス材料ですが、それは承知の上」と指揮官。昨年の覇者が意地を見せるか。

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    「宝塚記念・G1」(26日、阪神)
     力強い動きと絶品の時計で好仕上がりを示した。アンビシャスは22日、栗東坂路で併せ馬。仕掛けられると、瞬時にトルストイ(6歳500万下)を突き放して0秒4先着。4F51秒2-37秒4-12秒6の好時計をマークした。動きを見守った音無師は「目一杯追うように指示。先週よりも素軽い動きに見えた。納得のいく仕上げ」と力強くうなずく。
     「僕もビックリした」。トレーナーが驚きの表情で振り返るのが大阪杯。それまでの後方で折り合いをつける形ではなく、2番手からG1馬5頭をねじ伏せた。「横山君がスローの展開を読んで判断した。それが勝ちにつながった」と感心する。
     今回は前走と同じ阪神内回りコース。距離は1F延びるが「マイナスとは思わない。ジョッキーも“大丈夫”と言ってるから任せようと思う」と全幅の信頼を寄せる。「ドゥラメンテには2回負けているので勝ちたい。馬名の由来に恥ずかしくないレースを」。“大望”を胸にG1勝ちを狙う。

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    「宝塚記念・G1」(26日、阪神)
     好気配が漂う。天皇賞・春3着のシュヴァルグランは22日、栗東CWで主戦・福永を背に追い切り。クラリティスカイ(4歳オープン)を後方から追走し、馬なりながらしっかりと食らいつく走りでフィニッシュ。6F82秒2-37秒8-12秒5をマークした。
     福永は「体つきが随分変わって、いい筋肉になってきた」と高評価。友道師は「時計的にいつもの感じ。追いだして反応も良かったし、追い切りも動けるようになってきた」と仕上がりに胸を張る。
     年明けの日経新春杯は2着。「あそこで叩いて、在厩調整していた辺りからすごく良くなってきた」と指揮官が振り返れば、鞍上も「うまく成長を促して、大事に使っていたからじゃないかな」と古馬になってからの成長に目を細める。
     今回の舞台である阪神は、重賞初タイトルとなった阪神大賞典を含めて〈3・1・1・1〉と好相性だ。「どこからでも競馬ができる。力のいる阪神がいいのかも」と林助手。陣営から漂う好気配と鞍上の手応え。大一番を前に、不気味さが増してきた。

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     「宝塚記念・G1」(26日、阪神)
     昨年のクラシック2冠馬ドゥラメンテが帰国初戦へ臨戦態勢を整えた。22日の美浦Wの最終リハでは長距離輸送に備えて最後まで馬なりだったが、力強いフットワークで好調をアピール。ファン投票では6位に甘んじたものの、古馬最強の座は渡さない。なお、きょう23日に出走馬と枠順が決定。馬券は25日に前日発売が行われる。
     ドゥラメンテが帰国初戦からエンジン全開のムードだ。最終リハは美浦W。同じく宝塚記念に出走するサトノクラウン(4歳オープン)を従えて静かに馬場に入った。燃える気性は影を潜め、実に堂々とした立ち居振る舞いだ。
     3週続けての豪華な併せ馬は今週初めて僚馬を先導する形となった。「先週サトノクラウンの反応が鈍かったので、それを補いたかった」と堀師の指示通り、5F手前から2馬身先行する格好でスタート。直線は外へ。すぐに内から馬体を並べてこられたが、決して手綱を動かすことはない。最後までビッシリと競り合ったままフィニッシュラインを通過し、5F69秒3-39秒4-12秒5を計時した。
     初の海外G1制覇を狙った前走のドバイシーマクラシックでは、落鉄のアクシデントもあり2着に敗れた。レース後はダメージが残った。そこから3カ月間、陣営は慎重に事を運んできた。「十分に休養を取り、脚元の把握に時間をかけながら、健康状態を戻すことを最優先にやってきた。まだ物足りない部分もあるが、しっかりとパフォーマンスを出せるところまではきています」。トレーナーは臨戦態勢が整ったことをアピールした。
     火曜午後の段階で馬体重は520キロ。「だいぶシャープになってきました。輸送で20キロぐらい減る馬」と輸送減りを考慮し、レース2日前の金曜に阪神競馬場へ入る。「輸送自体は(滋賀県の)ノーザンファームしがらきへ、何度も経験しているから」と気にしていない。
     昨年のクラシック2冠馬が初めて関西圏に勇姿を示す。これまで何頭もの名馬が敗戦を喫した海外遠征からの帰国初戦。だが、再び海外へと乗り出すためにも、恥ずかしい姿を見せることはできない。

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     「宝塚記念、G1」(26日、阪神)
     上半期の中央競馬を締めくくる夏のグランプリ。その枠順が23日、決まった。帰国初戦を迎える昨年のクラシック2冠馬ドゥラメンテは5枠9番、春の天皇賞馬キタサンブラックは2枠3番となった。25日に前日発売が行われる。
    日曜阪神11R 宝塚記念・G1 15時40分発走
    枠番 馬番 馬名 斤量 騎手
    1  1フェイムゲーム 58 柴山
       2アンビシャス 58 横山典
    2  3キタサンブラック 58 武豊
       4ワンアンドオンリー 58 田辺
    3  5シュヴァルグラン 58 福永
       6ラストインパクト 58 川田
    4  7ラブリーデイ 58 ルメール
       8ステファノス 58 戸崎圭
    5  9ドゥラメンテ 58 M・デムーロ
      10カレンミロティック 58 T・ベリー
    6 11トーホウジャッカル 58 酒井
      12サトノノブレス 58 和田
    7 13タッチングスピーチ 56 浜中
      14ヒットザターゲット 58 小牧
    8 15サトノクラウン 58 岩田
      16マリアライト 56 蛯名
      17ヤマカツエース 58 池添