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#30曲目にまたNMIXXをレビューするチーフ

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    1. じろー

      WEST.
      「ええじゃないか」14曲目

      これは是非直接話してみたいんですが、WEST.ファンの人達はどう受け止めているんですかね。

      先日、WEST.の重岡氏と濱田氏が結婚(重岡氏は子供の存在も)を発表しました。熱愛報道ですら基本的には御法度のアイドル業界において、結婚&子供がいる事実をさらっと発表するあたり、時代が変わってきたなといったところです。

      無論、賛否両論巻き起こっているわけですが、結婚自体に起こっている人もいれば、その事実を隠したまま活動していたことに憤慨している人もいれば、全てを受け入れて応援し続けることを決意している人もいればでカオス状態です。

      これだけ娯楽が多様化した現代社会であれば、嫌な話いくらでも代替コンテンツは存在するので、少しでも気に入らないことがあれば黙って離れて他に行けば良いとは思うのですが、10年以上追い続けている往年のファンからするとこたえるものがあるんでしょうね。

      逆にメンバー側からしても、結婚の発表をファンがどのように受け止めると予想していたかもめっちゃ気になります。WEST.に関する知識が乏しすぎるので分からないのですが、ファンダムの雰囲気がかなり特殊な場合は、こういった発表にもある程度寛容な反応になるかもしれませんがどうなのでしょう。

      何にせよ、彼らの1番の代表曲が「ええじゃないか」「まだまだいけるで」を連呼する楽曲なのが今回の発表でショックを受けているファンにとっては最大の皮肉にも聴こえます。

      第三者の自分からすると彼らのイメージ通り景気の良い曲で結構好きです笑
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    2. じろー

      Billie Eilish
      「ocean eyes」13曲目

      昨年の東京2025世界陸上で30年間中継に携わり続けた織田裕二は「世界陸上は政治や戦争に左右されない、純粋に人類がどこまで遠く・速く・高く跳べるのかを競う大会」という言葉で放送のラストを締めくくりました。昨今の世界情勢とは全く別の次元にあるスポーツの素晴らしさをそのまま表した言葉で自分としては非常に感動しました。

      翻って、今回のW杯はどうだったでしょうか。開催国の品格が本当に問われる大会で首を傾げなければならない場面が何度もありました。商業化はやむを得ないにしても、政治的な介入は個人的には心地良くないですね。(確かに国家間の代理戦争やイデオロギーの主張にスポーツが使われてきた歴史はありますし、韓国のように過度に国の威信をかけている場合もありますが…)

      では音楽はどうでしょう。文学でも同様のことが言えますが、「誰が、どういった歌詞を、どんなメロディに乗せ、誰が聴くか」によっていくらでも政治的力学は発生し得ます。そのアーティストがどんな思想信条なのかが図らずとも表現されてしまうのが音楽や文学その他のエンターテイメント作品であり、それらが政治に影響を与えることは起こり得ます。レビュー2で紹介したKendrick Lamarをはじめとするヒップホップカルチャーは政治や人種的問題を如実に表現している典型的な代表例です。

      これと似て非なる議論があります。昨今、音楽アーティストが音楽の祭典等で政治的スローガンを主張する事例が多々見受けられます。グラミー賞2026ではBillie Eilishが「ICE Out」と書かれたピンを身につけ、Fワードでこのトランプの不法移民取締政策を批判しました。個人的にトランプは好きではないですが、こういった式典で単に過激な言葉で政治的批判を叫ぶ事はあまりクリエイティブだとは思いません。事実、このスピーチは様々な賛否両論を巻き起こしました。作品の中に政治的な意図が内包される事は表現として完全にありですが、アーティストが単純に政治的スローガンを叫ぶことはあまり好きではないです。(ちなみにKendrick Lamarも同じくグラミー賞でスピーチをしたんですが、「自分の事を話すのは得意ではない。だから音楽で自分を表現している」と淡々と話してて痺れましたね。)

      Billie Eilishほど優れたアーティストであればもっと強かに自身の楽曲の中で大衆へのメッセージを表現し続けてほしいなと思います。(勿論既にそういった曲はありますが)

      本楽曲はBillie Eilishの名を世界に知らしめた名曲で個人的にも好きです。相手の瞳に溺れる様を海になぞらえた内省的で深い歌詞とそれを完璧に表現する歌声は天才的だと思います。これを10代半ばでリリースしている事には驚くばかりです。

      いつも楽曲レビューがおまけみたいな感じになってしまうのですが、書きたいことが多すぎて。スポーツへの政治的介入や音楽アーティストの政治的発言に関して、皆さんはどう思いますか。
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    3. じろー

      Shakira&Burna Boy
      「Dai Dai」12曲目

      今回のコナン映画でも終盤にバカでかサッカーボールが大活躍しました。先週のアニメ放送回ではJリーグともコラボしたみたいですし、スポーツとアニメのコラボが最近は多いですね。

      さて、皆さんW杯お疲れ様でした。寝不足気味の日々がようやく終わりましたよ。
      出場枠の拡大で全試合追うのが大変になったり、イランの出場妨害やバログン出場停止棚上げといった政治的介入があったりと何かと曰く付きの大会でした。

      反対意見も多くあったハーフタイムショーでは何故かR9がマドンナの運転手をやらされてたり(個人的には爆笑しましたが)北中米と何の関わりがあるのかよく分からないBTSが出てきたり、Justin Bieberが何故かしっとりバラードを歌ったりとアーティスト達には非がないものの、往年のサッカーファンからすると違和感がありましたね。

      ただ、Shakiraのパフォーマンスは「W杯といえば」といったバイブスで上がりました。南アフリカの「Waka Waka」から16年も経ってるのかと時間の流れを感じるとともに、ノイアーやモドリッチがその頃から出場し続けているのには驚愕します。(メシロナはもう知らん笑)

      スペインは再現性の高いサッカーを大会通して高い強度で続けていたので優勝も納得でした。

      以下、今大会の短評レビューです。
      ・彩艶の安心感異常
      ・伊東純也はジョーカーで使いたかったね
      ・スペインの楔はゲームやってるみたい
      ・アルゼンチンのサッカーは金輪際観れないかもしれないレベル(少なくともクラブチームでは絶対出来ない)
      ・イングランドはパーマー観たかったな
      ・カーボベルデのGKのおかげで分かったドイツでまだ正GK張ってるノイアーの異常さ
      ・地理的条件も含めてウルグアイもう少し期待してたんだけどなぁ
      #30曲目にまたNMIXXをレビューするチーフ

    4. じろー

      MISIA
      「ラストダンスあなたと」11曲目

      毎年恒例コナン映画のレビュー回です。先週の土日で韓国旅行に行ってきたのですが、韓国でも日本のアニメは大人気で、ポケモンとクレヨンしんちゃんは日本と同じくらい沢山のグッズが置かれていました。その二大巨頭に次ぐ勢いでコナン君もそこそこ人気でしたよ。(ただ、キャンティーグッズはありませんでした😂)

      今回の映画では、我らがプロメンのMISIA Everythingが担当するとのことで期待大でした。肝心の内容の方は近年のコナン映画の完成度の高さと比べるとやや控えめなクオリティだったかなと。ラストの大事な場面でわざわざ犯人側作製のバイクであるルシファーに乗る点や世良真純が全然活躍しないところは「ぬ〜ん?」といった感じでしたが、個人的には業火の向日葵より面白ければOKなので満足でした。

      コナン映画の主題歌は割と犯人側の視点に立ったものが多いですね。リズミカルな曲調もバイクアクションにマッチしていて、夜の横浜ベイブリッジ走りたくなりました。
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    5. じろー

      あきよしふみえ
      「Together」10曲目

      一方は“文化”的に他方は“軍事”的に、なので並列するのはかなり強引かつ危険ですが、CUTIESTREETも豊臣家も日本から韓国に進出したという点おいては共通しています。自分が最近ドハマりしているポケモンも韓国進出以降、長らくブームを巻き起こしていてポケモンパンやグッズが爆売れしていますし、ポケモンチャンピオンズでも韓国トレーナーと良くマッチングするので、相当な人気を博している事が窺えます。

      さて、今回はそんなポケモンのアニメ主題歌から1曲選出してみました。個人的には第2世代(金銀クリスタル)と第3世代(ルビサファエメラルド)が最も思い入れが強いのですが、ポケモンチャンピオンズで使用率トップに君臨するガブリアスに敬意を評して、第4世代の主題歌である本楽曲を久々に皆さんにも聴いてもらいたいと思います。

      アニメの主題歌にはその世代で導入された新要素が結構歌詞に出てくるので、子供心にワクワクした思い出があります。本楽曲にも第4世代から導入された要素が多く盛り込まれています。

      以下歌詞に出てくる技と特性のポケモンチャンピオンズにおける現状です。

      とっておき
      →ねこだまし・とっておきの2つの技だけでゴリ押しするガルーラが一時期流行った。
      ふくつのこころ
      →ルカリオの特性。ほぼほぼ「せいしんりょく」が採用されているので全然観ない。
      アクアジェット
      →特性「ちからもち」で攻撃実数値が2倍になったメガスターミーが超火力でぶっぱなしたり、カメックスやアシレーヌ、カイリューがきあいのタスキ持ち相手に打ったりと優秀な先制技として現役。
      きりばらい
      →ステルスロックが痛いリザードンやウルガモスと組んだアーマーガアが採用してたりする。
      ロッククライム
      →技自体消滅。
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    6. じろー

      木村秀彬 演奏:NHK交響楽団,沼尻竜典&鳥山雄司
      「豊臣兄弟!」9曲目

      偶然なのですが、前回のレビュー投稿翌日に「かわいいだけじゃだめですか(Korean ver.)」のMVがYouTubeで公開されました。レビューの中で日本語→韓国語への翻訳について触れましたが、歌詞の内容自体を海外向けに変化させた部分もあり、「時は戦国 小野小町も」という歌詞は「古代ギリシア神話 アフロディーテも」といった具合に改変しており少し話題になりました。
      「そもそも小野小町は戦国時代の人物ではない」といったマジレスも度々見かけるのですが、「そんな歴史的事実もよく分かっていないほど勉強とかは苦手だけど可愛いさで許してね」という楽曲のコンセプトに非常に合致した遊び心のある“あえての外し”だと思います。
      さて、今年の大河ドラマは本当に戦国時代を生き抜いた豊臣秀長(秀吉の弟)が主人公の「豊臣兄弟!」です。戦国時代の大河ドラマは毎回見てるのですが、今作では秀長の正室である慶役を吉岡里帆が演じているので、個人的にこれからの活躍が楽しみです。(吉岡里帆が出演しているドラマを観るのは幕が上がる以来2回目ですが。)

      大河ドラマのOPは絶対に飛ばさず、誰が登場するのか出演リスト(役)を観てどんな話になるのか予想しながら観るのが個人的なこだわりです。

      大河ドラマを楽しみにすると日曜夜が別に憂鬱じゃなくなるのが良いんですよね。皆さんは日曜夜の憂鬱をどのように乗り切っていますか?
      #30曲目にまたNMIXXをレビューするチーフ

    7. じろー

      CUTIE STREET
      「かわいいだけじゃだめですか?Korean ver.」8曲目

      最近のK-POPのトレンドとして韓国語より英語の歌詞のほうが多い事が挙げられています。兵役から戻ってきて完全体で復活したBTSを筆頭に、海外志向がかなり強いことな影響していて、韓国内の一部ではその流れを嘆く声もあります。

      そんな中、先日韓国の音楽番組でCUTIE STREETが本楽曲の韓国語ver.を披露し話題になりました。本人達のビジュアルや音楽的なキャッチーさもさることながら、ほぼほぼ韓国語に歌詞が置き換えられているので、最近のK-POPよりも韓国語が多いと評判になりました。

      前回LE SSERAFIMの「CRASY Japanese ver.」をレビューしました。日本語と韓国語では同じ意味の表現をしようとすると圧倒的に韓国語の方が短い音で表現できるので、韓国語→日本語にして同じ意味を持たせるのは非常に難しい作業になります。(言葉を短縮するために熟語を使うか、意味を薄くするしかない)

      逆に日本語→韓国語であればある程度音数に余裕が出ることが多いので、歌詞を削らずに済み自然な翻訳がしやすいんです。個人的には今後も日本の楽曲が世界にもっと輸出されると良いなと思います。
      #30曲目にまたNMIXXをレビューするチーフ

    8. じろー

      LE SSERAFIM
      「CRASY」7曲目

      個人的に空前のポケモンブームが来てまして、ファイアレッドクリア後に10年ほど放置していたウルトラサンをクリアして、その後スカーレットも殿堂入りまでやりました。というのも先日配信が開始した基本プレイ無料のポケモンチャンピオンズが「ポケモンバトルをすべての人へ」というコンセプトを基に、割とカジュアルめで初心者が参入しやすそうなので、ちょっと触ってみたいと思い、とりあえず歴代で積んでたポケモンシリーズを一気に片付けました。スカーレットの旅パレビューをまた上げようと思います。

      さて、前回のレビューではIZ*ONEの後継グループとしてIVEをレビューしましたが、LE SSERAFIMもまた宮脇咲良とチェウォンというIZ*ONEの人気メンバー2人が加入した後継グループです。宮脇咲良がポケモン好きでポケポケとコラボしたり、今流行りのぽこあポケモンのゲーム実況を配信したりしています。

      本楽曲はその題名通り、支離滅裂にも近い“狂った”歌詞が特徴でそれをビートに気持ちよく乗せることで得も言われぬ中毒性を生み出しています。個人的にLE SSERAFIMは圧倒的な実力や明確なコンセプトで攻めるのではなく、バズらせるのが上手くて、何故か目や耳にとまる中毒性があり、それでいてメンバー全員が親しみやすい人柄というところが魅力だと思います。

      歌詞には中毒性がありビビッとくるような「衝撃」とメンバー達「親しみやすい」人柄を両立するメタファーとして“ピカチュウ”や“10万ボルト”が織り交ぜられており、ジャケットにも稲妻が描かれています。

      いつもは日本語ver.があっても基本的に原曲をレビューしているのですが、今回は歌詞のCRAZYさを感じてほしいので敢えて日本語ver.をプレイリストに入れておきます。
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    9. じろー

      IVE
      「I AM」6曲目

      昨年、Netflixでの限定公開に端を発して世界的にブームを巻き起こした映画「KPOPガールズ! デーモン・ハンターズ」の挿入歌である「Golden」が音楽チャートを席巻しました。映画を製作するにあたって、実際にKPOPの人気楽曲を参照しているはずで、この「Golden」の参照元が本楽曲ではないかと言われています。聴くとすぐ分かると思うのですが、突き抜けるような高音のサビやアンセム的な曲調は「Golden」とかなり共通しています。
      IVEは前回レビューしたIZ*ONEの圧倒的センターであったウォニョンとダンスボーカル共に高次元でこなし、かつウォニョンに勝るとも劣らないスタイルを持つユジンがIZ*ONE解散後に新たにデビューを飾った第4世代のグループです。
      IVEはレビュー2(50曲目にDubidubiduをレビューするチーフ)でも坂本龍一の「Merry Christmas Mr.Lawrence」をサンプリングした「Supernova Love」をレビューしました。その時は少しネガティブなイメージとしてレビューしたので今回はポジティブな面をレビューしてみようと思います。
      グループ名であるIVEは「I HAVE」という意味でウォニョンとユジンというIZ*ONE時代に既に圧倒的な人気があったメンバーを軸に、0からのスタートではなく「既に持っていて、それを存分に発揮する」グループとして自己肯定感MAXの楽曲が多い点が特徴です。現状aespaと並び、まさに「覇権」と言って良いグループだと思います。
      本楽曲も「自分は自分であり誰も邪魔できないという」圧倒的自己肯定感をベースに、さらにその自己肯定感を聴く側にも分け与えるという、IVEのコンセプト通りの楽曲に仕上がっています。グループ名・コンセプト・楽曲の三拍子が綺麗に一致しているのが個人的に気持ち良いですね。
      #30曲目にまたNMIXXをレビューするチーフ

    10. じろー

      IZ*ONE
      「Panorama」5曲目

      前回レビューしたRed VelvetのメインボーカルであるWendyがWBC開幕戦韓国対チェコの始球式に登場してました。日本代表は残念ながら連覇出来ませんでしたが、パワプロ新作はWBC仕様になるとのことで久々にやりたいですね。

      さてRed Velvetと同じ「第3世代」のK-POPグループから、今や伝説となったIZ*ONEの楽曲を紹介します。
      IZ*ONEは日韓合同のオーディション番組で結成された期間限定のグループであり、コロナ禍に人気絶頂でありながら解散しています。グループ名には「12(IZ)種の色彩を持ったそれぞれの星(メンバー)たちが一つ(ONE)になる瞬間」という意味が込められており、その由来通りに年齢もルーツも身長もスキルもバラバラなメンバー達がまるで1つの生物のように息ピッタリなパフォーマンスを披露する一体感が特徴でした。

      本楽曲は人気絶頂であったIZ*ONEの解散前最後のタイトル曲であり、IZ*ONEとしての活動やファンとの交流を「Panorama」のように記録し、永遠に記憶に残すといった切ない内容に仕上がっています。

      解散後、IZ*ONEのメンバーは「第4世代」として2020年以降に登場するIVEやLE SSERAFIM等グループの主要メンバーとなったり、ソロ活動で成功したりとK-POPのその後の歴史にも大きな影響を及ぼした重要なグループと言えます。
      余談ですが、秋元康もこの日韓合同オーディションに関わっており、宮脇咲良等の48グループのメンバーも多数参加し、メンバーとしてデビューしています。日本語楽曲も複数出しており、当時日本で覇権を握っていた坂道グループのような楽曲を多くリリースしていますので、試しに聴いてみてください。
      #30曲目にまたNMIXXをレビューするチーフ

    11. じろー


      RedVelvet
      「Feel My Rhythm」4曲目

      ファイアレッド・リーフグリーンのSwitch版が発売されました。久々にクラシックなポケモンがやりたかったところなので、発売日に購入して殿堂入り目指してプレイしています。
      さて、ポケモンにおけるゲームボーイアドバンスのタイトルが「第3世代」として区分けされていることからも言えるように、実は今30歳くらいの世代は「第3世代」に区分けされる事が多いんですよ。K-POPにおいても、前回レビューしたJENNIEが所属するBLACKPINKやTWICEは、2010年代後半にアジア圏から世界にK-POPを広めた世代として「第3世代」に区分けされており、事実JENNIEやMISAMOは96,97年生まれで今年30歳を迎えます。
      今回はそんな「第3世代」のK-POPグループであるRed Velvetから1曲紹介します。Red VelvetはSMエンターテイメントに所属しており、同事務所の先輩である少女時代(第2世代)から受け継いだ確かなボーカル力を持ちつつ、コンセプトの強烈さを後輩であるaespa(第4世代)に継承したグループです。魅惑的で強烈な色である赤(Red)と柔らかく優しい(Velvet)という二面性で魅了するという由来で、実際に曲自体もこの2つ全く異なるコンセプトに大きく二分されます。
      本楽曲はVelvet側のコンセプトの代表曲で、最大の特徴はバッハの「G線上のアリア」をサンプリングしている点です。誰もが聴いたことのあるクラシックの旋律を見事にK-POPの文脈に落としこみ、それをメンバー達の確固たるボーカル力で昇華しています。MVではヒエロニムス・ボスの絵画をサンプリングしており、優雅さと奇妙さが入り乱れる映像も見応え十分です。こういった実験的な音楽的取り組みが多いのもK-POPの魅力の1つですね。
      先輩の少女時代と後輩のaespaが両方各世代の覇権を握っていて、かつ同世代には今も現役バリバリのBLACKPINKとTWICEがいるので中々埋もれがちですが、個人的には「第3世代」で最も好みのグループです。
      #30曲目にまたNMIXXをレビューするチーフ

    12. じろー

      JENNIE
      「like JENNIE」3曲目
      今考えればウイイレの挿入歌は大分豪華でしたが、最近はFCも豪華になってきてます。最新作FC26ではBLACKPINKのメンバーであるJENNIEの本楽曲が収録されており、K-POPも遂にここまで来たかといった感じです。

      2024年に「APT.」でROSEが世界を席巻したあと、昨年はJENNIEが本楽曲で上半期のチャートを支配し、リリース当時は各グループのメインダンサーがこぞってダンス動画をアップロードしていました。今最も影響力のあるK-POPグループとしてBLACKPINKは確固たる地位を固めています。

      題名の通り、「JENNIEのようにやってみな。でも誰も私にはなれないから」という強烈なナルシズムを前面に押し出し、アンチにもファンダムにも向けた歌詞が特徴で、何をしてもトレンドになる絶大なカリスマ性のある彼女にしか歌えない楽曲になっています。

      1曲目にレビューしたNMIXXの「O.O」と同じ「バイレファンキ」のリズムでラップパートとメロディを強調するパートをシームレスに使い分けて歌いながら激しいダンスを踊るというBLACKPINKの中でオールラウンダーであるJENNIEならではの芸当ですね。
      #30曲目にまたNMIXXをレビューするチーフ

    13. じろー

      Imagine Dragons
      「Demons」2曲目

      NMIXXのリーダーであるヘウォンは小学3年生の頃に英語の授業で先生が観せてくれたバンドのライブ映像に心を打たれて、「自分も言葉が通じなくても感動を与えられる歌手になりたい」と思いパフォーマーを志したということを語っています。

      そのきっかけとなったのがImagine Dragonsの本楽曲です。(実際にYouTube番組でカバーしていたりします。)
      僕らにとってはウイニングイレブン2015の挿入歌で何度も聴いた曲ですよね。

      本楽曲では誰しもが持っている自身の闇の部分を「Demons」と表現していて、相手に良く思われたいけれど、負の部分もさらけ出さなければならないある種の葛藤が歌われています。
      歌詞の中で「kingdom come」という表現が出てくるのですが、これは直訳すると「この世の終わり」(語源は聖書の1節から来ているみたい)で本楽曲の中では「成れの果て」というような意味合いで使われています。USラップを聴いてても思うのですが、こういった聖書から来ているような独特な表現は中々調べてみないと理解するのが難しいですね。

      本楽曲を聴くと当時の思い出が蘇ります。もう10年以上前なんですね。皆さんも久々に聴いてみてください。
      #30曲目にまたNMIXXをレビューするチーフ

    14. じろー

      NMIXX
      「O.O」1曲目

      日本での活動がほぼ0だったにもかかわらず、日本のコンテンツでパフォーマンスが観れることはファン冥利に尽きますね。

      本楽曲はNMIXXの1stアルバム「AD MARE(ラテン語で出航の意)」に収録されているデビュー曲です。曲名「O.O」は感嘆(Oh)や原点(0)、大きく見開いた両目を意味していて、「衝撃のデビューをよく観ておけ」というストロングスタイルの楽曲になっており、その通りに力強いボーカルと高難度の激しいダンスが特徴です。

      サイレン音にも似た音でイントロが流れ出すのですが、これは鯨の鳴き声をモチーフにしています。鯨はNMIXXファンのメタファーとしてMV等にも登場することが多く、ペンライトにも使用されていてグループの象徴的な存在です。

      歌い出しから「WhOOk」「LOOk」「zOOm」「gOOd」等「OO」が含まれる単語を多用しながら独特のリズムを刻んでいきます。

      以前のレビューでNMIXXは2つ以上のジャンルの音楽を1つの楽曲でMIXする事が特徴と書きましたが、本楽曲の前半部分は「バイレファンキ」というブラジル発祥のストリート音楽ジャンルをベースにアップテンポなビートでパワフルなボーカルが展開していき、中盤で「NMIXX〜!」のかけ声とともに「ポップロック」にビートチェンジし、比較的明るく聴きやすい曲調に変わります。全く異なる曲を掛け合わせた形なので少しリスナーからの理解は得られず爆発的に売れた訳ではありませんでした(のちのち実際に2曲に分裂したりしています)が、彼女達のボーカル力と独自性を存分に表現している1曲ですね。
      「O.O」には円環(魅力にぐるぐる落ちていく)というメッセージもあるため、30曲目のレビューにまたNMIXXの曲に戻ってこようかなと思います。

      〜ここから余談〜
      NMIXXがTHE FIRST TAKEに出ると聞いて、今回の動画公開を時間ぴったりに待機していたことで奇跡的に観れたものがありました。基本的にTHE FIRST TAKEは1発撮りではあるものの、ピッチ補正は掛けています。ただ今回の動画と同時に公開されたショート動画の方はピッチ修整なしで最初アップロードされていて、おそらくスタッフがピッチ補正前と後を間違えたのだと思うのですが、そんなミスをするくらい彼女達の歌唱力が修整いらずである証明でもあると感じました。(現在は再アップロードされて観れないのですが、確かにほぼ変わらなくて逆にライブ感があって良かった)
      #30曲目にまたNMIXXをレビューするチーフ