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三上雅博

親父、教えて頂きまして有難う御座います。早速行って参りました。 坂本龍一さんが僕の目の前でピアノを弾いていました。手の届きそうな場所で白い髪が美しく揺れ、音を迎えに行く繊細すぎる指先も、音が消えていく儚い余韻も、五感の全てで坂本龍一さんを体感させて頂きました。 人生最期の4年間を費やしたプロジェクト。 平面では無く立体的な形で我々に遺してくれた「坂本龍一」の残響は、永遠に宇宙を巡り、生も死も無い空間で、未来永劫色褪せず、そこに存在し続ける事でしょう。 親父、心に響く感動を有難う御座います。

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三上雅博のトーク
トーク情報
  • 三上雅博
    三上雅博
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    切り取った一瞬を形にしたものではない。
    まるで生きているかのように坂本龍一さんが目の前でピアノを弾いている。

  • 三上雅博
    三上雅博

    親父、教えて頂きまして有難う御座います。早速行って参りました。
    坂本龍一さんが僕の目の前でピアノを弾いていました。手の届きそうな場所で白い髪が美しく揺れ、音を迎えに行く繊細すぎる指先も、音が消えていく儚い余韻も、五感の全てで坂本龍一さんを体感させて頂きました。

    人生最期の4年間を費やしたプロジェクト。
    平面では無く立体的な形で我々に遺してくれた「坂本龍一」の残響は、永遠に宇宙を巡り、生も死も無い空間で、未来永劫色褪せず、そこに存在し続ける事でしょう。

    親父、心に響く感動を有難う御座います。

  • 三上雅博
    三上雅博

    初めての方も、何度もお越し頂いている方も、色々な期待を胸に重い扉を開いてくれる。来店時、店内の照明は抑えてある。映画館やライブハウスがそうであるように、薄暗い方がこれから何が起こるのかと想像し、ワクワクすると思うからだ。せめてこの一瞬を共有し、目紛しい日常という戦場から解き放たれ、愛する人達と祝杯を上げてほしいから。店内に流れる音楽は坂本龍一の「戦場のメリークリスマス」。皆が席に座り、飲み物が行き届き、準備が整うとその音は止まる。
    暫くの静寂の後「THOUSAND KNIVES」が流れ出すと照明は完全に落とされる。一瞬の闇の静寂の後、音楽に合わせて全ての照明がパッとつく。世界が明るくなる瞬間だ。僕も僕の闇も絶望も、ここで光に変えるのだ。
    僕は鮪が好きだから一番最初に食べてもらおう。だから今日も鮪で始まり、鮪で終わろう。一貫目の鮪を切り終えた頃に曲目は変わる。坂本龍一のアルバム「12」が流れる中で、僕は鮨を握り続ける。そして「Opus」の途中でコースのすべてを出し終える。「/04/05」が流れる頃には、人々はどんな思いで家路へと着くのか。僕は今日出会う人達に「感動」を届けることが出来るのか。

  • 三上雅博
    見城徹見城徹

    [つか版忠臣蔵]も[栄光のバックホーム]もテーマは同じだと思っています。誰もが報われない人生を生きています。しかし、誠実に愚直に生きていれば必ず一瞬の栄光は訪れます。名もなき善良な人々にこそ、その一瞬の栄光を掴み取って欲しい。その切なさと歓喜。オーバーに言えば、それは自分の死と引き換えかも知れないけれど、それが生きるという根本的な意味だと思っています。必ずやって来る死の瞬間に微かに笑いたい。僕はそのために生きています。赤穂浪士も横田慎太郎も最後に微笑んだと信じています。
    今日も赤穂浪士たちの栄光のバックホームを観に行きます。

  • 三上雅博
    三上雅博

    本日は親父の過去の投稿より、2025年12月の投稿をリトークさせて頂きました。

    誰もが報われない人生を生きている。矛盾に裂かれ、不条理に焼かれ、理不尽に曝される。それでも、それでも、自分を信じて一歩踏み出す。微笑み浮かべて死ぬために、今日も絶望を引き受けよう。
    耐え忍べ。苦しみこそが生きている実感なのだから。

  • 三上雅博
    見城徹見城徹

    後1週間経てば75才になる。角川書店(現・KADOKAWA)に入社して5年間ぐらいはどの作家のところへ行っても「担当編集者で君が一番若い」とよく言われたものだ。所属したのは総合文芸誌[野性時代]。編集長を含めて8人。今や僕以外は全員鬼籍に入った。当時、毎夜のように酒を飲んだ中上健次、立松和平、つかこうへい、高橋三千綱、坂本龍一らも既に亡い。編集者になって50年以上が経過した。僕はまだ編集者だ。
    まさか出版社を自分で作ることになるとは想像もしなかった。高校時代から憧れだった五木寛之
    さんと仕事をしたかった夢も僕の25通の一方的な手紙で現実となり、海外取材も4度同行させて貰った。幻冬舎を創立して3年目に書いていただいた[大河の一滴]はロングセラーとなり、累計部数は330万部に達している。初めてお会いした時、五木寛之さん44歳、僕は25歳。膨大な時間が流れたのだが、五木寛之さんと初めてお会いしたホテルのティーラウンジでの会話がまるで昨日のようにも思える。[大河の一滴]から30年。
    来年の1月か2月には[大河の一滴 最終章]が
    幻冬舎から刊行される。映画[栄光のバックホーム]、舞台[つか版 忠臣蔵]、書籍[大河の一滴
    最終章]。僕はジーンズとブルゾンで走り回る
    まだまだ現役の編集者だ。編集者になって良かった。

  • 三上雅博
    三上雅博

    本日は親父の過去の投稿より、2025年12月の投稿をリトークさせて頂きました。

    頭の中で、アリスの「チャンピオン」が流れます。
    僕も灰になるまでリングからは降りられない。倒れても立ち上がり、打たれても前に出る。
    偉大なる親父が今もジーンズとブルゾンで走り回っている。勝者には何もやるな。孤高に挑め。現状維持は恥と知れ。生涯一鮨職人。