8月4日(土) 家電量販店さんにいって買うつもりはないけれどおっきい冷蔵庫を見てた。店員さんが近付いて来て「良かったら冷やしてみてくださいね」とのこと。ゼリーを持っていたので冷蔵庫に入れて少し置いておくことに。トイレにも行き、戻ってくると大変な事態。どこにゼリー入れたか忘れた。結構大事なゼリーだったのでまずい。かたっぱしから冷蔵庫を開けてみたが、無い。全ての冷蔵庫を開けるなど到底不可能。気が遠くなる。正直ちょっとがんばれば全部開けれるが今日の僕は気が遠くなりやすかった。店員さんに「すいません、どこかに僕のゼリーが入ってるんですけど」と言うと「わかりました。探します。あの…1個提案なんですけど、1発で入ってる冷蔵庫当てたら一口くれません？」と言ってきた。正直一口あげたくなかったので迷ったが僕も条件を出すことに。「分かりました。一発で当てたら一口あげます。でももし一発で当てれなかった場合…死んでもらいます」さすがにきつい条件を出しすぎたかとチラっと店員の方を見ると、店員が大汗をかいて歯をガチガチと鳴らしていた。すると上司らしき人が「木下くーん！これ、冷やし忘れ。カウンターもってっといて」と僕のゼリーを店員に渡し去っていった。僕は「あ！これです、ゼリー。賭けは…無しですね」と言うと店員はペタンとその場に腰を落とし「た、助かった～！」と泣きはじめた。ゼリーはその人にあげた。