【恐恒(ｷｮｳｺｳ)家】 ※家系名の由来は〈常(恒)に変わらず恐怖と言う災いを他者に与える者達〉と言うモノである ・闇き世代の派閥内では、それなりに深い歴史を持つ家系である ・現代に於いて、恐恒家は怨鬼家や妖焔家とは異なり、家系の中で強硬派と穏健派で分かれている訳ではなく、家系そのものが強硬派に属している ・当主は〈恐公(ｷｮｳｺｳ)〉と言う家系の名と同じ読みを持つ異名で呼ばれている ・負源魔術の中でも〈恐怖の負情を原動力にする事が出来る〉と言う特徴を持つ〈負源魔術《恐(ｷｮｳ)》〉を継承している一族でもある ・その他の家系の特徴として〈他者へ恐怖を与える事が出来るならばどんな極悪非道な手段でも取り、そうして他者へ恐怖を与える事で快感を得る快楽主義者〉と言う性格の持ち主が多い事で知られている 【厭魅(ｴﾝﾐ)】 ※家系名の由来は〈人の心を巧妙に惑わし、己への厭悪を逸らし他者へ向けさせる者達〉と言うモノである ・闇き世代の派閥内では、上記の四家に比べると歴史の深さは劣るが、その代わり術師のみならず退魔師も輩出しているとの事 ・現代に於いて、厭魅家は怨鬼家や妖焔家とは異なり、家系の中で強硬派と穏健派で分かれている訳ではなく、純粋に家系そのものが穏健派に属している ※しかし、現代から約五年前に起こった闇き世代が深く関わっていたある事件で、当時の当主が死去してしまい、現在は家系そのものが滅亡してしまったと世間一般的には語り継がれている(←が、実は世間では知られていない裏話が存在している。詳細はシナリオにて) ・当主は〈厭鈴(ｴﾝﾘﾝ)〉と言う異名で呼ばれている ・負源魔術の中でも〈憎み嫌う(厭悪)の負情を原動力にする事が出来る〉と言う特徴を持つ〈負源魔術《厭(ｴﾝ)》」を継承している一族でもある ・その他の家系の特徴として〈非常に警戒心が強く、自分が憎み嫌った相手に対しては容赦なく危害を加えようとする〉性格の持ち主が多い事で知られている 【闇代(ｸﾗｼﾛ)家(？)】 ※1.(？)が付いている理由の詳細についてはシナリオにて ※2.家系名の由来は〈裏社会と言う光(希望)が少ない中でも、光(希望)の代わりとなる物を求め続ける〉と言うモノである ・闇き世代の中で〈表向きは〉最も歴史が浅い家系とされており、現在の六家の中で唯一〈後から闇き世代へ加入した〉家系との事 ※1.加入した経緯は現代に於いても不明とされている(←詳細はシナリオにて) ※2.〈表向き〉となっている理由に関しては、別途説明 ・また、術師家系でありながら格闘術の名門であると同時に〈魔闘術(ﾌﾞﾗｯｸ・ｱ-ﾂ)〉も扱っている家系でもあるとの事 ・現代に於いて、闇代家は厭魅家と同じく家系そのものが穏健派に属している ※しかし、厭魅家と同じく現代から約五年前に起こった闇き世代が深く関わっていたある事件で、当時の当主が死去してしまい、現在は家系そのものが滅亡してしまったと世間一般的には語り継がれている ・当主は、現代と家系の誕生当初で異名の呼ばれ方が異なっており、誕生当初の異名は現代に於いては文書に記載が〈全く残っておらず〉多くの謎に包まれているが、現代では〈常贄(ﾄｺﾆｴ)〉と言う異名で呼ばれている ・他の五家と同じく家系が継承している固有魔術はあるが、それは負源魔術ではなく〈贄壊(ｼｶｲ)魔術(贄の術式)〉と呼ばれる〈ありとあらゆるモノを《贄》と形容し、その《贄》と形容したモノを破壊する事で、その効力や特性・破壊力を上乗せして自分の物にする〉と言う特徴を持つモノである ・その他の家系の特徴として、何の因果か闇代家当主・常贄の素質を持つ者は〈例外無く《壊す事に特化した異能》を発現する〉との事。また、どう言う訳か潜在的な身体能力が並外れており、全盛期の闇代家当主に至っては科学的・魔術的な強化を一切せず、純粋な身体能力のみで「人間の頭蓋骨を素手で容易く粉砕した」「軽い蹴りで人間の首をへし折った」と言った逸話があったらしい ※逸話に関しては、現代に於いても謎が多く残っており真偽は不明のままとなっている