三上雅博のトーク
トーク情報- 三上雅博
三上雅博 親父、お忙しい中で僕みたいな者の為に誕生日のお祝いをして頂きまして恐縮至極に存じます。誠に有難う御座います。
親父から愛と魂と真心と命の籠ったプレゼントを賜りまして、僕は感動で震え、全身が総毛立ち、その思いに包まれ、自然と涙が溢れてきました。大の男が大勢の前で泣いてしまいましてお恥ずかしい限りです。
僕の誕生日の事なんかを親父に考えさせてしまっていた申し訳無さと感謝と嬉しさと感動が入り混じり、涙が溢れ、今も視界が歪んできます。親父の様にこんなにも人の心を打つ事が出来る人間になりたい。人の心を動かす人間になりたい。親父の背中を見させて頂き、いつもそんな風に思っています。
僕の今までの努力と苦悩は、初めて親父にご来店して頂いたあの日に、その「言葉」によって報われました。救われました。心が浄化されました。その時僕は、もういつ死んでも本望だとさえ思えたのです。僕にはもう何も望むものが無くなってしまっていた筈なのに、まだ自分にこんなにも嬉しい事があるのだと、幸せを感じる事が出来るのだと、これほどまでの奇跡が起こるのだと、親父に教えて頂きました。
僕は誕生日が嫌いです。人に祝って頂くのはどうしても苦手です。そんな僕ですが、今までの人生でこんなにも感動し感謝で涙の溢れた誕生日は後にも先にもありません。僕の胸に深く刻まれた一生忘れられない思い出の日となりました。本当に本当に有難う御座います。心より感謝申し上げます。
出来の悪いどうしようもない息子ですが、今後とも精進して参ります。末長く僕の鮨を食べ続けて頂ける様に、喜んで頂ける様に、この道を邁進して参ります。本日は誠に有難うございました。
親父、死が2人を分つまで。
ご多忙の中ご一緒させて頂いた皆様。
僕のためにわざわざ特別メニューで食事を用意してくれた「ひとりしゃぶしゃぶ七代目松五郎」の森さん。
「88」のスタッフの皆様。
そして僕の755を見て頂いている皆様に、心より感謝申し上げます。誠に有難う御座います。
最後になりますが、親父はやっぱり最高に狂っています。一緒にいると心が震えます。格好良すぎます。
とてもじゃ無いけど誰も真似なんかできません。
「見城徹」はこの世あらざる唯一無二の圧倒的な存在です。そんな「親父」を僕は心から敬愛しています。