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筑紫島燕義(スワローハリー)

つづけてログブック更新!  今回は、広島県呉市で上演されましたミュージカル「この世界の片隅に」の大千穐楽を観て来ましたので、感想を書いて行きたいと思います  今回は、映画にもアニメにもなりましたこの作品を観て来ました。  なんと楽曲を担当したは、アンジェラ・アキさんそしてキャストはミュージカル界のスターやプリンスばかり。  今回私は、全くアニメとか映画で予習せずに突入しましたが、いや〜良かった。  まず、楽曲がもの凄くいいですね、見終わった後に余韻で思わず口ずさんでしまう感じ・・・心地いい!  しかも、生演奏ですよ!  そしてなにより、原作の作り込みがしっかりしているんだな〜と思える脚本のワードチョイスが良かったです。  例をあげるなら、物語に出てくる日本海軍の軍艦ですが、小さい女の子(晴美)でもわかるような特徴的な艦影の艦(日向・伊勢:航空戦艦で後部に飛行甲板、利根:航空巡洋艦で主砲を前部に集中配置、摩耶:旗艦機能を強化した巡洋艦で艦橋が大きい)をチョイスできているところです。  他にもしっかりエピソードや衣装変化と時系列があっているところなど、細かなところがしっかり作り込まれていました。    作品の舞台である呉で観れたのも良かったですね。  観劇の前後で呉の街並みや港内の様子、そして大和ミュージアムで資料をみたりして、当時の呉の情景に思いを馳せてみたりして・・・。(ただ猛暑w)  いや〜前後の個人的なスケジュールパンパンだったけど行って良かった~!    再演しないかな〜できれば博多座で! #この世界の片隅に  

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ログブック 筑紫島燕義(CS:スワローハリー)
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  • 筑紫島燕義(スワローハリー)
    筑紫島燕義(スワローハリー)

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     今回は「体育教師たちの憂鬱」を観劇してきましたので、感想を書いていきます。

     内容としては、
     とある恋愛禁止の校則があるスポーツ強豪の女子高が舞台で、ある日、生徒と顧問が交わしている交換日記が見つかったが、誰と誰が交わしているのか分からない。
     そこで、犯人と目される生徒と顧問が集められ犯人捜しがはじまるが、各顧問の秘密が暴露され、そして今回の事件も学校の過去の闇が関わっていた
    といった感じでした。

     脚本は、サンクチュアリで脚光を浴びている金沢和樹さん。
    演出は、金沢さんと弥山宗作さんでした。

     全体的に、シリアスさとコメディー要素のバランスがとても良く、特に鋭いツッコミが良かったです。

     今回は各出演者毎に感想を書いて行こうと思います。

    豊永阿紀さん
     今回は、主演的な立ち位置で剣道部員の役で、なんと言っても凛々しい顔立ちと衣装の剣道着がめちゃくちゃ似合ってるんですよね(てかこの人は制服とかフォーマルな衣装は何着ても似合うんですw)。
     そして、今回はかなり真面目な役で終始厳しい表情でしたが、終盤のどんどん顧問を問い詰めて行くところの鬼気迫る感じは良かったです。
     何と言っても、彼女はこういった責任感、使命感や任務感の強い役の立ち姿や立ち振る舞いが本当にカッコイイんですよね~、次はどんな役で芝居を見せてくれるのか楽しみです。

    石橋颯さん
     彼女の役は卓球部員で、各顧問の噂を暴露していく所謂ゴシップガールでした。
     キャラクターとしては素の石橋さんに近く、幼さのある言い回しで場を上手くかきませていたと思います。
     素に近いキャラクターだったので、演じるというよりまんま石橋さんなのでなんとも言い難いのですが、やはりシリアスなシーンでいきなり演じようとして言い回しがたどたどしくなるのが、ちょっと拍子抜けでした。
     もっとちゃんと言い回しが良くなれば表現の幅が広がるとおもいました。

    市村愛里さん 
     今回は、テニス部員の役でしたが、もともとかなりスポーティーなイメージがあるので今回の役はかなりハマり役だったと思います。
     そしてなにより、力強くよくとおる声での掛け合いは本当に良かったです。
     しゃーしー彼女にも出演していましたが、私が見たかった彼女の芝居はまさに今回のような役での芝居で、表情といい立ち振る舞いといい堂々としていて良かった。
     ただ一点、セリフのないところでの表情表現がフワフワしていて、ちょっと役の情緒が読めてないのかなーと思いました。
     なので、もっと細部にこだわればもっと良くなると思います。次回作が楽しみです。

    (つづく)
     

  • 筑紫島燕義(スワローハリー)
    筑紫島燕義(スワローハリー)

    (つづき)

    うららさん
     市村さんと別組のテニス部員の役でした。
     市村さんとは違い華奢で全体的にスッキリした印象のお芝居で、それでいて声量は申し分なく表情表現も凄く良かったです。
     また違う芝居を観てみたいと思いました。

    渋井美奈さん
     彼女はバスケットボール部員の役で、今回の配役の中で一番幼いキャラクターの役でした。
     今回が初舞台だったようで、いろいろ試行錯誤があったかと思います。
     今回は演技や芝居と言うより、素の渋井さんだったのかと思いました。
     で、今回に限って言えばかなり特徴的なセリフ回し、特徴的なキャラクターだったのですごく良かったと思います。
     なので、次回はもっと違う役で一皮むけた芝居を観てみたいです。

    梁瀬鈴雅さん
     彼女はチアリーディング部員の役で、ちょっとイメージが違うかなーと思っていましたが、そんなことはなく、彼女の役のキーワードである「鈍い性格」をよく表現できていたと思います。
     多少セリフ回しがタドタドしいところはありましたが、回を重ねる毎にしっかり地に足ついた芝居になっていたと思います。
     主演映画も公開されるということで、どんなお芝居なのか楽しみです。

    栗山梨奈さん
     彼女は器械体操部員の役で、切れ味鋭いセリフ回しは良いですね~
     少し大人びた掛け合いも良かったです!
     しいて言えば少しセリフの言い回しに抑揚があればもっと良かったかと思います。
     切れ味鋭い芝居をもっと観てみたいと思いました。

    立花心良さん
     彼女は栗原さんとは別の組の器械体操部員の役でした。
     今回が舞台初出演だったようですが、表情での表現特に視線の落とし方がめちゃくちゃ良かったです。
     そして、セリフの言い回しも栗山さんみたいに切れ味鋭い感じではないものの、しっかり感情が乗っていて良かったですし、水沼さんとの掛け合いの間も序盤と終盤でしっかり差別化できていたのも良かったと思います。 
     また、セリフのないシーンでの表情や視線の落としどころは本当に秀逸でした。

    ひよりさん
     今回は豊永さんと主演的な柔道部員の役でした。
     序盤の柔道部員っぽい単細胞チックな芝居から終盤の芝居の芝居の部分の演じ方は本当に秀逸でした。
     全部が本当に丁寧で唸りました。
     近日中に演出で関わっている作品が上演されるとのことで、ぜひ見に行きたいと思います。

    #秋吉優花さん
     彼女はチアリーディング部顧問の役でした。
     一言で言うと、秋吉ワールドでした。
     どんな役を演じても秋吉優香なんですよね~
     間の取り方、役のキャラクターに合ったセリフの言い回しとか良いんです!いいんですけど・・・
     なんか引っかかるというか、引かれないんですよね・・・彼女の芝居みていてワクワクしないと言うか・・・
     たぶん別の作品の芝居とあんまり変化がないからだろう?

    (つづく)

  • 筑紫島燕義(スワローハリー)
    筑紫島燕義(スワローハリー)

    北島タツロウさん
     今回は剣道部顧問の役でした。
     いやーモテない男の役したらこの人の右に出る人いないかもしれませんね。
     声量やセリフ回し、かけ合いもホントに絶妙で、コミカルで本当に面白い。
     次回作が本当に楽しみです。

    たかおぽんさん
     柔道顧問の役でした。
     こんな先生居ったわーって感じが本当に良く表現されていました。
     北島さんとは違ったモテない男像がしっかり表現されていたと思います。
     そして何より、掛け合いのツッコミの鋭さが本当に秀逸でした。
     近日中に演出で関わっている作品が上演されるとのことで、ぜひ見に行きたいと思います。

    井出瑠政さん
     卓球部顧問の役でした。
     なんかちょっと生徒に舐められている先生をよく演じれていたと思います。
     井出さんのお芝居を今回初めて見たのですが、悪くないと思います。
     セリフ回しも、掛け合いもそして表情表現も良かったです。
     また、違った役の芝居も観てみたいと思いました。

    関岡マークさん
     テニス部顧問の役でした。
     学生時代こんな先生いましたw
     ちょっと異国情緒のある言い回しは、キャラがしっかり立っていて本当に良かったです。
     掛け合いもしっかりしていて、本当に良かった。
     違う作品も観てみたいです!

    向野章太郎さん
     バスケットボール部顧問の役でした。
     中学時代の体育の先生まさにこんな人でしたww
     あーこんな人いたわーって感じの序盤のお芝居良かったです。
     そして中盤から終盤にかけてのこいつやべーやんって感じの変化も良かったです。

    ぬま水沼さん
     器械体操部顧問の役でした。
     こんな器械体操部の顧問はおらんやろと思わせる出だしのインパクトはすごかったです。
     でも、見た目とは裏腹に表情表現は物凄く丁寧で唸りました。
     福吉座によく出演されてるようなので、絶対次回見に行こう!

    #今村麻莉愛さん
     養護教諭の役でした。
     今回は、今まで演じてきた役の中で一番リアリティーを求められて役だったと思います。
     そのうえで、他の舞台で演じた役とあんまり変化がないんですよね。
     セリフの言い回しについてもタドタドしさがありましたし、立ち振る舞いも、表情も硬いし・・・
     もっといろんな作品や人間観察をして勉強すると良いかと思います。

    #体育教師たちの憂鬱
    #豊永阿紀
    #石橋颯
    #市村愛里
    #うらら
    #渋井美奈
    #梁瀬鈴雅
    #栗山梨奈
    #立花心良
    #ひより
    #秋吉優花
    #たかおぽん
    #井出瑠政
    #関岡マーク
    #向野章太郎
    #ぬま水沼
    #今村麻莉愛

     

  • 筑紫島燕義(スワローハリー)
    筑紫島燕義(スワローハリー)

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    今回は「 ちょい前の演劇、令和だと犯罪だよね」を観てきましたので感想を書いて行きたいと思います。

    内容としては、演劇業界あるある(ないない)ネタのオムニバスでした。

    サイコパスな主宰や団員のアレコレが描かれていました。
    本当にこんな人がいたのかどうかは業界人じゃ無いので分かりません。

    今回はキャストがAチームとBチームに分かれていました。

    Aチームは、パワーもあって全体的にテンポも良く、各役のキャラクラーもたっていて面白かったです。
    Bチームについては、正直テンポが悪くなんか全体的にかなり物足りなさがあり、うーんでした。

    今回も目を引いた演者さんが2名おりまして・・・
    まず、矢野遥さんです。
    矢野さんは今回が初舞台だったようですが、視線の置き方や表情表現、セリフの言い回しがとても上手く、役の感情が良く表現できていたと思いました。
    また、特に声が特徴的でそれも相まって各役のキャラクターも良く立っていたと思います。
    また違う作品に出演する機会があったら、どんな役をどんな感じで演じるのか興味深いので是非見に行きたいです。

    つづいて、内木場圭佑さんです。
    内木場さんは、こりゃもてんばいでもお芝居を観せて頂いたんですが、本当にリアリティの極みで、セリフの言い回し、仕草、表情の各表現が本当に細かくて圧倒されました。
    内木場さんが出演しているだけで演目全体が本当に地に足つくと言うか本当に締まるんですよね。
    また、違う作品も観てみたいと思いました。


    #ちょい前の演劇、令和だと犯罪だよね
    #矢野遥
    #内木場圭佑

  • 筑紫島燕義(スワローハリー)
    筑紫島燕義(スワローハリー)

    久しぶりの投稿後記・・・

    あくまで一舞台好きの戯言ですのでふ~んぐらいで読む方は読んでください。

    「ちょい前の演劇、令和だと犯罪だよね」の会場での一コマですが、小劇場ではかなり珍しく、お着物しっかり着付けて来場されたお年を召した女性が居られまして、おそらく演者さんのファンの方かと思いますが、博多座とか大きな劇場では良くみる光景ですが、小劇場では珍しい画だったの思わず見入ってしまいました。

    そこで少し考えたのですが、「わざわざ着物で来られるの大変だっただろうなー」「なんでもっとカジュアルな感じで来なかったんだろう?」と・・・

    ここからは御本人に理由をお聞きしたわけではないので私の勝手な想像ですが、「おそらくこの方にとって観劇=特別な事なんだろう」なので正装で来られたんだろうと。
    で、そもそも正装ほきて来場する意味とは・・・相手へのリスペクト。
    じゃあ誰に対して?・・・自分のお目当ての演者さん「変な格好で行って、演者さんのイメージ悪くしたくない」はたまた作品やこれに関わる全ての方へ・・・

    私自身どうかなー、どんなに小さな劇場でも着座観劇なら基本的に襟無しでは行かないかな~特に博多座とかスタッフの方はスーツだったり制服だから、劇場に対してのリスペクトもあるからどんなにカジュアルでも夏のポロシャツまでかな〜襟無しはちょっと・・・(考えすぎかもですけど)

    HKTとかのアイドルの公園だと叫んだりするからかなりカジュアルで(むしろカジュアルじゃないと何しに来た感がある)行くかな

    服装の基本はやっぱりTPOだな・・・あとは個人の感性・・・

    で、まあ来場者はいいとして・・・劇場スタッフはどうなのよと思ったわけですよ。

    最近、小劇場ばっかり行ってたから自分も麻痺してたかもですけど、今回着物の方を見て改めて、「クロックス履いてTシャツで接客ってどうなのよ」と・・・
    正装で演者さんや作品に対して最高のリスペクトを評して来場されてる方を前に、受け止めるスタッフサイドがコレでいいのかと・・・
    客は正装でスタッフはラフ中のラフ・・・端から見てて思っちゃったわけですよ「なんだコレ!?なんだこの光景は!?」と・・・

    しかも接客してるの演出とかやってる制作サイドじゃんよ、だったら服装のTPOのイロハ分かるんじゃ、某映画でも引用されてたけど「礼節が人を育てるのだ」と、お金をいただく立場としてやはり身なりはちゃんとしようよと思った次第です、せっかくいい作品作ったんだからさ・・・作品の価値を自ら下げるような接客はナンセンス・・・

    せめて、せめてスタッフTシャツかノベルティのウエアだよじゃなきゃ、シューズは必須で襟付きだよ、炎天下の屋外じゃないんだからさ・・・

    と、自戒の意味もあって今回思った事をしたためて見ました。

    演者さんの素晴らしいお芝居の評価と一触担にしたくなかったので、投稿後記という形にさせていただきました。

  • 筑紫島燕義(スワローハリー)
    筑紫島燕義(スワローハリー)

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    今回は、ぽんプラザホールで上演されました「島へおいでよ」を観て来ましたので、感想を書いて行きたいと思います。

     内容としては、九州のある島で行われる婚活企画に参加するために訪れた女性が、結婚詐欺グループだったと言ったものでした。

     脚本の筋も、演出のテンポも良かったですし、何より特に選曲が場面に凄く合っていました。

     そして、今回の作品は一度観るともう一度観たくなる作品でした。

     
     理由としては、脚本は筋はいいのですが、びっくりするぐらいバックストリーがなく、観てい読み取れたことは、
     ・服装からして開催している季節は初夏か、夏の終わりくらいで真夏ではない
     ・たぶん1島1村の島
     ・イベントは3日間行われた
    で、観ていて謎だったこと
     ・1島1村の島とはいえ規模感がマジで分からなかった
     ・3日間の日程だが平日に行われたのか、土日祝日を含んだ日程なのか
     ・島から本土までの距離感
     ・上記項目のことが分からないが故に、結婚詐欺グループがこの島を狙った動機
    です。
     特に、結婚詐欺グループの動機については、手口がかなり周到で手が込んでいる分、セリフ等で謳われていないのでかなりモヤモヤします。
     整理すると、今回、詐欺グループの目標奪取額が、5人に対して1人あたり300万円づつ合計1500万円です。
     で、私の想像した島の規模感は、駐在所しかない島なので、金融機関窓口としては、郵便局、農協、漁協の3箇所のみ、恐らく防犯上の観点及び島内の引き実績から考えるに通常保管している現金はしれている。
     窓口職員と島民は顔見知りなので、高額出金はまず不審がられる。
     ATMもあるだろうが、脚本から考えるに2日目に金を渡しているが、営業時間の兼ね合いから出金にかけることのできた日数は4名が1日で1名が2日、1日の出金上限があるのでかなり厳しい日程で、上限変更手続きは窓口必須。
     なので、1人300万円の出金はかなり困難。
     実際離島でうん百万円の出金実績がありますが、銀行の現金が枯渇して他行からの融通やらで翌日受取になった。
     おそらく、フェリーしか交通手段がない島のようなので、島内で不審な出金が察知された場合、離島しても本土のフェリーターミナルで押さえられる可能性が高い。
     で、このモヤモヤが解決しないためもう一度観ようとなる訳です。w
     
     あえて細かいところに言及しないことでリピートすると考えて脚本書かれていたら凄いです!

     上記のモヤモヤ以外の脚本の筋がいいので、出演者の芝居力が試される演目だったと思いました。
     
     そのうえで、Aチームはキャラの立つ演者さんが多かったので見応えがありましたし、何より詐欺グループのリーダー役の橋本あかねさんのメリハリのある芝居は秀逸でした。
     それに比べてBチームは、かなりスッキリとした仕上がりだった。
     なので、どっちが良かったと言うより好みがかなり別れる思います。
     Aチームを見応えがあるととる人もいれば、クドいととる人もいるかと。
     Bチームを観やすいととる人もいれば物足りないととる人もいるでしょう。
     
     私は、やっぱり橋本さんの表情表現、足運びや仕草、言い回しなんかの細かい芝居に鳥肌が立ちました。
    そして馬場さんとの掛け合いも良かったです!

    次の作品ではどんな芝居を観せていただけるか楽しみです!

     他の演者さんに関しても、かなり健闘されており、両チームのヒロインの方の初々しさも役に凄くマッチしていました。
     強いて言うなら、手口なんかの脚本がよくできていた分仕草の不慣れ感が目立っていました。
     あと島の人特有の喋り方なんかももうちょっと詰めても良かったと思いました。

     なので、もし再演する機会があればもっと細かいところを詰めれればもっと良くなると思います。


      #島へおいでよ
      #橋本あかね
     

  • 筑紫島燕義(スワローハリー)
    筑紫島燕義(スワローハリー)

    久々のログブック更新!

     今回は、新宿LIVEで上演されました「青空メロディーズ〜2nd melody〜」を観て来ましたので、感想を書いて行きたいと思います。

     今回の作品は、ある高校の女子野球部のお話しでした。
     
     観に行こうと思ったきっかけは、元HKT48の熊沢世莉奈さんが出演するとのことで、HKTを卒業してから彼女の芝居を観る機会が無かったからです。

     脚本自体は、かなりベターなスポ根ものの流れでした。
     しかし、出演者の大半が、野球やソフトボールの経験者で野球プレーシーンの芝居やちょっとした仕草が本当に上手く、全体的な完成度がかなり高かったと思います。
     かなりはっきりした「野球」と言うキーワードに沿ってしっかり表現が作り込まれており、この規模感でここまでしっかりとした表現がされている作品は、私自身ここ数年観れていなかったので驚きました。

     今回お目当てだった熊沢世莉奈さんですが、野球やソフトボールの経験はゼロなのですが、もともとダンスが得意でかつ運動神経がかなりいい子なので、プレーシーンでの芝居は持ち前の運動神経の良さで見事に演じきっていました。

     そして、野球やソフトボール経験者が多い中特に目を引いたのが新海ありさんです。
     彼女は、今回のメンバーの中でも特にソフトボール経験が長かったようで、特に彼女に関しては、一つ一つの表現について観せることをかなり意識しているのが観ている側にも伝わってきました。(けしてパンフレットの受け売りではありません)
     ちょっと意識しすぎてぎこちなく感じるとことがありましたが、野球玄人が大半を占めるなか試行錯誤しているのはかなりいい刺激になっていたと思います。
     今回、体格もかなり良くパワフルな芝居が本当に良かったので、次回の出演作もぜひ観たいと思いました。

     今回の作品は、「野球」という色がはっきりと出ていて、野球に興味ない方にはとっつきにくいかも知れませんでしたが、表現の完成度の高さは本当に秀逸でした。
     今回のような、題材の色がハッキリ出る作品での、絶対に外して欲しくないワードチョイスや表現がどういったものなのか、この作品を芝居関係者のみならず芝居好きの方など色々な方に見てほしいと思いました。

    次回作も観に行こう!

    #青空メロディーズ
    #熊沢世莉奈
    #新海ありさ

  • 筑紫島燕義(スワローハリー)
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     今回は、広島県呉市で上演されましたミュージカル「この世界の片隅に」の大千穐楽を観て来ましたので、感想を書いて行きたいと思います


     今回は、映画にもアニメにもなりましたこの作品を観て来ました。

     なんと楽曲を担当したは、アンジェラ・アキさんそしてキャストはミュージカル界のスターやプリンスばかり。

     今回私は、全くアニメとか映画で予習せずに突入しましたが、いや〜良かった。

     まず、楽曲がもの凄くいいですね、見終わった後に余韻で思わず口ずさんでしまう感じ・・・心地いい!
     しかも、生演奏ですよ!


     そしてなにより、原作の作り込みがしっかりしているんだな〜と思える脚本のワードチョイスが良かったです。
     例をあげるなら、物語に出てくる日本海軍の軍艦ですが、小さい女の子(晴美)でもわかるような特徴的な艦影の艦(日向・伊勢:航空戦艦で後部に飛行甲板、利根:航空巡洋艦で主砲を前部に集中配置、摩耶:旗艦機能を強化した巡洋艦で艦橋が大きい)をチョイスできているところです。
     他にもしっかりエピソードや衣装変化と時系列があっているところなど、細かなところがしっかり作り込まれていました。
     
     作品の舞台である呉で観れたのも良かったですね。
     観劇の前後で呉の街並みや港内の様子、そして大和ミュージアムで資料をみたりして、当時の呉の情景に思いを馳せてみたりして・・・。(ただ猛暑w)

     いや〜前後の個人的なスケジュールパンパンだったけど行って良かった~!
     
     再演しないかな〜できれば博多座で!

    #この世界の片隅に