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バニシング・ポイント 中学生の頃に観たはずなのに、広大な土地をダッヂが白煙を上げて疾走するシーンと、素っ裸のバイカーしか憶えていなかった。 でも、それで正解の作品。 最後のシーン パワーシャベルの隙間に一瞬見える夕日。 昏れの景色と爆発が重なり悲しくなる名場面。 主人公コワルスキーの逃走劇を観終わった観客は、時折挿入される回想シーンを反芻しながら、何が彼を暴走させたかを余韻の中で整理すればいい。 そんな作品ですね。 ただ、タランティーノを筆頭に、様々な作品に影響を与えている本作だけれど、つまらなく感じる人もいるだろうとは思う。 大空港 当時のスターが大勢出演しているだけで満足。 ストーリーは大雪の空港で旅客機が脱輪する事から始まるが、騒音問題や無賃搭乗など、中々風刺の効いた凝った作りになっている。 空港長役のバート・ランカスターや、気性は激しいが空港長が絶大な信頼を寄せているジョージ・ケネディ、ジーン・セバーグ演じるクレバーな秘書など、個々のキャラクターがしっかりしているので、パニック映画というより群像劇として観た方がいい作品。 ツイン・ピークス 若い頃に熱中した作品がアマプラにあったので。 日本のドラマでもモノマネ作品が幾つか作られたが、これを超えるものはなかった。 リンチお気に入りのマクラクラン主演でも、ブルー・ベルベットよりわかりやすいし、ストーリーに花を添える山間の街の「変人」を観ているだけでも楽しめる。 というより、ブルー〜は今観てもサッパリお手上げ。 話は逸れるが、難解ではあるけれど中毒性の高いマルホランド・ドライブの4Kが来月公開されるらしい。 ベティとリタ、最初に現れる老夫婦、現実なのか妄想なのか、ファンタジーなのかサスペンスなのか。 ララ・ランドのリンチ版 こちらも楽しみです。 他人の意見に左右されず、少しでも気になる作品があれば観た方がいい。 蓮實重彦さんなどのトップレベルの評論家だって、口を揃えて、「何も考えず、ただ観るだけでいい」って書いているのだから。

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    修治修治
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    ゴッドファーザーpart2ラストの回想シーン。初めてコレを観た時にコッポラは天才だと思ったな...
    〝疑心暗鬼になり、図らずも自らの手でファミリーを壊滅状態にしてしまったマイケル〟を観てきた観客達は...まだファミリーが結束しており平穏であり、皆が幸せだった頃のシーンをラストに観させられる事で、物語の悲劇性と残酷さを再認識させられ、強い印象を心に刻まれる。

    ヴィトーの誕生日のケーキ🎂を運んで来るのは、ドンの青年期からの盟友であるにも関わらず、バルジーニに寝返り身内に粛清される事となるテシオだ。

    コニーの主人だが、ファミリービジネスに加えてもらえず、心の内に不満を抱えている事を敵方に見抜かれ利用され、コニーには暴力をふるい、コニーの兄ソニーには痛めつけられ、ファミリーを裏切りソニーが死ぬ原因を作り、最終的にはマイケルに粛清されるカルロは...このシーンではソニーの友人として、パーティーに幸せそうに加わっている。

    ヴィトーに愛されつつも、短気で短絡的な思考から、ドンの器としては今一つの評価だったソニーは、道路の料金所でマシンガンで蜂の巣にされて死ぬ。

    マイケルが自らの意思で徴兵される事を選んだ事を、家族の中で唯一〝お前の事を誇りに思う〟と認めてくれたフレドは、あろう事か、ドンになったマイケルの手によって湖上で射殺される。

    そしてファミリーを守ろうとするあまり、多くの身内を失い、手にもかけ、憔悴しきってラストでは沈痛な表情でベンチに腰掛けるマイケル。

    このドンの誕生会のシーンをラスト間際に差し込む事で、ゴッドファーザーpart2は一作目をも越える圧巻のエンディングになったと思っている。

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    ダイニングたった1人だけのマイケル

    このラストシーンの余韻の中にフレドを思い出すのは、決して僕だけではないはず。

    パート1も含め、こういう美しくも切ない作品を通して人間を知るという体験を、幸運にも子供の頃に体験した。

    そう思うと、ゴッドファーザーが映画にのめり込むキッカケだったと思う。

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    酷評されているパート3のみ再視聴したが、そこまで酷い作品とはおもわなかった。

    オープニングはパート1同様に、ゴッド・ファーザーへの依頼事から始まる。
    ただ、パート1は友情を元にしていたが、パート3はバチカンの不正会計を背景にしているが、宗教的メッセージはさほど感じない。
    クライマックスの粛清だが、パート1の洗礼プラス敵対する人物の粛清と、オペラ観劇プラス暗殺という、中々エモーショナルな演出の対比は面白いのだか、一作目の殺しの方が確実性が高く、観劇中にライフルで狙うなどやや雑な印象も感じられる。

    本作では過去を悔いるマイケルが所々でフォーカスされている。
    しかしこの物語の重要なポイントは、本質的な罪の救済など出来ないという事です。
    コニーの「湖で〝溺れ死んだ″フレドは可哀想」という台詞もあったが、このシーンのタリア・シャイアは白眉。

    しかし、パート2からの大きな変化は、ケイとコニーが強い女性に変わっていることです。
    特にコニーには、ヒステリックでメソメソしていた面影はない。
    むしろ、マイケルよりも非情で落ち着いている。
    これが最後までしっかり効いている。

    正直なところ微妙な作品ではあるが、美しさと儚さを見事に融合させた静かなエンディングは、三部作を締めくくにはこれ以上ない出来だと思う。

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    山の幸編

    島根県邑久郡邑南町
    山の中腹にある、「縄文村」というオーガニックな惣菜屋

    山間の景色を眺めながら、山菜の天麩羅や煮ものを。

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    海の幸編

    広島県呉市 呉漁港
    店名忘れた。。

    名物の生シラス、小鰯の天麩羅、マナガツオの定食

    残暑と瀬戸内海特有の凪もあり、かなり蒸し暑かったけれど、瀬戸内の獲れたての魚は美味しかった。

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    某ブログで映画についての駄文を書いているが、今日調べてみたら500を超えていて驚いた。
    ただ、交流を広げたくないのと、「この作品、私も観ました!」的な内容の薄い人はフォロー申請されても…
    まぁ、こんな距離感で利用している。

    ただこのサイト、(この人、プロのライター?)と思う人や、ガチの脚本家や関係者もいるので、下手な映画サイトより奥深いレビューが多い。

    その中で、常にチェックしているユーザーが三人いる。
    一人は某劇団の作家で、ポッドキャストも運営されている方。
    彼のレビューは脚本と美術を中心に、監督の過去作なども交えながら全体的に論じている。
    だから、レビュー自体が作品を語るというより、美術館のキュレーターの様に、こういう側面から観るのもアリですという語り口。
    もう一人は、元編集者(多分、ぴあ)
    粗筋よりも、どう見て、どう感じたかの表現が秀逸。
    相当量の読書体験がおありの様子で引用も多く、レビュー読後は情報が多過ぎてヘトヘトになる。笑

    最後は、精神科医の女性
    この方、一日に一本を必ず観了されているようで、しかも観終わってすぐに投稿されている。
    職業柄だろうが、会話や仕草から予測される心理面の解説が鋭い。

    小説も映画も、情景描写/会話/心理描写の三つが上手く合わさって作品となるわけだが、この三名のレビューをミックスさせると様々な視点から一つの作品を楽しむ事が出来ます。
    評論家でも映画ライターでもない普通の人が、自分の内にある深い想いを…

    いやいや、そんな大袈裟な事ではない。

    知識の使い方をよく理解している人達であり、
    単に映画や小説、そして書く事が好きな人達です。
    自分をよく見せるためにSNSを利用している人達とは違い、創作物を心から楽しんでいる人達だと感じています。

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    修治修治

    2号店の方ですが順調な滑り出し。ぶっちゃけると1号店以上の売り上げ😅
    勝因は店のある場所・ロケーション。仕事というのは、自分の為だけに頑張るのは限界がありますね...
    自分も常にお客さんの満足の為に・スタッフの生活を豊かにしてあげたい...という気持ちで、自分の利益は最後に...という考えでやっているのが、良い結果に繋がっている様に感じる。
    1号店と貿易の仕事だけで、十分にやれているけれど、2号店がうまくいく事で利益が増えても、着るものは相変わらずUNIQLOやオッシュマンズ、ジーンズメイトで良いし、高級なレストランに行く気にもならない。
    そういう場所は20代の頃に散々行ったしね。
    お客さんが楽しめる場を、今後も育てていきたいものだ。

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    まずは二号店の無事オープン、おめでとうございます。
    そして「その店、盛況につき」は、オーナーの考え方がそのまま店舗に反映されている事は安易に想像がつく。
    だから今回の投稿には全てに共感しています。

    顧客満足とスタッフを豊かにしたい。

    高級店での食事も高い服も要らない。

    僕も同じくです。
    がむしゃらに働く事が美徳とされていた世代ですが、若い頃は多分ストレス発散と見栄がぐちゃぐちゃになっていたんだろうな。
    今回の引越しで高い服も殆ど処分したけれど、結果四十万くらいになったから儲けた気がする。笑

    まぁ今まで通り、のんびりやるつもり。

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    昨日はMLBワールドシリーズ第1戦を生中継で観ていた。
    注目していたジャッジは第一打席から変化球に対応出来ず苦労しているようだ。
    特に9回表、スライダー2球で追い込まれた場面は、全く合っていない。
    しかし、今日の二戦目は修正して来るはず。
    いい選手とは弱点を克服する能力がずば抜けている。
    それは当たっていない大谷も同じだ。

    第一戦は足を怪我していたフリーマンのサヨナラ満塁ホームランで決着したが、ヤンキースがフルスイング出来ないフリーマンと勝負するのは当然だが、足を引きずりながらホームへ向かうフリーマンを、苦々しく眺めるジャッジが印象的だった。

    そして、今日の第二戦
    ジャッジの第一打席
    今日もスライダーに合わせられず三振。
    ここまではドジャース投手陣のテクニックが上だろうが、このまま終わるはずがない。
    このシリーズは、そこからが面白くなるはず。

    スポーツを勝った負けたのみで語るのもいいし、プロ野球なんて面白くないと公言してもいい。

    楽しみ方は人それぞれだから、それはそれでいい。
    ただ僕は、野球中継をこういう風に楽しんでいると言いたいだけ。

    さ、今日はどんな試合になるのか。