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(3)マンカフェは馬群を破らなくても良い時にだけ狙え! マンハッタンカフェ産駒の弱点は「大跳びなので競馬が下手で馬群が破れないこと」です。 今の競馬ファンは内枠信者ばかりなので、例えばイモータルやルージュバックが内枠を引いたら「中山牝馬Sで大外枠だったルージュバックが内枠なら買いだろこれww」となりがち。ただ実際は真逆で、大外枠で馬群を破らずに済んだ中山牝馬Sはこの馬にとってベストな条件でした。逆に内枠で馬群の中で競馬をしなければいけなくなりそうなヴィクトリアマイルは明らかに枠順がマイナスだったんですよね。 共同通信杯のイモータルを見ても、中山牝馬Sのルージュバックを見てもわかるように、マンハッタンカフェ産駒の走り時は「外枠を引いた時」です。ここは世間の競馬ファンの認識の逆を行ってください。内枠を引いたらWINSでルージュバック内枠最高と言っている人の隣で「競馬が下手だから馬群を破れないだろうなぁ」と思いましょう。 枠順と同じく狙い目と言えるのは少頭数レース。ちょうどイモータルの共同通信杯なんかも少頭数でしたよね。少頭数ということは捌く頭数が少なくて良いレースになりがち。そうなるとマンハッタンカフェ産駒は馬体が大きくて持っているパワーは凄いものがありますから、そのポテンシャルを最大限に発揮できます。 こうしてマンハッタンカフェ産駒を考えていくと、重賞で活躍していた馬にはとある共通点があることがわかります。それは「極端な競馬」をしていたこと。 エーシンモアオバーやジョーカプチーノはペースなんて関係なくとりあえず逃げることを持ち味にしていた馬。逆にショウナンマイティは道中は最後方にいて、大外ぶん回しの競馬で好走してきた馬。 マンハッタンカフェ産駒の特徴をわかった今なら、なぜこういう極端な競馬をする馬が活躍する傾向があるのかわかりますよね。そうです、馬群を破らなくていい競馬をしたほうがマンハッタンカフェ産駒は大成するのです。 持っているポテンシャルは凄まじいものがあるが、競馬力が下手すぎてそのポテンシャルをほとんど発揮できずに終わるのがマンハッタンカフェ産駒。なんだか残念な血統なんですが、我々はその適性をきちんと理解して、嫌う時は嫌い、買える時はきっちりと物にしていきたいですね!

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