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乃木坂46愛トーク
トーク情報
  • ろしあんぶるー
    ろしあんぶるー

    ライブレポート

    ◾️高所恐怖症にめげずに最高の笑顔
    月のブランコに乗って美月が舞い降りてきた。チャンスは平等から始まる予想はしていたが、この登場は素敵すぎた。ひょっとして観客を入れたライブとしては、今日が初披露だろうか?そういう意味では、立ち会えて超ラッキー。

    ◾️オリジナルを超えられるかという命題

    歴代センターが卒業すると、当然、空いたセンターポジションを後輩が担うことになる。そこで宿命的に感じてしまうのは、後輩センターがオリジナルを超えられるのかという問題。オールドファンなら、マネキンの「僕にまかせろ」では生駒の影がちらつき、シンクロニシティのラスト振り向く表情ではまいやんの影がちらつく。
    マネキンはこれまで飛鳥がセンターを、シンクロニシティはなぜか梅が、帰り道はさくらが務める機会が多かった気がする。
    今夜のライブで感じたことは、美月はすべて先輩の楽曲を自分の色に染めて、オリジナルを上回るパフォーマンスを見せてくれたと思う。アイドルには皆、キャラがある。生駒や与田は「明るい野生児」のような元気なキャラ、まいやんは「凛とした女神」、七瀬は「儚げで繊細」、飛鳥は「毒舌クールビューティー」といったイメージか。例えば太陽ノックのような元気溌剌な曲を七瀬がフィットするかというと疑問で、生駒だから成立するという性格がある。が、今夜の美月はこれらのどの曲にもフィットさせていた。表情の作り方、醸し出す雰囲気、明るいノリノリ系からしっとり系まで見事なまでにフィットさせてみせた。これは女優歴の長さで磨いた幅の広さ、役作りの旨さなのかもしれない。天才だと唸った。

    ◾️セトリに込めたリスペクトや配慮
    シンクロニシティは美月が初めて選抜に選ばれはメモリアルな曲。I sedでは、自分に憧れて加入した賀喜とのWセンター
    逃げ水は、初めて同期の与田&桃子が選抜(しかもWセンター)に抜擢され、世代交代を強く印象づけた曲。シンクロとI seeではセンターを務めたが、逃げ水では、与田&岩本のWセンターで、美月は岩本にセンターを任せた。逃げ水でまだ美月はアンダーだった。同期の中でも最年少の岩本に後は任せたという美月なりのメッセージだったのではなかろうか?

    ◾️軍団ユニット
    寸劇コントショーかと思うほど、時間を割いていた。若様軍団へのリスペクトだろう。(若月、ヒマありそうだから、サプライズで出てこいや!)さゆりんご軍団、真夏軍団までも披露したのは美月なりの先輩へのリスペクトだろう。山下軍団は初日だけで解散か?一ノ瀬チョモランマがいい味を出していた。(お前はさくだけでなく、美月にも好き好き言って付き纏ってんのかい!w)

    ◾️一つだけ欠けたピース
    軍団ユニットにかなりの時間を割いた初日のセトリ。飛鳥のことが大好きだった美月にとっては、映像研ユニットも大切だと察する。明日のファイナルで、飛鳥に出てこいとまでは求めないが、三色パンは、梅とあと誰かと三人で披露して欲しい。SING OUTで観客のクラップを求めた時に、「あの人もやらないのが格好いいんじゃなくて、やるのが格好いいと言ってましたよね」と呼びかけたのは、飛鳥が大好きな証拠。飛鳥をいじる美月の小悪魔っぷりをもう一度見たい。美月がメンバーに向けてサプライズで書いた手紙、「乃木坂46を守り続けてね」という文面は、一年前に同じ東京ドームで「乃木坂をよろしくね」と涙ながらに言い残した飛鳥へのオマージュと読み取った。

    ◾️泣かせてくれよ
    なんだか吉本坂みたいな小見出しになってしまったが、明日は泣かせてほしい。美月の涙が見たい。Wアンコールで、おそらく卒業ソロを歌いあげてフィナーレになるんじゃないかと勝手に予想している。

    ◾️最後に謝りたい
    3期生のお見立て会@武道館で、初めて見たときは、与田の「ちっちゃいけど色気はあるとよ」の一撃にハートを撃ち抜かれ、ランダム握手券でたまちゃんの番号カードを持っていた私は、30人以上に声をかけまくり、与田の番号とトレードしてもらい
    、色気はあるとよ〜をリクエスト。素直に応じてくれた彼女に、「この子は将来の乃木坂を背負って立つ逸材だ」と直感した。
    その直感はすぐに逃げ水で実現することになった訳だが、美月のことは「綺麗な子だな」とは感じたが、まさかここまであざと可愛く成長するとは予想できず。握手会で美月に「いくちゃんの若い頃みたいな美少女だね」と言った私に、美月は首を振りながら「いやいや、そんなことないです」と謙虚な対応。数々のドラマやバラエティで経験を積み、よくぞここまでグループを牽引してくれた。感謝しかない。最初から光る原石だった美月に気付けなくてごめんなさい。美月なら卒業してどこの世界に飛び立っても大丈夫!風のように思うままに輝き続けてほしい。