アスリートRIOS 庄司アスリートRIOS 庄司 スポーツ現場とスポーツ臨床(病院)の違い。
臨床ではまずフィジカルだけ細かく診れればOK。
現場フィジカルと競技特性との間でなにがおこっているのか考えなくてはいけない。
例えば同じスケートでもスピードスケートとフィギュアスケートの身体の診かたは全く違う。
臨床でやっているフィジカル機能を上げる手技やエクササイズを現場でそのまま選手にやると6割くらいにはハマるけど4割の人にはハマらないかパフォーマンスを落とすことになるかも。
山口将史のトーク
トーク情報山口将史 山口将史 アスリートRIOS 庄司アスリートRIOS 庄司 もし機会があるなら実費でもいいから選手と一緒に海外遠征や試合に帯同する経験をしたほうがいいなー。
理由は日本で良いコンディションで出発しても海外に到着した瞬間、180度コンディションが悪くなるからそれを日本にいたときと同じように戻せるか戻せないかはトレーナー次第だから、、山口将史 アスリートRIOS 平アスリートRIOS 平 久しぶりに臨床の話
膝を外反させて動きを制動していると、膝内側の筋が硬くなる。
具体的には内側広筋と縫工筋。
そうすると、
下腿が内旋するときに縫工筋が後方に滑らないから脛骨の後方移動が制限されて膝外反する。
負のスパイラルで、筋トレでは治らない。
評価は、内側広筋と縫工筋の間に指を入れて脛骨を内旋させた時の抵抗感を感じる。
抵抗が強ければ、筋間に指を入れて、内側広筋を外側に引っ張りながら脛骨を内旋させてリリースする。
結果、
脛骨は内旋するし、内側広筋に力入るしで、膝の外反も改善される。
感覚的な話ですね。山口将史 アスリートRIOS 庄司アスリートRIOS 庄司 臨床力=トレーナー力ではない。
選手に自分が100持っている知識技術を毎回毎回、100提供するのは選手の身体機能しか見てない。
つまり臨床では来た患者さんに対してその場で100の知識技術を提供するだろうけどそれは患者さんのケガ等を治したり日常生活能力を上げるのが目的だからである。
トレーナーはケガを治すのが仕事じゃなく選手のパフォーマンスを上げたりチーム力をあげるのが目的だから臨床と全く同じことしていては時にチームにいらない存在になることもあるよね、、
これに気づけるようになるにはやっぱり現場に出続けるしかないかな。山口将史 アスリートRIOS 平アスリートRIOS 平 棘下筋は起始に停止が近付けば肩の外旋だけど、停止に起始が近付けば肩甲骨の内旋が起こる。
本来の教科書の作用は起始が止まっているという条件である。
では、何が止めてるのか。
それが評価。
MMTもその辺の評価にもなる。山口将史 アスリートRIOS 平アスリートRIOS 平 病態の評価
捻挫のリハビリで、どのタイミングでrunをokにして、どのタイミングで練習復帰させるのかをできるだけ明確な基準を持ちたい。
一般的な病態と機能を照らし合せながら決めているが、
最近は靭帯の成熟度合いを前方引き出しテストの程度で評価しようと試みている。
ミリ単位だがなんとなく微妙な違いがわかってきた!
受傷後3日目より7日目、10日目の方が抵抗感が明らかに増す。山口将史 アスリートRIOS 平アスリートRIOS 平 長所と短所をみつける
機能障害も能力低下も見つけやすい。
足首が硬いからステップが遅いとか。
評価でダメなところを見つけていくから。
良い所は??
股関節は硬いけど、肩甲骨は動くじゃん!
当たりは弱いけど動きは速いじゃん!
現場レベルで見るとプレーの良いところがいっぱい見つけられる。
その選手は万能なプレーをしたいのか、長所を伸ばしたいのかを確認してから評価をした方が良い。山口将史 アスリートRIOS 庄司アスリートRIOS 庄司 ⚪️レベルが高い選手
選手の感覚にトレーナーが合わせていけばいい。レベルが高い選手は良い感覚を知っているからそれに合わせてあげるようなコンディショニングをすればいい。
⚪️レベルが低い選手
何が良くて何が悪いのか全くわからない状態。だから最初は良い感覚を見つけるきっかけ作りをしていくのが大事。選手が良い感覚を見つけさえすれば後は簡単!
その良い感覚を見つけるまでが時間がかかる。それは中には高校3年間では厳しい選手もいる。だからこそ中学生の段階から少しずつ良い感覚を見つけるきっかけ作りをしていくのが大事。