なお⊿なお⊿7年前僕は秋元康は天才だと思ってるんだけどそれは作詞能力だけじゃなくて一番凄いのは選曲能力で本当にそれぞれのグループや個人に宛てて色を出した選曲をしてると思ってる。その中でも良曲だと思える曲はやっぱり「歌い手」と「歌」がマッチしてるからそう思えるのであって、それをさせてるのは彼の選曲能力以上に「その曲を選曲させる力」が働いてるからだと思う。1
なお⊿なお⊿7年前君の名は希望も、乃木坂のカラーにマッチしたから良曲になったし、その後の乃木坂の方向性を見出した。サイマジョもそうだし、振り返ればヘビロテや枯葉のステーションや虫のバラードとかも「人」ありきの良曲だと思う。
なお⊿なお⊿7年前そう考えると、僕は「ないものねだり」を本当に好きなんだけど、あの曲の良さは橋本奈々未が歌うからなのであって、更に言えば彼女の魅力が秋元康にあの曲を選曲させたのであって、「秋元康が選曲した」のではなくて「橋本奈々未の魅力が選曲させた」のだと思うから、やっぱり彼女は魅力的な女性だったんだよなと。曲を聞く度に改めて思う。2
なお⊿なお⊿7年前橋本奈々未を見てると物語が産まれてくる、そんな魅力があった。家庭の環境や思慮の深さや意思の強さや独特の優しさや、色んな要素が人間としての深さを感じさせてた。それはこっちが勝手にそう思ってるだけなのかもしれないけど、本当はそんな深い人間なのかはわからないけど、「そう思わせる」って事が既に魅力だった。7