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いかづち

20へえ~ こんなのだから満足に挙証責任もこなせないんだ。 官邸と前川氏の確執は2年前、東京オリンピック・パラリンピックの新国立競技場建設を巡る騒動にさかのぼる。初めはスポーツ振興を所管する文科省が建設を主導していたが、工事規模が巨大すぎてゼネコンなど建設業界を仕切るノウハウがなく、最初の大型発注である旧国立競技場解体工事でトラブルが続出。新設備の建設費も、当初は1300億円と試算していたが、二転三転して2倍近い2520億円に膨れ上がることが分かった。2015年7月に安倍首相が森喜朗元首相と会談して計画の白紙撤回を決断。官邸が計画全体の仕切り役を文科省から取り上げて国土交通省に任せることになった。文部科学審議官だった前川氏は当時、整備計画の経緯を検証する委員会の事務局長を担当し、一連の経緯について報告書をまとめている。それによると、試算値は2012年7月から目まぐるしく変わり、専門家からは「利権や思惑から工事費の情報操作が行われていた可能性を示唆している書き方」という指摘があった。オリンピックは文科省にとっても大きな権益だったはずで、利権官庁としての「無念」は容易に推測される。

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