今日は「マンハッタンカフェ」のキャラクターをお伝えします。 （１）大前提として「競馬が下手」な血統であることを理解する マンハッタンカフェは競馬が下手です。競馬が上手な馬というのは「スタートがうまい」「折り合いがつきやすい」「コーナリングが上手」「馬群をうまく捌ける」みたいな特性を持っている馬を想像してください。自分の持っている以上にレースになってパフォーマンスを発揮できる馬です。マンハッタンカフェ産駒はこうした特性を著しく欠く馬が多い。 先週の土日の重賞を見ていただければ一目瞭然でしょう。ルージュバック、クイーンズリング、ヒルノデイバロー。この全てがマンハッタンカフェ産駒です。ルージュバックとクイーンズリングは直線で被されて伸びませんでしたし、ヒルノデイバローはインを突いて全く伸びませんでした。２週前にはNHKマイルカップで人気したイモータルという馬もいましたね。あの馬もどういう結果になったかはご存知の通り。 マンハッタンカフェ産駒は競馬が下手なのでそもそもの期待値が低いのです。ですので予想でもそうですが、POG指名や一口馬主でのご購入は避けたほうがいい馬と言えます。 では、なぜ競馬が下手なのかというのを仮説を交えてお話ししましょう。