No.555　 映画『フィールド・オブ・ドリームス』（Field of Dreams） 監督、脚本フィル・アルデン・ロビンソン 原作：ウイリアム・パトリック・キンセラ『シューレス・ジョー』 出演者 レイ・キンセラ：ケビン・コスナー アニー・キンセラ：エイミー・マディガン カリン・キンセラ：ギャビー・ホフマン "シューレス"・ジョー・ジャクソン：レイ・リオッタ マーク：ティモシー・バスフィールド テレンス・マン：ジェームズ・アール・ジョーンズ Dr.アーチボルト・"ムーンライト"・グラハム：バート・ランカスター アーチー・グラハム：フランク・ホエーリー ジョン・キンセラ：ドワイヤー・ブラウン バック・ウィーヴァー：マイケル・ミルホーン エディ・シーコット：スティーヴ・イースティン スウィード・リスバーグ：チャールズ・ホイエス チック・ギャンディル：アート・ラフルー 音楽：ジェームズ・ホーナー 撮影：ジョン・リンドリー 編集：イアン・クラフォード 配給：ユニバーサル・ピクチャーズ、東宝東和 公開：米国1989年4月21日、日本1990年3月24日 上映時間：107分 ※2021年8月12日に、ホワイトソックス対ヤンキース戦の開催が実現。開会式にはケビン・コスナーが出演し、両軍選手も右翼のトウモロコシ畑の中から登場した。試合は9対8でホワイトソックスが勝った。 2021/08/23 （8/22観映） 直前に読んだ「キネマの神様」に影響を受けて観る事に。 映画公開当時には劇場で観たはずであるが内容の半分も意味が分からなかった。"シューレス"・ジョー・ジャクソンをそもそも知らなかった。テレンス・マンのモデルがJ・D・サリンジャーなのは驚きである。 60年代〜70年代を激しく生きた人、ＭＬＢを好きには堪らないファンタジーな内容である。 クライマックスのレイと亡くなったはずの父親とのキャッチボールには流石にほろりとさせられる。和解で来なかった息子の父性への憧れが結実した訳だ。 しかし、お告げがあったとはいえ、破産まで追い込まれても農場に野球場を作るであろうか？　まぁ、作ったから小説や映画になったのだがな。 もう一回『キネマの神様』をよく読もう。ゴウちゃん対ローズ・バットが見事にこの映画を評価している。