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石井亮輔
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Ωさんへのメッセージ、音楽だけでなくもう遅いかもしれないという夢や志に取り組もうか悩んでいる人への力強いメッセージだと感じました。 石井さんは作曲家という認識を持たれている立場の人だと思います。けれど作曲も音楽も人に何かを伝える、メッセージする行為。そういう原点を石井さんの言葉からは感じるのです。 そして、再びバンドを始めるつもりであるという意気込みも素敵でした。

ミュージシャンで成功しない僕は「負け犬」だったんです。 当時の僕は、ただ「他人にはなくて自分にしかないもの」それだけを探していました。その考えは全くの無駄で完全な不正解だったわけではないんですが、強いて言うなら100点満点中の10点でした。 12年間続けて何の結果も出せなかった自分を疑ったのが転機でした。「やばいぞ。このままだと俺はただの負け犬だぞ。」と思い込むようにしたんです。すると、途端に初めて「人が求めているもの」を考えるようになりました。 「人が求めているもの」を考えるようになってからは早かったです。そこで初めて、『人が求めているものの中で、他人にはなくて自分にしかないもの』を探したんです。その結果、僕にやれること、と言うよりは、器用じゃない自分に残された選択肢はたったの一つしかなかったんです。それはなんと、それまでの「やりたいこと」とは真逆の『絶対にやりたくないこと』と思っていたものだったりしたんですが、僕にはそれしかありませんでしたし、初めてのチャンスだと感じて馬鹿になれました。 そんな風に、『オリジナリティ』の意味を履き違えていた負け犬が、初めてその意味を考えるようになったのが僕にとっての一つの「運」だったと思っています。それは2011年の春、いろんなことが起こったときでしたし、出会いもありましたので。 僕にとっての『オリジナリティ』とは「他人にはなくて自分にしかないもの」ではなくて、『人が求めているものの中で、他人にはなくて自分にしかないもの』だったんです。ですから、必然的に「結果」だけが全てになりましたし、だからこそ非常に苦しいです。 でも、一度本気で負けを認めることができた奴は知っているんです。「苦しまないで勝てっこない」「勝つまでやめなければいい」と。ただし、「勝負する前から負けたときのことを考えないこと」「必ずこの先で勝ったときの自分をイメージしていること」が大前提ですが。 と、そんなこと言っておいて、たまに抜け殻状態の薄っぺらい自分が出てきてしまう、そんな自分が嫌になるときもあります…。まだまだなんですね。

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石井亮輔のトーク
トーク情報
  • 石井亮輔
    石井亮輔
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    ゴールドリボンウオーキング 2021🎗
    ~小児がんの子どもたちにエールを!~

    5月29日13時から
    J-WAVEのYouTubeチャンネルにて生配信!
    https://youtu.be/USYX-R1uXr4

    チャリティー応援歌「WE ARE ONE」の作詞、作曲、プロデュースで僕も参加しています。

    ゲストアーティストとして、山本彩さんがスペシャルライブを披露してくださることも決定しました。
    お楽しみに!

  • 石井亮輔
    石井亮輔
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    「パパあげる」
    ってもらった手紙 by 長女👩🏻
    名前がおしい(笑)
    でも気持ちがうれしいよ🥲🥲🥲

  • 石井亮輔
    石井亮輔石井亮輔
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    ちょっとした腫瘍が僕の体の一部に発見されてしまいました。10万人のうちの1人に発生するといわれている稀なものだそうです。その10万分の1の代表選手に選ばれてしまうなんて、強運過ぎて困ってしまいます(笑)「なぜ俺なんだ!」と神様を恨むのか?「こんな経験、滅多に出来ないことだぜ!」と親指を立てるのか?すべては自分次第です。今日から入院、手術は明日という流れで人生最大の決戦を迎えようとしています。パソコンは持って来たし、仕事もいつも通り出来ます。今を生き、今・今・今を生き続けてみせます!今日は病室にて、いい曲が書けそうです。