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「生きるという航海」石原慎太郎 著(幻冬舎)を詠んだ。 冒頭から痺れた。「私の人生の索引」より、人生とは劇(喜劇、悲劇)である。劇は個人とそれ以外の他者との関わり、人間に自我が形成された近代以後の近代文学において、最大の主題であるとした。つまり個人的現実と社会的現実の相克という劇の本質がある。 自らの個性の発露である個人的現実は社会的現実な敗北し挫折する。 個性の摩滅をする近代社会において、いかに生きるか、人間の存在に関わる致命的な問題である。 と、ある。 自分がどこまで理解しているのか分からないが、とても感銘を受けた。 石原さんは著作の中で常々、「人との関わり」について述べている。 この本は、石原さんの決断、勇気、自立、変革、再生、創造というテーマで、石原さんの著書からアンソロジーとしてまとめたものである。 石原さんが、それぞれの時代や、年齢、立場において強く意識していたことが、端的によく分かる。 例えば、ハッとさせられた記述は、自立」の章より、「このごろは合理を絶対的に崇拝してしまう日本人が多い。不合理とか非科学という言葉がとてもマイナス面で働くけれど、合理や科学の範疇を超えたもの、心があるわけで…」 (酒盃と真剣) 一つ一つが、著作の中から選びぬかれた一文なので、とても言葉が強い。 僕自身、石原さんの内面的履歴書を読むことによって、こういう考え方もあるんだな と非常に参考になった。 この本は、2001年刊行された本を幻冬舎文庫として再び世に出したものだが、 アンソロジー集なので、それよりかなり前に「結果の平等と機会の平等」など時代の風潮を的確に見抜いている。 当たり前だが、凄い。 この本は、幻冬舎の本からの引用は少ないが、しかし、幻冬舎文庫として出版している。見城さんの石原慎太郎さんへの想いが強烈に伝わってきた。 読めば読むほど、気になる箇所が変わり、感想が変わる本である。

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勇のトーク
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  • ↑見城さん、斎藤潤くんの演技はいかがですか?

  • 見城徹見城徹

    麻布十番[焼鶏しの田]と[桂浜]の料理長だった篠田茂治が神宮前に開店させた[らーめん 茂治]で今日2度目の昼飯。美味しい!美味し過ぎて写真を撮り忘れた。

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    見城さんが、お昼に行かれた
    「ラーメン 茂治」へ。
    注文画面の捜査が分からす、スタッフの萩原さんに補助をして頂く。
    見城さんと同じ「鶏ぱいたん」を頂く。
    追加で「親子丼」を頂く。
    この親子丼が想像を遥かに超える絶品だった。
    この値段で、この味は反則だ。
    鶏肉に箸をつけた瞬間から漂う香りが食欲を誘う。
    クリーミーで上品な味の「鶏ぱいたん」を食べた後なのにである。
    たまたま、他のお客さんが居なかった為、スタッフの荻原さんと見城さんのお話を。
    見城さんに応対にたのは萩原さん。
    見城さんがカウンターに座られた瞬間、映像の世界と現実の世界の区別がつかなかったという。
    見城さんに、かけて頂いた「気遣いのある」言葉を教えて頂く。
    改めて、見城さんの偉大さを痛感。

    見城さん、本当に美味しいお店の紹介をありがとうございます。見城さんの投稿で至福の時間を味わうことができました。

  • 見城徹見城徹

    親子丼、美味しいだろうな。篠田は「見城さんにはチキン南蛮が合うと思います」と言っていた。
    僕の味覚を知り尽くしている篠田の言葉だから重みがある。次はどっちを食べようか?


  • 見城さん、リトークありがとうございます。
    本当に美味しいお店の紹介をありがとうございます。
    チキン南蛮、食べてみたいです。

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    見城さんが行かれた
    ラーメン茂治にて「チキン南蛮」。
    たっぷりとタレを乗せて、ご飯と一緒にかき込む。

    「旨い」と声がでてしまった。
    この瞬間が全てであった。

    「食と人生」は、しばしば同列に語られることがある。
    はたして、僕自身は人生の出会いにおいて、このような感情を抱かせることはあるのだろうか?
    と、そんな感情が頭をよぎった。

    ご飯の付け出しで麻布十番のお店の塩辛などを頂いた(写真の小皿)。
    僕が755で「ラーメン茂治」さんについての投稿を見城さんに伝えたことのお礼で。(従業員の方)

    見城さんのお陰で、美味しい食事と楽しい時間を過ごすことができました。
    ありがとうございました。

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    濃厚なソフトクリームも堪能した。
    魅せ方一つで期待度が変わることも痛感した

  • 見城さん、
    「ラーメン茂治」さん
    リトークありがとうございます。