放浪の旅
トーク情報櫻田 律子 見城徹見城徹 櫻田 律子見城 徹 様 お目の手術が無事に終了され、術後の経過も順調のご様子に安心しております。なによりでございます。 札幌市中島公園駅裏手にある渡辺淳一記念館を15年前に訪れ、先生の鉛筆書きの生原稿の二重線を引いて書き直した箇所、鉛筆、消しゴムを目にし、先生の息づかいが聞こえ、苦悶の表情や苦闘の背中が見えるような書斎風景でした。その後で「過剰な二人」を拝読させて頂き、大変嬉しく感激しましたのを思い出します札幌と言えば僕にとっては渡辺淳一です。思い出しました。林真理子と仲直りしたのは渡辺淳一記念館の何周年目かのパーティ会場でした。
そうか、それで[過剰な二人]のことを書いてくれているんだね。有難う。櫻田 律子 見城徹見城徹 櫻田 律子見城徹 様 15分前から「森瑶子の帽子」を読み始めています。森瑶子さんがお元気でいらした頃(今から33年くらい前)、札幌の高校生だった私は当時出版されていた森瑶子さんの本は全て読み終えていました。平成5年7月6日以降、森瑶子さんの本は手に取れませんでした。今日約27年ぶりに買い、本の中に山田詠美さん、見城さんや石原さんのお名前が出て来て驚いています。驚く方がおかしいですね。幸せタイムスリップです。今はどこら辺まで読んだでしょうか?
[森瑤子の帽子]は僕にとって愛おしくてたまらないノンフィクションです。森瑤子さんとは沢山の仕事をし、何度も旅行をし、よく食事をして酒を飲みました。幾つもの場面が今も映画のシーンのように鮮やかに目に浮かびます。粋でセンスが良くてダイナミックな彼女の余りにも早過ぎた死。島崎今日子さんの手によって、本書は今そこに森瑤子がいるように描かれます。彼女の咳払いや足音が聴こえて来るようです。彼女の歓喜。彼女の悲しみ。彼女の苦しみ…..。この作品によって森瑤子は永遠になった。そう思います。