#第2話
本日、オールドルーキー第2話⚽️
新町さんがビクトリーの一員になりました。
社長の言うワンポイントリリーフから抜け出せるんでしょうか、、😳!
今夜21時!ぜひご覧ください!
#オールドルーキー
#第2話
②『第2話』
「極道なりたガール」
「ヒーロー少女可憐Flower」
10月に大阪チャンネル公式YouTubeにて生配信決定!
※「ヒーロー少女可憐Flower」第2話
10月13日(日) 21:00~22:00
※「極道なりたガール」第2話
10月下旬 予定。
#第2話
* あらすじ *
ドラマ『獣になれない私たち』
今夜の第2話の見どころは...💭
すべての仕事を一人でこなしていることに業を煮やした晶は、社長の九十九に業務分担の改善要求書を突き付ける💦
一方、恒星は初対面の会社社長・勝俣(八嶋智人さん)から、
粉飾した税務申告書類に担当税理士として判を押してくれと頼まれる。
その晩、5tapで出くわした晶と恒星🍻
「呉羽は恋に落ちた瞬間、鐘の音が聴こえるらしい」と話す恒星✧*。
一目惚れをしたことがない晶は、
どんな音かと首をかしげる
わからないのは恒星も同じだった。
翌朝、有給休暇中の晶は松任谷の電話で起こされる🏠
上野が大事な契約書を持ったまま会社を無断欠勤しているというのだ...。
晶は急遽、上野のアパートを訪ねることにそこで晶は上野から、思わぬ話を持ちかけられ…💦
今夜10時の放送をお楽しみに〜!
『獣になれない私たち』
公式LINEより
#獣になれない私たち
#けもなれ
#第2話
#あともう少し
新垣結衣
第2話
『ふざけてないで早く行ってください』
彼女は言った。
???
どこへ?と訊こうと声を出す前に支えられている腕から天井方向へと放り投げられていた。
『わーっ!』
女の腕とは思えぬ力で投げ上げられる。目前に迫る天井!
と、天井に貼られたクロスの目が確認できるまで近づき辺りはいきなり暗転した。
投げ上げられたはずが、そのまま落下していることに気づいた。
どこまでも落ち続ける。
もう何が何だか分からないが、かなりの時間落ち続けたので返って冷静になってきた。
夢か?夢なのか?
どれくらい落ちたのだろうか、辺りは薄明かりにつつまれ、やがて浮遊感もなくなり、気づくと私は荒野に一人佇んでいた。
どうしよう、また変な夢の中に迷い込んだ?
そう、私はよく夢を見る。それは夢とも思えないような現実感というか、質量のようなものを持ち夢であることを全く感じさせない世界なのだ。
ただしその環境は現実ではあり得ない場所が多い。
今日みたいな荒涼とした岩場はまだ理解できるが、宇宙空間やそこに浮かぶ要塞、時代劇のような城の中、未来都市、重力の薄い森の中などということもある。
ほぼ毎晩違う時空に放り出される。
大抵そこには見知らぬ、しかし仲間という設定の人々が15〜30人ほどいる。時々は現実の友人知人も登場するが、その割合はかなり低い。
彼らを私は『夢の住人』と呼び、睦まじく付き合う。
そして環境は違っていてもいつもその仲間と何かを構築しているのだ。
システムだったり建築物だったり、何かわからない物を造っていることもある。
それはそれで面白いのだが、いつも何を造っているのかわからない。そしてそれは大抵楽なシナリオではないのだ。
あれこれ体を使わされたり、追いかけられたり、考えさせられたり。
そして冒険を経て目覚めた時はそこそこ疲れているのだ。
今朝も未来都市の大学の研究所のようなところで何かの実験をしている夢の途中で目覚めたのだ。
そう、目覚めたのだ。。。
なのにそこには現実にはあり得ないものがいた。
私そっくりの人。人?
人にしては生々しさが全くなかったけど。
瞳に輝きが無いというか….体温も低そう。
顔かたちを私そっくりに造ったのに魂を入れ損ねた私のバッタもん。そんな感じ。
まぁ力は強かったけど。
あれも夢かなぁ。
と、目の前にそれが現れた。
『わあっ!』
あまりに目の前に現れたので驚いて尻餅をつく。
『私はあなたが寝てる時にあなたの代わりに生きるために来ました。』
『はぁ?』
『これから全ての次元、全てのパラレルワールド、全ての時空で大規模な変容が始まります。グズグズしてはいられないのです。平和で愛と幸せに満ちた世界を一斉に作り上げなければならないのです。あなたの世界からはあなたが選ばれました。』
『はあ?』
『あなたが聞こうと思えばユニバースの声が聞こえるはずです。けれどずっと招集をかけていたのにあなたはなかなか覚醒しなかったので私が遣わされたのです。』
なんだか夢にしては壮大な話になってきた。
『もうここでの役目を持った人々は集まり始めています。今回は私が歩きながらご説明します』
よく見ると私のバッタもの….いや、アバターとでもいうのか?
はかなりぞんざいなつくりをしていた。
眉毛はあるのにまつ毛がない。いや、その前に瞳孔がない、無いというか黒目はただの黒い円でしかないのだ。
爪の質感も皮膚のままで….生物としてはかなり気持ち悪いぞ?
美少女とは言わないけれど、仮に私を名乗るならもっと正確に似せてくれや。
いや、そういうことじゃ無いのか?
なんだか変な夢だ。
そいつはくるりと踵を返すと私に背を向けスタスタと歩き始めた。
『ちょっと待ってよ』
私も後に続く。
こんな荒野じゃ他に頼るものもない。
あれ?彼女の後ろ姿の後頭部、斜め45度ほど頭上に何か浮いてる。
風船より小さいが、動く彼女に合わせてふわふわと糸でも付いているかのように黒い点がくっついていく。
そっと近づきその黒いものをエイっと掴もうとしたが、気配を感知して素早く振り返った彼女について向こう側へ回ってしまった。
『何してるんですっ』
『あ、いや、何かついてたから』
『これはあなたと私を識別する大切なものです。むやみに触らないでくださいっ』
あ、なんか彼女もこれがついてるの、やなんだ!
そか、ダッシュなんだ(≧∇≦)
私のバッタものにはダッシュが〜って、そんなのつけなくてもわかるでしょうが!!
再び歩き出した彼女の後をついて歩いていく。
こんな荒野で何を目印に歩いているんだろう。
時々ダッシュにちょっかい出しては嫌な顔をされつつ、私たちはしばらく歩いた。
#つづく
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