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K

多分、3年ぶりに青の紱魔師を読んだ。全然内容思い出せなかったから24巻からのつもりが21巻から読む羽目になった。難しい。ルビが多くてややこい。随分昔に読んだ見覚えのある顔ぶれに頭を捻りながら思い出したりしてなんだかんだ面白かった。 家になぜか5.6巻がないけれど、また読み返したいな。全て分かって読むとまた違うのかなって。当時、アニメも見て育ったから藤本獅郎のCVは藤原啓治なんだよね。漫画を読んでても、脳内に再生されるのは藤原啓治なんだよ。ふと過去編を読んでいて、アニメならないのかなと考えたときに、もう藤原啓治がいない世界であることを思い出して、それまでに緩んでいた涙腺が決壊した。久しぶりに大泣きした。 もういないんだと実感した。 訃報を聞いた時、現実じゃないと受け入れられなくて、全然涙なんて出やしなかったのに、ふと私の中で再生される藤原啓治の声は全て過去の物で、更新されることはないのだと気づいたときに、どうしようもなく悲しくなった。 死んでいい命なんてあるはずがない。 生きてりゃ勝ち確だろ。 私はまだ鈴木達央の声が聞きたい。 生きているうちは、更新してほしい。 生きている間に、償えばいいだろ。 死んで詫びろなんて、なんて傲慢。 もう獅郎はいない。

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Kのひとりごと
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