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三上雅博

↑ おはようございます。 2015年3月の秋元康さんのトークを、 2019年3月に親父がリトークした投稿です。 お二人の歴史を知れて嬉しく思います。 親父と秋元康さんの関係は「決別」から始まったのですね。 自分自身とも言える作品を修正させる。内臓と内臓を擦り合わせる作業。血が飛び散る。 返り血を浴びる。決別する。そこから伝説の2人の人生は交錯していったのですね。 「ここがロドスだ、ここで跳べ!」 作詞、秋元康。 長い道程(みちのり)を走り抜け やっと山の麓まで来た 夜明け 前にそびえ立つその夢は 雲がかかる頂に似ている 現実は厳しい 登るのはつらい 思うように行かない あきらめてしまいたくなる 後ろを振り返るなよ 努力したとか… 頑張ったとか… 口にするな 今の自分 見せてみろ! ここがロドスだ さあ ここで跳べ! WOW WOW 月も星もない山道を 闇に怯えながら歩いた 絶望 時に逆風に吹かれたり 強い雨に行く手を阻まれて… 後から来た人に 抜かれてしまった 夢までの地図がない 運のせいだと石を蹴るのか? 自分で見せるしかない 拗ねてみたって 泣き言言っても 始まらない 過去を捨てて生きてみろ! ここが舞台だ さあ ここで跳べ! WOW WOW 報われるかなんて考えるな 暗闇でジャンプしろ! 言い訳するその前に まずやってみろ! ひたむきな力で 後ろを振り返るなよ 努力したとか… 頑張ったとか… 口にするな 今の自分 見せてみろ! ここがロドスだ さあ ここで跳べ! 前を向いて さあ ここで跳べ! WOW WOW 本日も皆様宜しくお願い致します。

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三上雅博のトーク
トーク情報
  • 三上雅博
    見城徹見城徹

    「涙が涸れる」  吉本 隆明

    けふから ぼくらは泣かない
    きのふまでのように もう世界は
    うつくしくもなくなったから そうして
    針のやうなことばをあつめて 悲惨な
    出来ごとを生活の中からみつけ
    つき刺す
    ぼくらの生活があるかぎり 一本の針を
    引出しからつかみだすように 心の傷から
    ひとつの倫理を つまり
    役立ちうる武器をつかみだす

    しめっぽい貧民街の朽ちかかった軒端を
    ひとりであるいは少女と
    とほり過ぎるとき ぼくらは
    残酷に ぼくらの武器を
    かくしてゐる
    胸のあひだからは 涙のかはりに
    バラ色の私鉄の切符が
    くちゃくちゃになってあらはれ
    ぼくらはぼくらに または少女に
    それを視せて とほくまで
    ゆくんだと告げるのである

    とほくまでゆくんだ ぼくらの好きな人々よ
    嫉みと嫉みとをからみ合はせても
    窮迫したぼくらの生活からは 名高い
    恋の物語はうまれない
    ぼくらはきみによって
    きみはぼくらによって ただ
    屈辱を組織できるだけだ
    それをしなければならぬ

  • 三上雅博
    見城徹見城徹
    投稿画像

    では、[涙が涸れる]は何に掲載されていたのか?三田祭のパンフレットだったか?
    勿論、吉本隆明の[涙が涸れる]は知っていたが、それを慶應大学公認の冊子に掲載した学生の心情に激しく僕が共感したのは間違いない記憶である。と思う。

  • 三上雅博
    見城徹見城徹

    僕は慶應義塾の114回目の卒業生です。卒業する者全員の就職先と自宅の住所が記され、卒業生の応募原稿と、発表されている作家や詩人の作品などの転載で構成されたかなりぶ厚い冊子です。卒業生全員に配られます。
    僕は就職先の欄に[さすらいのギャンブラー」と記し、顰蹙を買いました。子供だったなあ、と思います。

  • 三上雅博
    三上雅博


    おはようございます。
    2019年10月の親父の投稿のリトークです。

    「さすらいのギャンブラー」の話は親父から聞いた事がありました。
    僕はそんな事を書く親父が大好きです。
    「普通」はなんにも面白く無い。「普通」は全然響かない。
    だったら顰蹙を買ってでも、枠から飛び出す方が良い。僕はそう思います。

    今日も吉本隆明の詩が胸に沁む。
    本日も皆様、宜しくお願い致します。

  • 三上雅博
    見城徹見城徹

    ここのところずっと[三上雅博]を[三上雅弘]と誤記していました。三上雅博御本人と僕のトークを読んでくださっている方々に謹んでお詫びし、訂正させていただきます。不注意から来た典型的なミスです。お恥ずかしい。

  • 三上雅博
    三上雅博

    親父、とんでもございません。汗
    どうかお気になさらずにお願い致します。
    こちらこそ申し訳ございません。