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Dr.satoSHITのトーク
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  • Dr.satoSHIT
    見城徹見城徹

    そして、裏表なく、嘘をつかず、誠実に。狡くやったことは必ずバレる。その人の評価になる。仕事の結果はその人の人間性に付いて来る。

    自分で汗をかきなさい。
    手柄は人に渡しなさい。
    そして、それを忘れなさい。

    最初の2行は竹下登元首相。最後の1行は日本テレビ氏家齊一郎元会長が加えたもの。僕は氏家さんに本当に多くのことを教わった。氏家さんの最後の5年間、ほぼ毎日3回は携帯に電話をいただいた。
    「見城、最初の2行は何とか実行出来る。しかし、俺が加えた最後の1行はなかなか出来ない。俺も出来ない。おまえがそれを出来るようになった時、おまえに人は付いて来る」
    氏家さんのダンディな佇まいを時々、思い出す。

  • Dr.satoSHIT
    三上雅博三上雅博

    諸行無常。諸法無我。涅槃寂静。一切皆苦。

    人生と言う物語の中を、死ぬその日までただ善良に生きるだけ。森羅万象に感謝して生きるだけ。
    この世界は表裏一体だ。矛盾を楽しめ。
    針の山が目の前に現れようが、この身を業火で焼かれようが、僕の信念は揺るがない。

  • Dr.satoSHIT
    見城徹見城徹

    <かけがえのない今日>

    50年前、僕は四回生として、静岡県立清水南高等学校を卒業した。

    小学校・中学校と劣等生だった僕にとって、
    高校入学は今から考えても決定的に大きな人生の転機になった。
    東京での大学生活を通じても、高校時代ほど生命のエキスが凝縮された時間はなかった。

    海と山に囲まれて、日差しがさんさんと降り注ぐ、花と緑が目に染みる、
    青春ドラマの舞台になるような高校で、僕は全身をぶつけて、
    恋愛や友情、勉強やスポーツに向き合った。

    あれほど懸命に生きた記憶は、後にも先にもあの三年間だけである。
    あの三年が今の僕を形作り今の僕をあらしめていると、はっきりと断言できる。
    それほど僕にとって、濃密で一心不乱の季節だった。

    はじめて異性を愛しいと思い、一挙手一投足に振り回され、思い詰めた日々を過ごしたこともなかったし、
    ロックンロールに夢中になって
    ビートルズという一組のミュージシャンにあれほどの熱量でのめり込んだこともなかった。

    ラグビーに出会って、鈍い運動神経ながらも初めてスポーツを楽しいと思ったのも、高校の三年間だけだった。
    社会に出てからも、ラグビーのクラブチームをつくってトレーニングにも励んだけれども、高校時代のようなトライの快感は得られなかった。

    嫌だ嫌だと逃げたい心を押さえつけて一日3時間睡眠で受験勉強をしたのも、
    海辺で友人と日が暮れるまで議論したのも、
    本を片端から読んだのも、その三年間に限られている。

    一歩を踏み出すこと、目標に向かって努力すること、死ぬ気で何かに熱中すること、
    それらすべてを高校の三年間は僕に天の恵みのように教えてくれた。
    自分の信じた道を真っ当に努力さえすれば、時間がかかろうとも必ず少しは報われる、そのことに僕は高校に入って初めて気づいたのだった。

    何故それが高校時代だったのか、
    丁度、強烈な自我に目覚める年頃だったのか、よく解らないけれど、
    高校三年間で僕は、生きるという営みの歓喜と切なさを全身で受け止めたのだ。

    自分が信じたものに熱狂できる特権は若者特有のものだ。
    社会に出れば、様々な大人の事情が、それを許さない。

    小・中学生では子供過ぎるし、大学生では自由過ぎる。
    親のスネをかじりながら、受験という目の前に立ちはだかる乗り越えるべき大きな壁にぶつかりながら、自分が熱狂するものにもがき苦しみ、全力を尽くす。

    僕が清水南高で得たものは62歳の僕の人生を左右し、僕の人生を決定づけた。
    あの三年間がなかったら、今の僕はなかった。

    そのさ中にある者には、その貴重さは解らない。
    そのさ中をどう生きるのか。
    何とどう向き合うのか。

    君達は二度と戻らない、その貴重な季節のさ中にいる。
    何でもいい。何かに熱中しろ。何かと格闘しろ。もがき、苦しみ、悩み抜け。
    それが、どれだけ大切だったか、思い知る時がきっと来る。
    光陰矢の如し。今日と違う明日をつくれ。

    それには圧倒的努力が必要だ。10年なんてあっという間だ。
    昨日と同じ今日、今日と同じ明日。そんなものはつまらない。

    「君がなんとなく生きた今日は、
    昨日死んでいった人達が、どうしても生きたかった大切な明日だ。」
    アメリカ原住民に伝わる言葉である。

    人生の中で最も恵まれた季節を、なんとなく生きるな。
    失恋してもいい。失敗してもいい。
    勇気を出して、自分が夢中になれる何かに一歩を踏み出してくれ。
    どんなにボロボロになっても、それがあとで、かけがえのない一日になる。

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  • Dr.satoSHIT
    見城徹見城徹

    不安と恐怖と憂鬱に苛まされながら、誰よりも圧倒的努力をして、苦痛と自分の弱さに耐え抜いた者だけが痺れるような充足を手に入れる。そう言い聞かせなきゃあ、圧倒的努力なんてやってられないよ。勝者には何もやるな!

  • Dr.satoSHIT
    見城徹見城徹

    生きるということは、自分の醜い自意識と向き合い、他人の嫉妬という悪意を受け止めることだ。器量は大きく。懐は深く。義理と人情には厚く。全ては天が見ていると思うしかない。

  • Dr.satoSHIT
    見城徹見城徹

    溜息をついていても、何も始まらない。グズグズする理由を全部否定する。先に行く。一歩を踏み出す。ジャンプする。多分、沢山の自己嫌悪に出会う。それでも行く。突破する。まだ、行ける。

  • Dr.satoSHIT
    見城徹見城徹

    今、貴方が苦しくて辛いなら、それは貴方が選んだ道は正しいのだ。僕はいつもそう考えて生きている。755で繰り返しそのことを言って来た。今朝も言います。生きるということはそういうことです。

  • Dr.satoSHIT
    見城徹見城徹

    一流と三流を分けるものは何だろう?
    当たり前だけど、地位や名声や財産ではない。
    僕は他者への想像力だと思っている。一流はどんな小さな場面でも命懸けで他者への想像力を駆使している。その上で場面を張る。つまり繊細と豪胆をスウィングしている。その心のダイナミズムに人は魅せられる。三流はいい人だけど、悪魔の繊細さがない。小さいことに目が行かない。実は大事なものを悪意もなく見過ごしてしまうのだ。だから、何事も上手く行かない。一流であり続けるのは辛い。心が引きちぎられる。それでも僕は一流の人になりたいし、一流の人でいたい。一流とは生き方の問題なのだ。

  • Dr.satoSHIT
    ikutamaikutama

    三島由紀夫の辞世の句が胸を締め付ける。
    三島はもはや試すべきことが無くなったのだろう。最後に命を賭けなければ出来ないことをやることで、命を使い切った。過去は記憶でしかない。誰も居なくても朝日は昇る。
    今日のために昨日はある。過去ではできなかったことをするために今がある。