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コージ

(2)馬群が破れないことがこの血統の全て マンハッタンカフェという馬は長距離で活躍した名馬です。菊花賞と有馬記念を制しているようにこの父親が名馬であるということに異論を挟む人はいないでしょう。 ただ、このマンハッタンカフェという馬は現役時代の走り方を見ても特徴がありました。それは「大跳び」であるということ。大跳びということはストライドが大きい分、伸び伸びと走らせてあげたら強いんですが、小脚が使いにくく馬群の中では何もできずに終わることが多いんですよね。このマンハッタンカフェという種牡馬は産駒にその特徴をまざまざと伝えます。 その上でマンカフェ産駒はとにかく馬体が大きすぎる。大跳びでノッシノッシ走る馬が多いので、少頭数の大外枠(共同通信杯のイモータルとか)では強さを出しますが、フルゲートのGIなんかだと競馬下手を存分に発揮します。 私はブログやメルマガなどでもマンハッタンカフェ産駒を一度も期待したいと述べたことはないと思います。イモータルが騒がれた時も、ルージュバックが騒がれた時も、クイーンズリングが騒がれた時も、「絶対に途中で壁にぶつかる」と思っていました。その理由がこれです。 思い返してみてください。GIで活躍したマンハッタンカフェ産駒って、何頭いますか? では、どんな時にマンハッタンカフェ産駒は狙えるのか。それを最後に書いて終わりたいと思います。

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