【アタマノサプリ~記憶のコツ vol.16~】 『年齢に応じた記憶法② ~感情は記憶のビタミン~』 一般的に記憶を長期化させるためには、脳内でθ波(シータ波）をつくり出すことが必要と言われています。 このθ波を出す状況は「初めての体験」をした状況が好ましいといいます。 最初のものは記憶に残りやすいという「初頭効果」に通じるものもあるかと思います。 しかし、毎日変化のない日常生活の中で中々こういった状況には出くわさないかもしれません。 もちろん、環境を毎日変えて常に新しい環境に接するのは一つの手段だと思いますが、継続するのは難しいと思われます。 そこで、オススメするコツとしては、 『覚えたい対象に"興味を持つ"』ということです。 脳はこれだけでθ波をつくり出します。つまり半ば人為的にθ波を創りだす習慣にしていくということです。 同じ内容を聞いた時に、 「あ~、それ知っている。この間聞いた」とシャットダウンしてしまうのではなく、 同じ内容でも話す人による話し方の違い、切り口の違い、聞きやすさなどを感じ、常に新鮮な見方・捉え方をすることが重要になるわけです。 ですから、まずモノゴトに興味を持つこと。そのために様々な見方・捉え方をできる習慣をつけることが大切です。 年齢とともにこの部分が衰えやすくなりますので、是非とも意識してθ波をつくりだしてくださいね。