#まなもの本棚
愛萌です。
朝比奈あすか さんの『自画像』の帯、以前けやき坂46だった頃にもやらせていただいたのですが、この度お写真を新しくしてまたやらせていただきました!
ブログで紹介したことをきっかけにこうして今でもご縁が繋がっているというのはとても嬉しいです。
『自画像』は今でも何度か読み返すのですが、読むたびに「読んでよかったな」と思います。
みなさまもぜひ、書店さんで探してみてくださいね。
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ちなみに。
この写真、もし見覚えがある方がいらっしゃいましたら、ふふっと思ってください。少し前のものですが。
撮ってくれた子に連絡したら「嬉しい」と言ってくれました。
ありがとうね。
#朝比奈あすか さん
#自画像
#双葉社
#双葉文庫
#まなもの本棚
愛萌です。
鈴木絢音さんの『言葉の海をさまよう』をよみました。
私は、国語辞典は旺文社さんの第十版の小型版(ピンクの方)と14年の付き合いです。小学生の頃にたしかクラスで全員で揃えた気がします。(小学校だったか、塾だったかは覚えていません。どっちでした???)全員同じの持っていると、先生が何ページって言ったらすぐに見つけられるから。
電子辞書を信用していない訳ではないけれど、資料を作るときは紙の方が参考文献に書きやすいので紙派です。資料で使うときは、複数辞書(出版社違いで3〜5つ以上が望ましい。余力があれば、版違いでもひきたい)で引く必要があるので、電子だと効率が悪いのもありますけれど。
調べてみたら、三省堂国語辞典さん、大きい活字のものもあるんですね〜!!!大活字本関連は大学在学中に少し勉強したので、嬉しくなりました。
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私にとって辞書はなくてはならない存在なのに、そのものについてあまり興味を持ったことがなかったので、この本を読んで辞書について知ることができて、良かったと思います。
「校正者」の方のお話が特に好きです。私は校正にとても向いていない人間だと思っているので、興味深いなと。ちなみに『角川新字源 改訂新版』は歌の訳をする時にも使用しました。歌は万葉仮名なので現代の漢字の意味はあまり使わないですが、いつも調べます。
今うちにいる子はそのままに、最近の新しい国語辞典も買おうかな。日国欲しいんですけど多分買ったら怒られるので、1冊にまとまっているものを。
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ちなみに私は横よりも縦の方が早く読めるタイプ(右上から左下のななめ読みが出来ます。それしかできません)なので、辞書は縦書きのものを是非とも一生残しておいて欲しいです。ふふ。
#言葉の海をさまよう
#まなもの本棚
#幻スタグラム
私が愛してやまないジェイン・オースティンの『高慢と偏見』それが、なんと「恋愛小説の世界 名作ブックコレクション」のシリーズの第一号に選ばれていて、私はもう嬉しくて嬉しくて。あまりにも嬉しくて、慌てて本屋さんに買いに行き、そして2号から定期購読をはじめました。*装丁がすごく凝ってあって可愛くて、タイトルが英語で書かれているのが洋書風で、机の上に無造作に置かれていても、何冊か積んであってもお洒落に見えそうで、本棚に本を入れるのが難しい皆さま(というか私)にもぴったりです!ハードカバーの大きめ単行本サイズなので、ずっしりとした重厚感と高級感があってみているだけでテンション上がります!しかも開きやすいので、見開きでバーっと読めちゃうので、本読むのが苦手だよーって方でも結構早く読めてしまうのではないでしょうか!ちなみにこれはⅠなので、続きが出て並べるのが楽しみです〜❤︎*ちなみに、訳しているのは#岡部由梨江 さんです。*#高慢と偏見 #恋愛小説の世界 #まなもの本棚
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高瀬隼子さんの『犬のかたちをしているもの』を読みました。
高瀬隼子さんといえば、『おいしいごはんが食べられますように』(#講談社 さん)(写真2枚目)で芥川賞をとられた方!今話題ですので、気になっている方も多いのではないかなぁ。こちらの本、ブックジャケットも表紙も可愛いし、内容も不穏で安穏なざわめく感じが面白かったです。(伝わるのかなぁ)
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感想を言うのが少し難しい作品でした。
子どもを授かるということ
産むということ
それらは少し似ていて、同じだと混同しそうになるけれど、全然違う経験なのだなぁと思いました。
薫もミナシロさんも郁也も、きっと誰も分かり合えない世界があって、それは仕方のないことなのだろうなと思いました。誰だって、自分以外の生き方も思考もできないから、身勝手に想像して、身勝手に生きていくしか無いのかなぁと思いました。
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#奥泉光 さんの解説で、印象に残った文章があります。
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「ちなみにいえば、郁也にしろミナシロにしろ、彼らが視点人物となってその内面がリアリズムの手法で描かれるなら、決して奇矯な人物ではなくなるだろう。逆に、たとえばミナシロの視点から見られるなら、「わたし」はかなり変な女として現れることになるだろう。人間にとって他者とはいつでも謎なのである。」(P150,L5〜8)
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私は「よく変わっているね」と言われるけれど(それ自体は嫌ではないし、褒め言葉として受け取っております)、私からしたらみんなの方がずっと変だなぁと思うので、まぁそんなものなんだろうなとしっくりきました。
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#高瀬隼子
#犬のかたちをしているもの
#集英社文庫
#まなもの本棚
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古川日出男さんの『平家物語 犬王の巻』(河出文庫)を読みました。
アニメ映画化もされていた作品で、普通のブックジャケット(2枚目)の上からフルサイズのアニメイラストのカバーが掛かっておりました。個人的にはタイトルのフォントが好きです。
やはり平家物語とついているだけあって、テンポが良く、リズミカルにするすると頭に入ってきます。私は平家物語にそんなに詳しくないんですけど、それでも楽しめる作品でした!でも詳しいともっと楽しめるのかなぁと思うなど……
内容は「犬王」と「友魚」それか「友一」もしくは「友有」の物語。やっぱり「犬王」と「イオノトモナ」の物語。
名前というものについて最近考えることがありまして。
名前は存在を表すものだけど、名が変わっても存在は変わらない。変わるのは受け手なのではないか。しかしやっぱり名前によって意識など変わるものもあるのだろうか。
なんてぽやぽや考えていたのですが、ここでも名前というものについて考える機会を得ることができまして、つくづく運が良いなぁと思っております。
閑話休題。
全て語り調によって描かれている物語なので、音読してみても面白いなと思います。内容もポップめで、文章や単語自体もそんなに難しくないので中高生とかにもおすすめです。個人的には平家物語を知る前に読んで、平家物語を知ってもう一度読んでみてほしいなと思います。何も知らない時に、シンプルに文章だけを楽しんで読めるのって貴重だと思うので。
ちなみに私は大体40〜45分くらいで読み終えたと思います。2回に分けて読んだので曖昧ですが。
#平家物語犬王の巻
#犬王
#古川日出男
#河出文庫
#まなもの本棚
自分も昔から読書が好きだからということもあるが、最近あまりに宮田愛萌先生に影響されすぎて、自宅にある本が徐々に #まなもの本棚 と化し始めている。 笑
そんな中、7月末に #manamogram で紹介されていたのを見てずっと気になっていたものの買えていなかった本を、ようやく今週買うことができた。
それが、青弓社さんから出版されている『アイドルについて葛藤しながら考えてみた』という書籍。
アイドルと“推し活”を通して、現代社会に根深く存在する問題についても取り上げられている一冊。
(ハロプロのお話も出てくるので、某ハロプロ推しの方にもおすすめしておきます)
自分も早速読み始め、現状で約1/3ほどを読み終えたところであるが、既に色々なことを考えさせられている。
それこそ数ヶ月前に、ガチヤン氏が『推し活の定義』とは?という話をしていたが、推し活以前に『アイドル』の定義そのものすら、こんなにもあやふやなものなのか...と感じた。
そして、とてつもなく危ういバランスが、本当にギリギリの状態で保たれているんだな...と。
坂道やハロプロなどに関わらず、アイドルのファンをやっている方には、ぜひとも手に取ってほしいと思う。
(#manamogram 愛萌先生からの紹介は↓こちらから)
https://www.instagram.com/p/CgiSVi7B4F2/
今日はゆっくり読書の日です。凪良ゆうさんの『汝、星のごとく』を読みました。これは、暁海と櫂の2人の視点で交互に描かれる物語です。大人にならなければならなかった子どもであった2人が、本当の大人になっていくところが、ひどく哀しかったです。好きな言葉があります。「求め続けたもののいくつかを手に入れて、いくつかを永遠に失った。後悔はしていない。全てが必要な遠回りだった」(P341.L14-15)この、「後悔はしていない」という言葉に、暁海が大人になり、強さを手に入れたことが表れているような気がして、すごく羨ましくなりました。私も遠回りしてでも、何かを失うかもしれないけれど、いくつかの欲しいものを手に入れ、そして後悔しないように生きたいと思いました。そして、私にとってその「欲しいもの」が何かを明確にしなきゃなぁ、と思いました。#汝星のごとく #凪良ゆう #まなもの本棚
本日もミーグリでした。
ミーグリがはじまる前に、島本理生さんの『大きな熊が来る前におやすみ』を読了。
島本さんの柔らかな文章で描かれる鋭い内容に、とてもドキドキしました。
人と人との関係性は、心地よいだけではなくて、時にごわごわとした心地になりながらもつくっていくしかないのだなと思いました。人と生きていくのは難しいのだなぁと。
※猫への虐待描写が少し出てきます。本当に少しですが、物語の核でもあるので、苦手な方はお気をつけ下さい。
今日で美穂が本当の本当に卒業。
寂しいけれど、また。
私たち、今になって仲がどんどん良くなっている。これからもっと仲良くなれたらいいね。
大好きだよ。
#大きな熊が来る前におやすみ
#島本理生
#新潮文庫
#まなもの本棚
📚もしかしたら知らない方がいるかもしれないので一応はじめに言っておきますと、私は日向坂46というグループに所属するアイドルです。だからどうしても、この本を読むうえでは現役のアイドルとしての視点も入ってきてしまいました。だからこれはアイドル宮田愛萌としての現時点での感想なのです。私はこの本を読んで、アイドルという存在の曖昧さにくらくらとしました。多分、アイドルと呼ばれる人にとって「アイドルとは」という問いの答えは全員違うと思う。ただの職業、とまではいかないまでも、「仕事」と割り切る人もいるだろうし、「人生である」という人だっているだろう。私はアイドルである以前に、アイドルに幻想を抱くタイプのファンであったので、個人的には「人生」であってほしいと思っていたし、私はアイドルを「人生」だと言えるように日々“アイドル”していた。そんなのは個人の自由であって、アイドルの在り方がどんどん変化してきている現在においては少し古いのかもしれない。なんてことを思いはじめていた私にとって、すごく興味深い本で、色々と考えなければならないなぁという風にも思わせてくれました。第8章にて、『少女☆歌劇レヴュースタァライト 』から観客と「舞台少女」の関係性にて語られていましたが、これがすごく面白かったです。(ちなみに私はこの物語がすごく好きで、推しは純那ちゃん)特に私たちが普段意識している、おひさま(日向坂46のファンの総称)と共にライブをつくり上げるということが、そのまま書かれているように思いました。それに、私たちアイドルはファンの皆さんがいないと存在することができないと私は考えているのです。もし誰も観ていないところで歌ったり踊ったりしてきらめきを放ったところで、受け手(観客)がいなければ、そのきらめきは本当に存在しているのか曖昧なものになってしまうのでは?つまり、誰かにきらめきを受け取ってもらう(観てもらう)ことにより、アイドルという存在は成立するのではないのでしょうか?しかし、私は考えるのです。今誰にも観られずに部屋で1人こうして文字を書き綴る私は、アイドルなのでしょうか?この文章を誰かが読んだときに初めて、その時(今は今なんだけど)の私がアイドルであると証明されるのではないのでしょうか?アイドルについて考えることは、ひどく難しいことだと思います。だからこそ、こうして論じられるのだし、それを読むのが面白いのではないのかな、ということをこの文章の結論にしようと思います。まぁ、とりあえず、アイドルが好きな人は読んでみたら面白いよってことでした。ふふ。ちなみに。第1章で、私のブログが引用されていたのにはびっくりしました。注釈にブログのタイトルが書かれているのを見て、もう少しお洒落なタイトルにすればよかったなと心から後悔しております。ふわふわとしたタイトルの方がブログを読んでもらえるのではないかと考えて付けたタイトルであったけれど、こうして真面目に表記されると恥ずかしいのです。気になって下さった方は是非、ブログをお読みください。「昨日の夜ぷりん買ってあげました」#アイドルについて葛藤しながら考えてみた #青弓社 #まなもの本棚
ミーグリがありました。
きてくださった方々ありがとうございました。
今回の髪型のテーマは、「デートのあざと女子❤︎」だそうです。ちなみにポイントは“あざとおくれ毛”だとか。
いつも髪型とメイクはメイクさんにお任せしているのですが、すごく素敵に仕上げてくださるので私はいつも安心して「今日もお任せでお願いします」ということができます。いつもありがとうございます。(しかも今回写真も撮って下さいました)(LOVE)
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今回のミーグリのお供は角川文庫さんから出版されている『銀河鉄道の夜』です。以前読んだのは、岩波文庫さんのものでした。
次は新潮文庫さんのものも欲しいなぁと思います。
ブックジャケットが違うだけでまた違う気分にさせていただけるのは幸せなことです。
ちなみに私の大学の友人は宮沢賢治のことを“ザワケン”と呼んでいたらしいのですが、みなさんはなんて呼んでいますか?
私は最近“賢治”呼びがブームです。
#銀河鉄道の夜
#宮沢賢治
#角川文庫
#カドブン夏フェア2022
#まなもの本棚
私がいちばん大好きな本。
江國香織さんの『流しのしたの骨』(新潮文庫)です。
柔らかな空気が流れている小説で、主人公こと子の平らかな心がとても羨ましくなります。
何度読み返しても初めて読んだ時に感じた「あぁ、読んでよかったな」という気持ちにさせてくれる大切な本です。
もう読みすぎてぼろぼろになっていますが、私が繰り返し読んできた証と思って、全てを含めて宝物です。
単行本版の『流しのしたの骨』も欲しいのですがなかなか見つからず。
諦めずに探して参ります。
#読書 #本棚
#江國香織 さん
#新潮文庫 さん
#まなもの本棚