三上雅博三上雅博22時間前昔を思い出していた。ハードボイルドが好きだった。 若い頃、百貨店等の北海道物産展で鮨を握る為、全国を飛び回っていた。年間最低でも20回くらいは飛行機に乗っていた。そんな生活を10年くらいしていた。移動の時はいつも売店で文庫本か週刊誌を買っていた。昔の僕は移動中に眠れなかった。その為時間潰しが必要だった。 当時は遊ぶ金も無いので百貨店での仕事が終わると真っ直ぐホテルに戻り、弁当を食べながら続きを読んでは直ぐに寝落ちしていたので、一冊の文庫本を読み終えるまでに1週間くらいかかっていた。実際には仕事に追われ内容も殆ど頭に入っていなかった様に思う。 タイトルはほとんど覚えていない。いつも時間に追われ、本のタイトルも碌に見ずに適当に棚から引っ張り出して買っているのだから。ただの暇つぶしだった。たまたまその内容がハードボイルドだったら僕の中で「当たり」。嬉しかったのを覚えている。 漫画でも良かったのだけど漫画は一瞬で読み終える。お金が無かったので「長持ちする」文庫本を買っていただけだった。 ひとつひとつの小説に対して申し訳ない向き合い方をしていたなと、今は思います。
三上雅博三上雅博20時間前ハードボイルドを読んだ後、だいぶそれに影響される。それは映画でも言える。ビーバップハイスクールを観た翌日は、学校では映画の登場人物の様に振舞っていた。僕は中学生の頃、告白して10回くらいフラれてる。その内、同じ女の子に3回フラれてる。嗚呼、そう言えばスラムダンクが流行ってた。その主役も50回くらい?フラれてた。93
三上雅博3時間前見城徹見城徹[みをつくし料理帖]が心にまだ染みている朝。苛酷な運命を引き受け、真っ当に、健気に生き抜く小さな人々をこんなにも美しく描き尽くした角川春樹監督の才能に嫉妬。僕は角川春樹社長の真下で17年間仕事をしていた。とにかく大変な人、謂わば「狂人」だった。いつも翻弄されていた。多分、今もそれは変わらない。しかし、「狂人」にしか成し得ない仕事がある。51185
三上雅博三上雅博3時間前↑おはようございます。2020年7月の親父の投稿のリトークです。存じ上げ無かったので角川春樹監督の「みをつくし料理帖」を少し調べました。料理屋で奉公する主人公の少女が苛酷な運命を背負い大阪から江戸へ下り、その食文化の違いに戸惑いながらも、暗闇の中で試行錯誤しながら突破して行く物語。それに付随する人間ドラマ。あらすじだけで興味津々。これは是非観てみたいと思います。狂ってこそ人生。本日も皆様宜しくお願い致します。1104