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ららのトーク
トーク情報
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  • ロボかも
    ロングコートダディ堂前ロングコートダディ堂前

    9月1日(土)
    知り合いの占い師の人から「今すぐ来てくれ!まずい!」と電話があったので向かう。この占い師の人は占い師のなかで一番声が大きい。声の大きさで信用度を補うタイプの占い師。メインは小麦粉占い。占い師の家に着くと「よくきてくれたな!これをみてくれ!」といきなり言われた。声がでかすぎて苦情がくるので常に給食当番みたいなマスクをしている。占い師は小麦粉を指差し、その小麦粉を見てみると小麦粉が「どうまえしす」という形になっていた。占い師は「朝起きててきとうに占いしてたらこんなことになった!めちゃくちゃこわい!ごめん!テッテレー!嘘嘘!」と言ってきた。最初何がなんだかわからなかったが、ネタばらしが早すぎるドッキリだということに気付いた。占い師は「うそうそ!トランプしよトランプ!」と言ってきたが僕は怒ったフリをして「トランプせん!」と言うと占い師は「え?」と言ってきたので「テッテレー!うそうそ!トランプしよ!」と言ってあげると「なにが?」と言ってきた。

  • ロボかも
    ロングコートダディ堂前ロングコートダディ堂前

    8月30日(木)
    久々に突き指をした。街をぶらぶらしていると、交差点で少年がギターを弾いていた。ギターは決してうまいとはいえないものだったが、少年は汗をかき一生懸命弾いていた。じーっと少年をみていると、少年が「お兄さん、良かったら歌ってよ。俺、歌下手でさあ。頼むよ」と言ってきた。僕は「まず敬語で話せ。腹立ってまうから」と言った。なぜこんな事を言ってしまったのかは分からない。自分でもびっくりした。年下になめられたくない、という強い気持ちが溢れ出てしまったのかもしれない。少年は「え、あ。すいません。はい。大丈夫です」と言った。僕は「いや、ごめん。なんか言ってしまった。ごめんごめん」と言った。少年は「はい、すいませんでした。大丈夫です」と完全にひいてしまっている。ギターだけでなく気持ちもひいてしまったのだ。
    そう。ギターだけでなく気持ちもひいてしまったのだ。僕は「ほんまにごめん。自分でもなんでこんな感じになってしまったのか分からん。気にせんといて。頑張って」と言い置いてあったギターケースに千円札を入れて帰ろうとしたが、風で舞って道路に飛び出してしまい千円札が大きいトラックに轢かれた。僕はもう1枚千円札を取りだし、少年の服の胸ポケットに直接ねじ込もうとしたがポケットのイラストだったのでそのまま手がつるんと滑っていきギターにガンっと指をぶつけた。