まこ「来月の香港と台湾でのファンミが正式に発表されたね」
奈々「私たちを選んでもらえて、すごく嬉しいなあ」
みき「うん、光栄だし嬉しいことだけどさ…想像しただけですごいプレッシャーで…」
奈々「大丈夫だよ。香港にも台湾にもAKBのファンの方はたくさんいるし、きっと歓迎してくれるって」
みき「いや、それはわかってるよ。そうでなくてさ…香港も台湾も…漢字ばっかじゃん!」
奈々「は?」
みき「街の看板も、テレビも新聞も本もぜ~んぶ漢字だらけなんでしょ?あれも読めない、これも読めない、知らない字ばっかでさ、ひらがなでほっとすることもできないんだよ」
まこ「なんか聞いてたら私も具合悪くなってきた」
みき「でしょー?」
まこ「…奈々、後はよろしくね」
奈々「こらこら!きっと通訳さんもいるし大丈夫だってば!それに漢字オンリーじゃないでしょ。英語だってあるだろうし」
みき「英語?ああ…さらにダメかも…」
奈々「数字だってあるし」
まこ「数字?そうか!みき!数字ならわかるかも!」
みき「そうか!じゃあ私たちは数字だけを頼りに頑張ろう!」
まこ「おおー!」
奈々「何なんだこれは」
前へ次へ