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三上雅博

僕は毎日の様に魚を仕入れる。 室温は出来うる限り冷やし込む。 夏でもダウンを着てネックウォーマーを付けて仕事する。 うちに来た魚は水道水には一切当てず、氷水を幾つも用意して塩で海水に近づけ、その中で鱗を取ったり、腹を洗ったり、工程全てに違う氷塩水を使う。 蛇口を触った手や冷蔵庫の取手を触った手で魚は触らない。むしろ魚を触るときは手を氷水に漬け込み冷やし込む。まな板も使う前に氷で撫でる。さらには如何に触れずに魚に触るか。 そうやって大事に処理した魚達はここから、マイナス温度帯でも凍らない鮮度維持装置保管庫に入り他の皆と一緒に暮らす。 寝ている子。活発に活動してる子。静かにその時を待っている子。今にも早く鮨にしろと必死にアピールしている子。様々だ。 その日に鮨になるのは、その日の朝に「俺が行く!」と手を挙げた猛者達だ。 その中にはどれだけ手を尽くしても、そのまま出番を迎えず一生を終える者もいる。 それでも僕は毎日の様に魚を仕入れる。

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三上雅博のトーク
トーク情報
  • 三上雅博
    見城徹見城徹

    ↑ 尾崎の死後20年以上、僕は尾崎豊の歌を聴けませんでした。カラオケで誰かが尾崎の歌を歌う時は終わるまでトイレに行く振りをして部屋を出ていました。最近やっと尾崎の歌を聴き、尾崎の歌を歌えるようになりました。

  • 三上雅博
    GreenjaysGreenjays

    ↑尾崎さん自身が重荷から解放された事を思い労われ「ほっとしたね」とお二人で話されたのかと理解させて頂きました。

    20年間、歌すらも聴けずにいた痛みがどれだけのものか想像を絶します。それほどの痛みも時が癒してくれるものなのでしょうか。

    あの日も爽やかに晴れていたんですね。改めてご冥福をお祈りいたします。

  • 三上雅博
    見城徹見城徹

    ↑ 優しい言葉を有難う。しかし、違うんです。ここは正確に言わねばならない。僕は尾崎豊から解放されたかった。地獄の道行きはもう沢山だ。尾崎がいなければどんなにか楽だろう。毎日、七転八倒しながらそう考えました。僕が死んでもおかしくない。そんな日々でした。だから、自分のためにホッとしたんです。
    しかし、28年経ってこう思います。
    生きている限り毎日は地獄だ。それが当たり前だと思って生きるしかない。地獄を引き受ける。忍びて終わり悔いなし。I Will Go to War!
    哀号。押忍!

  • 三上雅博
    三上雅博


    おはようございます。
    2020年4月の親父の投稿のリトークです。
    他の方の投稿も一緒にリトークさせて頂きました。

    僕の青春のバイブル。尾崎豊。
    中学校の卒業アルバムに「卒業」の詩を書きました。

    あと何度自分自身卒業すれば
    本当の自分にたどりつけるだろう
    仕組まれた自由に誰も気づかずに
    足掻いた日々も終わる
    この支配からの卒業

    僕は尾崎豊も坂本龍一も、吉本隆明の事も羨ましい。その死後も自ら命を捧げた作品は永遠に残り続けるのだから。
    僕が死んでも何も残らない。ただ終わりが来るだけだ。それでもやるしかない。
    忍びて終わり悔いなし。

    本日も皆様、宜しくお願い致します。

  • 三上雅博
    三上雅博

    おはようございます。

    今日は2024年12月29日。
    親父の74歳の誕生日。
    Happy Birthday。
    僕は親父に出会えて幸せです。

    2020年4月の親父の投稿のリトーク。
    写真を文字に起こしました。
    ↓↓↓

    「人間的な、あまりにも人間的な」

    初めて吉本隆明の詩篇に出会った時の衝撃は、今も胸に刻まれている。
    自分の身体の奥底から吹き出してくる説明し難い感覚を、それは明瞭に言語化していた。表現することの出来ないパッションと硬質なセンチメントが美しい旋律となって、これこそ僕の気持ちだ、と溢れ出る涙を止めることが出来なかった。
    この四十年間「転位のための十備」だけは、週に一回は読み返す。僕が少しでも過ごす場所には吉本隆明の詩集を置いていて、いつでも読める体勢になっているのだが、すでに全備暗記してしまっているのに、読むとまた、涙が溢れる。
    邪道な読み方かもしれないが、不可能だと思えることに決然と挑もうとする時、僕は吉本の詩篇を暗誦する。そのようにして幻冬舎は、今、ここに在る。
    「マチウ書試論」も何百回と読み返しているが、その度に新しい発見がある。
    吉本隆明は、最も深く衝撃をうけた作家・作品は?という問いに、ファーブル「昆虫記」、編者不詳「新約聖書」、マルクス「資本論」の三冊を挙げ、続いて、戦後、最も強く衝撃をうけた事件は?という質問には、「じぶんの結婚の経緯。これほどの難事件に当面したことなし」と答えている。その直後の、最も好きな言葉は?には「ああエルサレム、エルサレム、予言者たちを殺し、遣されたる人々を石にて撃つ者よ、・・・・・・」とマタイ伝23の37の言葉を記しているが、吉本にとっての人妻を恋するという内面のドラマが、どれだけ思想の形成に深く関わったかを読み取る時、僕の生きるという営みが影絵のように重なり合って、毎回、慄然とする。
    吉本の個人的難関は、「マチウ書試論」だけではなく、すべての吉本の作品に影を落としているはずだが、それが新たな全集で発見できると思うといやが上でも興奮が高まってくる。この全集を読むことは僕の晩年の最大の個人的な事業になるはずだ。
                  見城徹

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  • 三上雅博
    見城徹見城徹

    幻冬舎を創った時によく使った言葉。

    圧倒的努力は岩をも通す。

    顰蹙は金を出してでも買え。

    新しく出て行く者が無謀をやらないで、一体何が変わるだろうか?

    たった一人の熱狂。

    極端こそ我が命。

    スムーズに進んだ仕事は疑え。

    感想こそ人間関係の最初の一歩。

    [この世あらざるもの]を作れ。

    薄氷は自分で薄くして踏め。

    考えて考えて考え抜け。

    憂鬱でなければ、仕事じゃない。

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  • 三上雅博
    三上雅博


    おはようございます。
    2020年5月の親父の投稿のリトークです。

    永久保存版。親父の言葉集。
    親父の言葉によって、僕は形作られる。
    言葉を知らなかった野生の僕は、今は親父の言葉に救われながら毎日を生きています。
    苦しい時、悩んでいる時、落ち込んでいる時、悲しい時、辛い時、親父の言葉があったから乗り越えてこられました。
    きっと親父に出会っていなかったら闇に堕ちていました。笑

    親父と755に感謝。
    いつも有難う御座います。
    本日も宜しくお願い致します。