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・「善き風見鶏」になろうと努力してきましたが、日々、状況は変化し続けています。もちろん雑音を聴きすぎないようにしていますけれど、重要なサインを見逃さないようにはしているつもりです。 ●「いつ非常事態宣言を出すのだ?」あるいは、「早く非常事態宣言を出せ!」という声が、じわじわと溜まってきていたこと。 お上が、なにかを禁じたり封じたりするような場合には、必ず「強権を発動した!」という非難の声が起こります。しかも、法律上は「都市封鎖」を実現することなどは、できないようになっているわけです。例えば、ひと月前の状況で「非常事態宣言」を出したら、大変な反対にあったかもしれませんし、軍隊が見張るわけにもいかないので、外出の禁止を守らない人だって、多かったことでしょう、しかし、世論が歓迎しているという状況に至っていたら、「やっと決めたか、遅いぞ」ということにもなります。 ●「医療崩壊の危機」が懸念されてきたなかで、日本医師会が「医療危機的状況宣言」を発表したこと。 ひとりずつの国民が、じぶんの病気としての不安を元に、検査や治療を求めて医療施設に殺到しないように、じっくり啓蒙してきましたが、いま、ついに、「危機」の入り口にあるということを医師が訴えました。 ●「感染症対策専門家会議」の見解が、日本は諸外国に比べて持ちこたえていると見える状態で、予断を許さないという感じの表現を続けていたが、とうとう「早急に欧米に近い外出制限をしなければ、爆発的な感染者の急増を防げない」と提言したこと。 「感染症数理モデルを利用した流行データの分析」を専門とする西浦博教授がまとめた提言です。ここからの選択肢は「8割の人の外出制限」しかない、と言っていると読めます。もう「ゴーサイン」でしょう。覚悟していたことですが、「風見鶏」は家に籠もります。自宅での「島流し」のなかで、やれることをやります。 今日も、「ほぼ日」に来てくれてありがとうございます。考えること、学ぶこと、夢を持つことは、禁じられません。

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